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あおメガネコからのてがみ

作者: あおメガネコ

今、生きている人達全員に向けて

書きました。



よかったら……読んでいってください。


ぼくのしんゆうへ




あおメガネコより。



きみが

これをよんでいるとき、


ぼくはきみのとなりには


いないとおもう。


だから、きみがさびしがらないように

てがみをのこすことにしました。




きみは、もうゆめをかなえたのかな?


ぼくは、ゆめをかなえたのだろうか?



そんなのはぜんぜんわからないし、

もしかしたら

これからかなうのかもしれないね。







でも……




いまのぼくは、


ひとつのゆめがかなったよ。




ぼくはーー……




ずっと、

ともだちがほしかった。


ずっと、

なかまがほしかった。


ずっと…

しんゆうがほしかった。




このゆめは、

きみのおかげでかなったんだよ?



きみにであわなかったら……

かなわなかったゆめたちなんだよ?



ありがとう。









ことばのたいせつさを



なかまのたいせつさを



しんゆうのたいせつさを



ひとのあたたかさを



おしえてくれたのは、



きみだから……




ぼくはーー……


きみがきずついたら


けがをなおしてあげたいし、




きみがなきそうなときは


あたまをなでてあげたいし、





もう


きえてしまいたいとおもうときは


いきててほしいっていってあげたいし




ひとりぼっちのよるには


ぼくがいるよっていって


てをつないであげる。




きみがうまれてきてくれて



ほんとうにうれしいよ。





ぼくは、



きみがおもうよりも



きみのことがーー……






たったひとりのしんゆうのことがーー……




だいすきだよ。





ことばでは



いいあらわせないくらいにーー……




……だいすきなんだ。










だから、


どんなに……いやなめにあっても



どんなに……りふじんなめにあっても



どんなに……かなしみのうみにしずんでしまっても






ぼくは、きみにーー……



いきることのしあわせを



かんじていてほしい。




きみが

わすれてしまいそうなときは、




ぼくが……




なんどでもおしえてあげる。





きみは、



たくさんのひとたちにあいされて



うまれてきたんだ……ってことを




いまも


きみをたいせつにおもうひとが


いっぱいいるんだって




なんで、

ぼくにはわかるかって……?




だって、ぼくはーー……



きみを



たいせつにおもうひとたちの


きみのおうえんだんの


ひとりなんだから。






きみは

きみのたいせつなひとたちのことを

わすれちゃいけないよ




だって

きみがないていたら

ぼくたちは

きみのなんばいも……かなしいんだもの



きみのなみだには

それだけのちからがあるんだよ。



それをわすれないでね。




だからさ、



かなしいときは

みんなで

おもいっきりないて




おこりたいときは

みんなで

ぷりぷりおこって



くやしいときは

みんなで

くやしがって



たのしいときは

みんなで

たのしんで



うれしいときは

みんなで

たくさんわらおうよ





そうすれば、

かなしみのなみだは……

おこってたきもちは……

くやしくてにぎったこぶしは……


いつのまにかーーーー…………きえてるよ




そしてーー……


えがおの……おはなが……たくさんさくよ


きっと……すてきな……おはなばたけだよ





きみが


いま、


えがおでいることが



ぼくもーー……


……しあわせなんだーー……






ツラいときでも


いつもわらっているきみに




ひどいめにあっても


さいていなことをいわれても


くやしくても


かなしいめにあっても


いたいことをされても



いつも


みんなのまえでは


えがおでいるきみだからーー……






ぼくは、


きみのほんとうのきもちに


きみのほんとうのこころに


きみのほんとうのおもいを


しっていてあげたいよ。




ぼくだけは、


きみのみかたでいてあげる。



だいじょうぶ。



やさしくて

つよいきみには


たくさんのしんゆうがいるから。




ツラいときは

ないたっていいんだよ?


ぼくたちが

きみのこころのそばにいることをーー……


けっしてわすないで?



そしたらさ、



いつかーー……



ほんとうのえがおで……


みんなとわらいながら


おおきなテーブルで


おいしいごはんをたべよう?




みんなのだいこうぶつを


ぼくがたくさんつくるからさ。




そのときは


すてきなじかんを


いっしょにすごそうよ。




そのためにも、


むりしないで


げんきでいてね。








ぼくたちにあうーー……



…………その日までは、



けっしていきることを



あきらめないでね?



ぼくたちと


であったあとはーー……



ゆめをかなえるために



たくさん……


いっしょにどりょくしよう?




きっと

ひとりでがんばるときよりも



なんばいも

なんびゃくばいも

なんぜんばいも


たのしいとおもうんだ。




そうやって


かなったゆめは


きっと……おおきくて


やさしくて



……とてもすてきなゆめだとおもうんだ!!






そのためにも、


いま……


あきらめないでね?




きっと


きみのゆめは


せかいじゅうののひとびとをかえる…


せかいにへいわがやってくる…


たくさんのひとたちがすくわれる…



すごく、


すてきなゆめだと……




…………ぼくは……しっているよ。




だから、


いっしょにがんばろうね。








きみとのであいに

たくさんかんしゃしている

きみのことがだいすきで

また、あいたいとおもっている

あおメガネコより。





だいすきなきみへ


たくさんの『ありがとう』のはなたばを


とどけます。







…………とどいているといいなぁ




またね!!!!











-Fin-






最後まで

ぼくの長い手紙を読んでくれて

本当にありがとう!!!!



また、どこかで会いましょう!!!!

再会しましたら声をかけてください。


そのときはあなたの大好きな食べ物を教えてください。下手くそかもしれないけれど、頑張って作りたいと思います。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 詩のような綺麗な文章で心が温かくなりました。 [気になる点] 「今、生きている人達全員に向けて」とありますが、個人的には同じ小説家になろうの同志に向けて書いたのかなと感じました。作者がどん…
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