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街はずれの錬金術師は元勇者様  作者: 穂麦
第0章 回想:6歳時代の勇者様
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勇者様と薬師ギルド

しばらく時が経ち僕がこの世界に生まれて1年が経った。

この頃にエルゴール病の薬となる素材が集まった。


高品質のポーションを作れるようになってからお金の心配はなくなっている。

だから錬金術に使える金額もできたので素材の購入も行うようになった。

さらに薬師くすしギルドにも登録して薬の素材を探した。


なぜ薬師ギルドに登録したのか?

それはこの世界には冒険者以外のギルドも多くあることに関係する。

得意とする分野がギルドごとに違うので目的にあったギルドに登録したわけだ。


薬師ギルドには魔法薬関連の素材を集めやすい環境がある。

そしてギルド会員なら薬師ギルドから素材を購入することもできる。


薬師ギルドと冒険者ギルド、あとは自分での収集で薬の素材が集まった。


そんな薬師くすしギルドは魔法薬も含めた薬関連でトップのギルド。

専門性が高いためか登録には試験もある。



話を戻してエルゴール病の薬についてなんだけど薬の方も高品質な物を作れた。


まずはエルゴール病の薬の効果を薬師ギルドの方で調べてもらった。

そして効果が確かめられたため特許権を譲る形で薬師ギルドに薬の作り方を教えた。


残念女神の話によれば流行り病という形で薬が必要となるとのこと。

多くの人が亡くなると予想できる。


このため薬を手にできず亡くなった人の家族は、薬の特許を僕が持っていると僕を恨む可能性がでてくる。


だからエルゴール病の薬は僕が特許を持っていない方が良いと判断した。


でも無償で特許を譲ると裏があると疑われる。

だから可能な範囲で僕を手助けしてくれるようにお願いした。


例を挙げるのなら……

世間で一般的に使われる魔法薬の情報

専門家からの授業を受けるための仲介

これらを中心にお願いした。


今回エルゴール病の薬を作った。

だから当面の目標となる錬金術で作るアイテムを一つ完成させたことになる。


でも残念女神のことだ。

錬金術で作成する必要のあるアイテムの要望が後から大量に増える気がする。

……むしろ後から大量に作ることになると覚悟している。

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