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消えゆくロケットバズーカの出番

ギャグとシリアス5:5くらいでいきたいです。慣れてないので時間軸とかおかしくなったらそれは魔法のせいです。

誤字は魔法のせいです。

つまんないのは僕のせいです。

 目を開けると時計は9時をさしていた。

「オワタwww」

 今日は大学受験の面接日だ、面接開始は10時頃、そして大学までは片道30分だ。

 ギリいけるんじゃない?って思うかもしれないが無理だ。なぜなら俺は地毛が青いので黒に染めなければならないからだ。ちなみに妹はパツキンだ。

「寧々に頼んでみよう…」

 寧々なら1秒で髪染めくらいできる、ぐう有能だ。バカだけど。

 とりあえずLINEで土下座のスタンプをスタ爆しといた、寧々ならこれだけで事情は分かるはず。


 着替えて自室から出て1階に降りると大きな鞄が置いてあった、汚ねぇ字の置き手紙とともに。

「妹の字じゃないな…誰だ?」

 両親は既に死んでいるので妹とは二人暮らしだ。

(神谷葵へ。今日面接だろ?荷物作っといてやったぞ、感謝しろ)

「俺のこと知ってるのか、本当に誰だ?」

 荷物の中には受験票や大学のパンフなど必要なものがしっかり詰まっていた。

「ありがてぇな」

 ロケットバズーカも入ってた。

「マジありがてぇな」

 誰かは分からないが感謝しつつ俺は飯も食べずに家を出た。


 玄関のドア開けたら眼鏡のイケメンが朝の挨拶をしてくれた。

「おはよう葵、君を待っていたおかげで遅刻だよ」

 素晴らしい笑顔だ。しかも頼んでないのに待っててくれたのか。

「メンゴメンゴw」

 このイケ眼鏡は長門直人。中学からの付き合いで俺と同じ大学志望だ。髪色は黒。

「てか葵まだ髪染めてないじゃん、どうすんだ」

「ああ、寧々に頼むわ」

「…そうか」

 直人の顔が険しくなった、直人は寧々のことが嫌いなのだ。

「まだ寧々のこと嫌いなのかよ」

「いや、嫌いというより怖い。寧々が…というより…」

「魔族がか?」

「ああ」

「ビビり眼鏡が、というか直人の無駄話のせいで遅刻しそうなんだけど」

「…」


俺達は大学に向けて絶賛プラズマダッシュ中、ふと俺は思いついた

「なぁ直人」

「ん?」

「大学までグリコしよう」

「落ちたいのか?」

「大丈夫大丈夫、間に合うのは知ってるから」

「能力で?」

「そそ」

そう、俺は特殊能力持ちだ。というか地毛が黒じゃないやつはみんな能力持ちだ。

俺は色んなことを知っている。でも知りたいことを知ってる訳じゃなく知ることができるのは多分ランダム。便利そうで以外とそうでもない。

「で?どうやってあと10分で大学に着くんだ?」

「それよりグリコ」

「はいはい…」


どうでした?

グリコのご当地ルールは基本的に3文字で最弱のグリコを強化するものですが僕のところはチョコレート強化で「チョコレートは明治」でした。


※寧々は男の子です

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