日本に来てほしかったんだよなあ←|^ω^|<日本では人気は上がらなかったと思う。
はいどもせみころーんさんです。
朝は大型のクロワッサンと、チョコと、ポタージュっと。
(・・・・・じじじじ・・・・)
「|^ω^|<いつもラフな恰好なのにきょうは違いますね」
「(๑╹◡╹๑ …)<あれポリコレネタじゃないね」
「(゜~゜:)<本当はわたしのばんなのに、横取りされた」
横取りしてでも、本日は私の担当です。
バイロン・ジャニスさんが亡くなられました。心から御冥福をお祈りいたします。
「彡/(゜)(゜)<もーこれでホロヴィッツ直伝の奏法は絶えるんやな」
はい。
ものすごいピアニストだったんですが。
「(๑╹◡╹๑ …)<一日でラフマニノフのピアノ協奏曲を3曲も弾けとか、指揮は小澤征爾さんだったとか」
考えられないような大衆的なプログラムでしょ。アメリカの大衆に潰されてしまったかわいそうな人でした。
「(๑╹◡╹๑ …)<でも、この弾き方ではどう考えたって潰れますよ」
当時アメリカ合衆国は毎日ライブとか、考えられないようなスケジュールを組んでいたんですよね。
なので、ピアノの調律とかピアノの買い替えとか、そんなのは問題はなかったらしい。ピアニストが生活保護になるってこともなかったらしいです。ところがね。
「(๑╹◡╹๑ …)<つぶされる」
これですよ!
毎日のように、弾く曲目は事務所が勝手に決めるんですね。どうしてかと言うと、お客さんの知らない曲を弾いても集客が望めない時代だったからです。
今となっては考えられませんが、60年前のピアニストは自分の弾く曲も自由に決められないんです。アルトゥール・ルービンシュタインですらそうでした。
70回ったら少々は自由がきいたらしいんですが、アメリカは大衆の国なので、合わせないといけませんでした。
その犠牲者がバイロン・ジャニスです。
「(๑╹◡╹๑ …)<これだけ大衆に尽くしたのに」
彼に残されたものは少なかったと思います。
Hugo Winterhalter and his Orchestraとやったガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」はゴールデンスタンダードでした。
「(๑╹◡╹๑ …)<ヴァン・クライバーンさんはこれやったのかな」
できなかったとは到底思えませんが、ディスク化はしてないんじゃないか。
「(๑╹◡╹๑ …)<ここまでのパーフェクトな演奏って」
「(゜~゜:)<ここまで弾けるのにどうして」
なぜ彼がこうなったかといいますとね、アメリカには音楽理論や音楽学を尊重する空気がなかったのではないかと思われます。
ピアニストは元々大衆に尽くす存在です。しかし、逆の側面もあります。ピアニストは学術に尽くす側面もあります。
この「学術に尽くす側面」が日本や香港、そしてアメリカで尊重されるようになったのはごく最近です。だからNAXOSで考えられないような作曲家のディスクを出してもお客さんは買うんです。
ついこの間もねえ、チェルニーの「ノクターン集」。
「彡/(^)(^)<チェ、チェ、チェ、チェルニーのノクターンて!」
このように作曲家を小馬鹿にする人々が、バイロン・ジャニスを潰してしまったのです。
「彡/(゜)(゜)<ほんでもあれはコントやろー」
チェルニーのノクターン集はまたエリプシ様に字数無制限で語ってもらったら良いんじゃないですか。
「(๑╹◡╹๑ …)<チェルニーのノクターンはショパンのノクターンに入る前に一曲勉強すると役に立つね」
でもそれをCDにするなんてことは2020年代じゃないと不可能でしょ。時代は完全に変わったんです。NAXOSはもはや学術のためのレーベルになろうとしています。
そんな時代から60年前、まだピアニストは事務所に縛られていました。オルガニストはもっとひどかったそうです。
「(๑╹◡╹๑ …)<またトッカータとフーガ」
これです。
そんなひどい時代でもジャニスさんは一生懸命大衆のために働いたんです。
「(๑╹◡╹๑ …)<ショパンのバラード第一番ってこんな曲だったっけ」
「(゜~゜:)<この弾き方でショパンかあ、疲れるだろうなあ」
「彡/(゜)(゜)<こんなん血管ぶっちーキレるやつやん、これでええんか」
あの奏法を煎じ詰めているので、音が忘れられません。普通、速いパッセージは指の関節やてこの原理でさーっと弾くのが普通でしょ、でも彼はホロヴィッツメソッドでびっしーと敷き詰めるんです。
「(゜~゜:)<この人でショパン全集とか誰かやらせるべきだったよねえ」
でしょう。この音でショパンの全集とかだったらセンセーショナルでしたよ。
「(゜~゜:)<でもね、全盛期が短かったんじゃないかなって。ちょっと年のとり方を間違えちゃったかも」
ですよねえ。
「(゜~゜:)<こういうの聴くと、ああやっぱりニューヨークスタインウェイってのは必要だなって思う」
メーカーに合わせたピアニズムだったんでしょうね。他のピアノのメーカーではこんな音は出ません。




