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アバターリンク!!中学生編  作者: 枝豆 大豆
3/9

掛け声は必要

1時間目はシステムの話で終わった。


「2時間目楽しみだなぁー百々子〜?」


「そう?えっとーたしかハンティングの実技練習で生徒同士で対戦するだっけ?」


「そうそう!早くやりたいなぁ…」


俺は心が踊っていた。


「千斗ってこーゆう授業は好きなの?」


「もちろんさ〜だってゲームするみたいなものじゃないか!」


はぁっと呆れた様に百々子はため息をつく。


「まあ男の子だから仕方ないかぁ」


「そうそう仕方ないんですよ〜早くやりたくてうずうずするぜ」


「興奮して倒れないようにね」


「はーい!」


俺は元気よく返事をした。

チャイムもなり先生も教室にきた。


「はーい!それではアバターリンクの説明を始めます。端末の世界、すなわちTSに行くときには掛け声が必要なのですうふん」


「掛け声?」


「ええそうです。ヒーローが変身するときにもなんかいうじゃろ?例えば変身!とか」


なるほど。TSに行くにはあの恥ずかしいセリフを言わなくちゃならないのか…


「そうなのです、あの恥ずかしいセリフを言わなくちゃいけないのですうふん」


「先生俺の心の中が見えるの?ねぇ見えるの?」


「それはどうかの。想像に任せるわいうふん」


「それでそのセリフとは?」


またもモブ男子が質問した

「君達生徒がTSに行く時のセリフは…」


「セリフは…」


「アバターリンクっ!!チェンジっ!!ワールドおおおぉ!!っと叫ぶのじゃ!!」


それをきいた女子達は質問しはじめた

「えぇーそれ絶対ですかぁーー?」


「恥ずかしくていえませーん」


女子達はとても嫌がっているみたいだ。

一方男子たちは…


「さいっこうだよ!先生ありがとう!!」


「生まれてきて良かった!!」


「先生結婚して!!♡」


みたいな賛成の声が上がってくる。


「これはもう決まったことなので変えることはありません!では実技の練習を始めます」


と先生が言うと俺の元にメールが届いた。


「今送ったメールに自分番号と相手番号が書かれているはずです!相手番号に自分のアバターデータを送って下さい」


先生にそう言われたので俺はデータを送った

そのあとメールが届いた。

アバターバトルが承諾されました。

というメール内容だった。

相手はこのクラスの人で、今まで話したことのない水田真理という人物だった。

メールを確認したあと水田さんを見る。

すると目が合った。少し恥ずかしい。

水田さんとのはじめての交流イベントだ。

バトルをすることになる。

少し緊張するが初バトルだから気楽なろう!

と自分に言い聞かせた

すると端末から音声がなった。


『3分後バトルが開始されます。プレイヤーは準備をととのえてください』


そして3分がたった。

バトル開始!!!!

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