アキハバラ
なんと、ホームレスはアキハバラ市長だった!
「こっちだ。ホームレステントをくぐってみ。」
ホームレステントは真っ暗で路地へ続いてる。路地をあけると、そこはヲタクの桃源郷、アキハバラ!二人があっけに取られてると、
「実は、今ちと困っている。」
「?」
「あれじゃ!」
そこには10mはあろう魔王とおぼしき人物と武装した集団との戦いが始まっていた。魔王がどうやってここに来たかは疑問だが……。
魔王が稲妻を地面に叩きつけ、人間は蜘蛛の子を散らしたように吹き飛ばされ、今度は逆に人間達が切りつけガトリングミサイルで魔王にダメージを与える。そんな事が……。
「かれこれ1月以上続いてるんじゃ……。そっちの女の子は魔族じゃろ?なんとか収集を……。」
と、言った頃にはアリーナの姿は見えなかった。
「じじい!てめぇ!何やってんだ!」
「アリーナちゃん!魔族はアキハバラに嫌われてるらしいのじゃ……。」
「違う!何人も踏み潰したじゃないか!」
「あれは不可抗力じゃろ……。」
「とにもかくにも出てけ~!」
「出~ろ!出~ろ!」
「それは、はぁはぁ、戦いの原因か?」
Kー1は、必死に駆けつけた!高まる連中を静めさせた。
「そうなんだよ!踏み潰したんだぜ?肋骨折る重傷者もでた!」
「でも、死者はいないんだよな?」
「まぁな……。」
「10mあって入ってくるのもなんだけど、それを受け入れて、尚且つ戦いをするのはどうなんだ?」
「なんでじじいを目の敵にすんだボケ!」
「いや、魔王と名乗りながら人を踏んづけたら、誰だって魔族の乗っ取りかと思うじゃん。」
「そうなのか?じじい?」
「って、ええ!魔王!?」