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街はずれの錬金術師は元勇者様  作者: 穂麦
第二章 街はずれの錬金術師は元勇者様2
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元勇者様のダンジョン経営

今日はクラン、銀狼の牙で新人研修。


普通なら座学からなんだけど…


銀狼の牙ではダンジョンに初日から新人君達を放り込む。

新人君達を放り込むのは闘技場の地下15階からあるダンジョンだ。


闘技場はダンジョン作成を応用して作った。

(これもゲームの能力)


入った途端に落とし穴や罠が大量にある鬼仕様。

その鬼畜度により新人君の心を毎年折っている。



このダンジョンは2つ特徴があって…

1.疑似的な肉体を使って挑戦するので死ぬことはない。

2,モンスターを倒しても素材は手に入らない。


どうして座学よりも実践が最初なのかというと…

『知識よりも実践じゃボケ~!』という体育会系のノリではない。


クランに入る人間には冒険者の中級者が多い。

中級者レベルの人間は自分の能力や知識に変なプライドを持っている。

だから座学を最初に行っても学ぼうとしない人が多い。


よって銀狼の牙では鬼仕様のダンジョンに放り込みプライドをへし折っている。



15階層に入る階段の前で今日の被害者…もとい新人君達が並んでいる。


23人いるが調子に乗っていそうなのが数人…

コイツ等の悲鳴が楽しみだ。クックック


そんな表情をした教官役の男性が23人の前で注意などを話している。


彼はクランで働く元騎士。

名前はオルトという男性で怪我が原因で騎士生活を引退した。

現在では銀狼の牙で実技訓練を担当している教官の一人だ。


髪は金髪のオールバックで騎士鎧を着こんでおり両手で使う大剣でを扱う。

イケメンなためクランの女性職員がキャーキャー言う。


そんな男の敵だ。



オルトの左手側には元冒険者の男性がいる。

彼の名前はヴェルタと言って現役の冒険者でCランク。

濃い茶髪に濃い茶色の瞳の男性で両手に短めの剣を持つスタイルで戦う。


ちなみに冒険者ランクはGから始まりAまでがある。

Dランクが中級者レベルといわれていてBランクに入ると上級者に数えられる。


更に上にはSランクという物がある。

でもSランクは国家の危機を救うなど大きな功績がないと入手不可能。



で、なぜ僕がダンジョンで彼等を見ているのかというと…

どんな新人君達が集まっているのか気になったから。


暇つぶしにもなるから一石二鳥だ。



~ダンジョン内~


僕は気配などを消して離れた場所からコッソリと覗いている。


(おっダンジョン攻略が始まった)


さっそく1人目が入り…


「ぎゃーーーーー」


辺りに悲鳴がこだました。

あれは入口に仕掛けた落とし穴に引っ掛かるタイミングだ。

落とし穴からはドラゴンの巣に辿り着くようになっている。


ダンジョンは異世界に繋がっているため森やら渓谷やら草原やらも再現可能。


(おっ落とし穴に落ちたであろう新人君が転送されてきた)


他のメンバーに何かを伝えようと、手を伸ばし口をパクパクさせている。

その姿を見た他のメンバーに緊張が走る。


頑張れ新人君達!



次は女性冒険者だ。

慎重に階段を下りていく。


………

……


次の教習前に23人中18名がクラン入りを辞退したらしい。



全滅しないとは…もう少し難易度をあげておくことにする。

※残念ながら役目に必要な素材はダンジョンからはとれません

※ダンジョンはダンジョンマスターというスキルとダンジョン・コアを用いて作られます。

※この世界にユウ君以外にはダンジョンを作れる人もダンジョン・コアを作れる人もいません。

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