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クソヒロインに花束(イバラ)を♪4

連載にしたら良かったかな?



守護様の光に護られ、徐々にその身体から黒い靄が滲み出して行くアクアライン様



ソール・ライトニング様に剣を向けられ、尻餅をついております3バカ・・・




そして、私の出しましたイバラに絡め込まれております

ブショネ男爵令嬢(クソビッチ)




・・・なかなか凄い光景ですわね



ふと気付きますとグレイッシュ様が、アクアライン様から出て参ります謎の黒い靄を空間魔法を使い、集めて解析をしております。


さすが【魔法の申し子】です!


初めて出会いました時に8才にしてスラム街で、同じ境遇の子供をその魔法を使い守って来ただけは有ります。




・・・あれは・・・私とアクアライン様が6才の頃でしたかしら?

こっそり王城を抜け出しまして、お忍びデート(買い食い)をしておりましたところ、金持ちの子弟に見えたのでしょか・・・変装をしておりましたので、まさか王族と高位貴族とは思ってはいなかったと思いますが(笑)


うっかりスラムの破落戸に捕まってしまいまして


私もアクアライン様も、ちょっと油断しておりまして(決して買った肉串が美味しくて、辺りの警戒を忘れてしまいました訳ではありませんわ・・・)


私達だけでしたら簡単に脱け出せるのですが、何人もの同年代の子供達が同じく捕まっております。


これはどういたしましょう?


と思っておりましたら


妹分を助けにきた、グレイッシュ様が単身誘拐犯を

見たことの無い魔法で、バッタバッタと

それは見事に倒して行くのではないでしょうか!!


次いでに助けられました、私とアクアライン様が魔法について尋ねますと


自己流との事でした。


もしかしたら転生者?


と思いまして、日本語で話かけましたがキョトンとしておりまして、違ったようです。


その後アクアライン様に口説かれまして、立派にアクアライン様の側近として使えております。



あっ、因みに妹分も大変優秀でしたのでお話のもと、私の侍女としてそちらにおります♪


私達の婚姻と同じくして、籍を入れるそうです。


ひっそりと身内だけで、式を挙げようとしているみたいですが、子分(元スラムの子供達)から情報が上がってます!


本当楽しみですわ♪


私達の二次会は、合同結婚式をサプライズです!



などと思っておりましたら、私のイバラに締め上げられておりますブショネ男爵令嬢(クソビッチ)


イバラが痛く無いのでしょうか、ニヤニヤ笑いながら


「え~何そのイケメン達♪

そんなの攻略対象に居ないじゃん!

隠しキャラ?

皇太子の他に隠しキャラいたっけ?

まっいっか♪


えっとぉ



きゃあ♪

助けてぇ~、リュミねぇ~

オディール様に虐められたのぉ~いたいわぁ~」



とビッチが逃げ出さない様に、イバラの側におりましたアーク・ベネディクト様に訴えかけますが、


「喋るな!この邪妖精使いが!!」




邪妖精ですの?



精霊とは違い、人の欲望に引かれ邪な者の力に成ると言う悪しきモノ・・・



「邪妖精を使い殿下の守護様を閉じ込め、尚且つ殿下に魅了魔法を使い謀反を起こさせ様などと、赦すことなど出来ません!!!」



ベネディクト侯爵家次男

アーク・ベネディクト様は、本当に珍しく光と闇の2つの精霊が守護としてついております。


本来ならば神殿で、王家に忠誠を誓う時に付くはずの精霊が、アーク様が10才の時にアクアライン様に会った瞬間!

祝福の光と共に、沸き上がる闇がアーク様を包みこみ、

光と闇が絡まり・・・二体の精霊が守護となったのです。

一人に精霊が二体、しかも神殿以外の場所でなど前列が無く、そのままならば神殿にて保護をし、神官の道(間違いなく神官長ですね)を進んでいるのでしょうがアーク様は


「この身、この力

その全てはアクアライン殿下の為に・・・

光と闇、人は光だけでは無く闇も必要です。

この国を護る力の一つとして、どうか側に使えることをお許し下さい」


と言って、押し掛け従者になったのですが


その力(凄いです!悪意あるもの察知するんです!?)

を認められ、アクアライン様の側近としてここにおります。



「はぁ邪妖精?

何いってんの?そんなのアタシが知るわけ無いじゃん


そんなことより


早くぅ~、イバラが刺さって痛いのぉ~

助けてくれたら、リュミがぁ何でもしてア・ゲ・ル♥️」



イバラに拘束去れているのにも拘わらず、媚びを打ってくるふざけた状態のビッチに、光で出来た鳥籠を見せつけています。



籠の中には小さな妖精が、必死で脱け出そうと暴れております。


「あー、ルー!

何してんの、ちゃんと邪魔なの押さえといてくれないと、悪役令嬢の断罪ショーが進まないじゃん!

これ終わんないと、隠れキャラのシルフィエール王子出てこないんだから!」



シルフィエール王子?


何方でしょうか?




シルフィールド皇太子殿下と名前が似ておりますが、まさか自国の次期国王の名前を間違える訳ありませんよね?



チラリと目を向けますと、駆けつけた護衛に3バカを引き渡し、黒い靄が出切り座り込んでおりますアクアライン様をグレイッシュ様に託し、ゆっくりこちらに歩いて参りますソール・ライトニング様の姿が・・・




バチバチと、ソール様を包む怒りのオーラが見えますわ





・・・ブショネ男爵令嬢(クソビッチ)様・・・





貴方下手をしますと・・・欠片も残さず消されますよ






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