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ポラリス

作者: 蒼海 悠

ロマンティックな詩を書きたくてもまったく思いつかないのでお許しを

落書きのようなものです

君は相変わらず甘いものしか頼まない

熱いブラックコーヒーを啜りながら

君のいつもの他愛のない話を聞く

思い出話も 愚痴も


今までの人生も嫌いじゃなかったけど

今の人生のテンポもわりと嫌じゃない

冷たい雨が降っても 霧が晴れても

君も僕も 何も変わらないだろう?


君のグラスに綺麗なカクテルを満たしたいのに

リリアーナ リリアーナ

ガラスの粒のように手から零れていく

リリアーナ リリアーナ


君を見失いそうで見失わないのは

お互いを真っ直ぐ見ているから

今だけは

天上に光るポラリスのように


愛は何かと聞かれたら何と答えよう

僕はそれっぽく錯覚と誤解と答えるよ

君は気の迷いだと答えるだけだけど

僕たちはどこか似ているね

心のどこかで世界を諦めているところとか


君はいつものように口元だけで笑う

リリアーナ リリアーナ

僕はそんな君の表情が好きだった

リリアーナ リリアーナ


隔たれたこの酷く曖昧な世界で

リリアーナ リリアーナ

神にも誰かに祈るわけでもなく

リリアーナ リリアーナ

そう 僕らはただ走っているだけ

終着が違う電車がしばらく一緒になるみたいに


リリアーナ リリアーナ

闇夜を走る流星のように

きっと目に焼き付いて忘れない

リリアーナ

とある切ない洋楽を聴いていたら突如として書きたくなったポエム

リリアーナって誰だよ…!

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