表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/19

プロローグ 何も変わらない始まり

「それじゃ、いってきまーす!!」


「はーい、気をつけてね。」


 いつもと変わらない朝のやりとりをして、私は玄関を飛び出した。

 季節は初夏、私が一番好きな季節だ。

 坂道を駆け下りたところで、親友の姿が目に入る。


悠里(ゆうり)ちゃん、おはよ~!」


「あ、(あや)。おはよう。」


 彼女は若草悠里(わかくさゆうり)、私の小学校時代からの親友だ。

 どんなときも、私たちは一緒にいた。それは、中学生になっても同じだった。


(あや)、宿題はやってきたの?」


「ふふん、今日はちゃんとやってきたよ。…大半はパパに聞いたけど。」


「いつかの答え丸写しよりかはいいんじゃない?」


悠里(ゆうり)ちゃん、それは言わないでよ。」


 なんてことない日の、なんてことない登校。

 それでも、世界は少しずつ歪んでいたのかもしれない。

 そんなこと、誰も気づいていないまま。


 現にその時、空にはいたんだ。

 18年前、消えたはずの黒い影たちが。



前作、「もう一度、僕たちの空を」の続編です


悠たちの戦いが終わり、前作のラストから10年後の世界、また戦いが始まろうとしています。

主人公、彩の苗字が明かされていませんが、もしかすると大方予想がついているのではないでしょうか。

次回、明かされますので…


では、今作もよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ