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第23話 兎の狂った愛の歌

今回はちょっと番外編っぽいです。


 小説というより詩っぽい、かな?読み飛ばしてもなんら問題は無いと思われます。

 白兎視点だし、大分白兎さんがキチガイになっています。書いてて楽しかったけどホントにこういう人いたらヤバいZE!!


 それでもOK!!というチャレンジャーな人はどうぞ。

ぱたり、アリスが床に倒れた。


 すぐさま抱き上げてベッドに寝かせる。ああ、僕の可愛いアリス。


ふんわりと柔らかくて軽い体を抱き上げるのは簡単なことだった。


「ビル、今日はもう帰っていいですよ。アリスに女王の許可無しに勝手に事実を教えようとしたことは気になりますが、まぁ良いでしょう。」

「は、はいっす!!じゃあ帰るっす〜!!」


ぱたぱた。ビルが城の廊下を駆けて行く音が聞こえた。



 アリスはもう、安らかな寝息を立てている。胸が呼吸に合わせて上下して。


柔らかに広がる長い黒髪は、蒼い月明かりを反射している。さらさらと美しい髪。

 白い肌、華奢な体。ああ、どうしてこんなにも愛しい?


本当は近くに居るだけじゃあ満足出来ない。ずっと抱き締めて、ずっと愛して欲しい。

 そう思って、いつも狂ってしまいそう。


 いや、もう狂っているのかも。人を愛することは、狂うことと同じ。


三月兎、恋を求めて発情する。愛を求めて発情する。

 その姿が狂って見えるのならば、僕もきっと狂って見えるに違いない。狂っているに違いない。



 彼女の笑顔、彼女の髪、彼女の手足、彼女の歌声―――――…。


全部自分の物にして、独占してしまいたい。

 他の人に、その甘やかな笑顔を向けないで。他の人に、その美しい声を聞かせないで。


僕以外の人と関わらないで。もっと狂ってしまいそう。


 嗚呼、愛しいアリス、アリス、アリス!!


貴女が欲しくてたまらない!!



 僕だけを見て。この国の女王なんて関係無い。僕より狂ったあの女王なんて!!

君が僕を心底愛してくれれば、僕も君を愛するから!




夕暮れ時に居なくなったりしないで。真っ赤な綺麗な夕暮れに。

 そんな時に居なくなられたら、僕はもっと夕焼けが嫌いになる、怖くなる。




 だって、林檎の香りの、僕等が最も敬愛するべきアリスは、夕焼けの時に―――――――。


「白兎、私はどうして不思議の国に行けないのかしら?」


哀しそうに呟いて。嗚呼、一番愛しいアリス。


 僕は案内人なのに、アリスを不思議の国に導くべき役目なのに、彼女だけは導けなかった。


嗚呼、そして、二番目に愛しいアリス。君はどうして逃げた?あんなに愛してあげたのに。


 貴女が逃げたから、別のアリスを探さなくちゃいけなかった。

僕等の愛の矛先が、居なくなったんだ。それがどんなに辛い事か、愛されてばかりいた貴女にわかる?


 別のアリスを捕まえて。

僕の時計は鳴り出すよ。チクタクチクタク。綺麗な音。

 金色の時計。懐中時計。アリスが居なくなった途端、時計は止まるけれど。


今までの何人ものアリス達。みんな愛しくてたまらないよ。

 なのにどうしてみんな、帰りたいなんて言うの?


愛される事は幸せじゃないの?なのにどうして幸せから逃げ出したがるの?


 逃げ出そうとしたアリスが悪いんだ。帰りたがるアリスが悪いんだ。


狂っていても良い。アリスさえ愛せれば。アリスに愛して貰えれば!!








 だから。


愛してあげるから。


 君は居なくなったりしないよね?アリス。





「結局アンタ達は、アリスっていう肩書きに恋してるだけじゃない!!」


そう言っていたのは、どのアリス?嗚呼、でもやっぱり愛しいアリス。

 肩書きに恋した?それでも良いじゃない?愛して貰えるなら。


だって、アリスを想う、狂おしい程のこの気持ちに嘘偽りは無いんだから。


 








アリス、アリス、アリス!!



 嗚呼、愛しくてたまらない。






チクタクチクタク、時計は鳴る。

 嗚呼、願わくば、この時計の音よ、永遠に続いて。



ハーイハイハイ!!白兎さん、病んでるね!!

 次回は利出さん視点に戻ると思いまよ☆


では、もう毎回恒例、最早イベント!?コメント返信〜☆


ではまず!佳月様から!!

 チェシャ猫さん、ビルさん、利出さんからのお言葉です。どうぞ。

猫「あのさ、佳月さんも俺の出番少ないって言ってるし出番増やしてよ。」

利「っていうか、私の部屋、盗聴されてるって…うん。その可能性あるかも…。あ、応援してくれて有難う!!頑張るよ!私。」

ビ「こんな俺に同情してくれる人がいる・・・うわーん!!感動っすーー!!」


はい、なんか騒がしくてすいません。っていうかチェシャ猫私も好きなんだけど、ほんと出番少ないね!!あー、なんとかしなくっちゃ。


ではでは、お次はアイリス・ローズ様から!!


 はい、これからもどんどん突っ込んで下さい!!そして、私も頑張って小説バンバン書くぜ!!イエッフー!!

 あ、あと白兎さんは強引なんじゃなくて、キチガ…、


「誤解を招くような事、言わないで下さい。(にっこり)」


ぎ、ぎゃあああ!!キチガイィィィィ!!




 作者の命は無事なのか!!待て!次号。


お二人共、有難う御座いましたvv

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