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街はずれの錬金術師は元勇者様  作者: 穂麦
真章2 元勇者様の宅配便
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元勇者様の宅配便 9 平凡な終わり

僕達はエイシャールでグレーテさんと初めて会った食堂にいる。

ここで依頼を全て達成したことをグレーテさんに報告し終わった所だ。


「それでは失礼します」


「はい、ありがとうございました」


依頼についてグレーテさんに報告したクルスはんに別れの挨拶をした。

このあと依頼達成の確認後に報告を後日ギルドにしてもらい僕達に報酬が入る。


今回はエリアスさん、グレーテさん、メイヴィスさん達との再会。

僕の昔を知る人達と関わることの多かった。


更にグダグダなったけどクルスとリーザにトワだということも伝えられた。

更にタマやんから『精霊の雫』を得るチャンスを得られた。


過去と関わり合いが深くても前進したことも多い依頼と言えるかもしれない。



グレーテさんへの報告も終わり僕達は馬車を預けた場所に来た。

洞窟に行くときに泊めてもらった街の拠点だ。


僕はコアを使い小さな恐竜型の魔物であるグランデを作り出す。

そして預けておいた馬車にグランデをつないだ。


「じゃあ、行くか」


「…うむ」


クルスの声にリーザが応えた。


「出発!」


僕は出発の合図を出し馬車を出発させた。


馬車の中からは竪琴の音が聞こえてくる。

奏者はエリアスさんだろう。


気になり馬車の中を横目で覗くとタマやんは隅で丸くなっているのが見えた。

竪琴に合わせるかのように尻尾を動かす姿は無意識による物だと思う。


クルスは馬車の外側を見続け魔物を警戒中だ。

一方でリーザはウトウトと眠そうにしている。


リーザを見て僕を未熟者とか言っておいて…と苦笑する。

そのとき杖が倒れてコロンと音を立てる。

音にビクッとして僕は一瞬凍りついた。


リーザなら眠りながらでも僕に魔法を撃てる気がする…

背筋に冷たい物を感じながら僕は再び前を向く。


少し揺れたりするが馬車は概ね良好なペースで走っている。


馬車を数日間走らせればスクエイドに着く。

家に帰ったら魔水晶の生成を行いタマやんに渡す。

次にエリアスさんのオリハルコンの細剣を修復する。


でも、これらは後の話。

今は馬車を操るのに集中しよう。


こうして宅配便の仕事は終了した。

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