デパートにて…
大変自己紹介がおくれてしまいました。YONEXです。まだまだ未熟者ですがどうぞ読んでやってください。意見、感想などあればよろしくお願いします。
僕は母、兄、と買い物に向かった。電車に乗り、30分。僕の家には車がないのだ。
だからとおくに出かける時はいつもレンタカーか電車だ。
まったく不便だよなぁ。
そんな事を思っている内にデパートについた。この辺りは結構人通りも多いし賑わってる。
僕たちは人ごみをかき分けてなんとかデパートに入った。
「さ、恵一。早速服買いに行きましょう。」
そういうと母は僕の手を引いて行こうとする。
「おい母さん。俺はどうすればいいんだよ!?」
兄が母に尋ねる。
「あんたはその辺で適当に時間つぶしなさい。終わったら連絡するから。」
兄さんは渋々どこかへ行ってしまった。
兄さんかわいそう。お母さん勝手だよなぁ。
僕は服屋やもちろんランジェリーショップも入った。店員さんに色々はかってもらった。
もう顔から火がでるほど恥ずかしかったよ。
因みにCカップだった。
そんなこんなで一時間弱。買い物がおわった。お母さんの趣味で可愛い服ばかり選ばれてしまった。
はぁ、明日からこれ着るのかぁ。憂鬱だな。
兄さんがちょうど来た。
プルルル。
ん?電話が鳴ってる。
「ちょっと電話してくるからね。」
お母さんの携帯だ。
そうすると兄さんも
「俺もトイレ行ってくるわ。」
といって行ってしまった。僕はベンチに腰掛けて待ってることにした。
そうすると二人の男が
「君一人?可愛いねぇ。俺達とお茶しようよ。おごるよ?」
といってきた。
うわぁ。今時ナンパ!?
と思いながらも口にすることは出来ず、
「ごめんなさい、人を待ってるんです。」
僕は淡々とそう言った。
「いいじゃん、少しだけだから」
と手首を掴んできた。
「や、やめてください。」
力では敵うはずもなく、少し怖くなり、どうしよう、と思っていると兄さんがトイレから帰ってきた。
「やめろって。今時そんなナンパの仕方ないぜ。これ以上しつこいんなら警察よぶぜ。」
男達も警察という単語がでてきて焦ったのか、諦めて帰っていった。
ふう、助かったぁ。
「大丈夫か?悪い、一人にさせちまって。」
「ううん、大丈夫だよ。少し怖かったけど…」
「そうか。このこと母さんには内緒な。心配するから」
そう兄さんと話していると母さんが電話を終えて帰ってきた。
「ごめん。母さん急に用事が入っちゃった。わるいけどあんたたち二人で帰ってね。」
そう言いのこすとさっさと走って行ってしまった。
仕方なく僕は兄さんと二人で帰る事となった。