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アバターリンク!!中学生編  作者: 枝豆 大豆
8/9

友好の証

ジェリングとの戦闘のコツを掴み次々倒していっていた。


「はああ!」


俺は気合をいれてこの一体を倒した。

するとレベルアップしレベルは6から7へ。


「ふぅ〜目標達成!」


そう言って俺は水田さんとハイタッチをした。

バトルに夢中で気にしなかったが、突然時間が気になった。


「水田さん!今何時くらい?」


水田さんにきくと端末を取り出し時間を確認して教えてくれた。


「7時23分ですよ、2時間近くたってますね」


TSでのバトルは楽しくて時間が経つのがあっというまだった。


「よし!今日は終わろう!お疲れ様でした」


水田さんそういうと


「はい、今日はありがとうございました!」


と返ってきた。俺としてもレベル上げの時間短縮になったし、なにより勉強になった。

この時間はとても充実した時間だった。


「いえいえこちらこそ!本当助かったよ、時間あったらまた今度パーティー組んでくれる?」


俺は水田さんに聞いた。

「いいですよ!こちらこそお願いします!」


水田さんは承諾してくれた。


「それでは私は一足先にリンクアウトします。また学校で会いましょう!」


水田さんは微笑みながら言った。


「うん!またね!」


水田さんはリンクアウトした。

「ふぅ〜今日はたくさん戦ったなぁ〜明日はボスと戦おうかな」


と独り言を呟きながらフィールドを見回した

プレイヤーは5人程いた。


挨拶くらいしようと思ったが、お腹も空いてきたのでリンクアウトすることを優先した。


「リンクアウトっと」


リンクアウトボタンをおした。


白い光に包まれ目をつむった。


だんだんと光がなくなってきて目を開くと

そこは自宅だった。

現実からTS向かうとき、TSから現実に帰るときのこのふわりとした感覚は、なかなか忘れられずにいた。

しばらくぼーっとしてるとお腹が鳴った。

棚からカップ面を取り出し、お湯を入れ3分待ち、そしてずるずると食べる。

自分でもこれは不健康な食事だとわかっているが、料理を作るのも面倒なので

いつもこんな感じになっている。

そして食べ終えた後はお風呂にすることにした。

だが湯に浸かるとひりひりと背中が痛む。

学校で百々子にやられた背中がようやく痛み出した。


「うぅ〜しみる〜」


なさけない声を出してしまった。


だが痛いものは痛いのだ。

痛い背中をかばいつつ俺は風呂を上がり、

そしてベッドに入って寝た。


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