次回作執筆考(3)
さて、ここからがある意味では本題なのですが、知人のアドバイスにより、「作品を切り上げる代わりに、何かボツになった作品でもいいからアップしてみてはどうか」という指摘に賛同いたしまして、現在、いくつかのボツ原稿から、掲載に問題が無さそうなものを選別している最中です。
と、いいますか、いくらボツ原稿といいましても、まったく手をつけずにそのまま載せられるような代物はありませんので、実際は新作ほどではないにしろ、手間は十分にかかります。
さらにつけ加えて、現在、私は各賞への応募へ向け、約四作品を同時に執筆しているという現状もあり、なかなか思うように作業がはかどらないというのが正直なところです。
言うまでも無く、私も社会人として生活しておりますので、一日の執筆量はどう頑張っても五千文字が限界です。
もちろん、条件がいろいろと揃った場合には、日に一万文字程度の執筆ができる時もありますが、それはかなり稀なケースであって、下手をすれば、一日の執筆量が三千文字を下回ることもままあります。
こうした事情を鑑み、これから掲載するであろう作品に関しては、無理の無いペースを考え、おおよそ一日おき程度の更新にしようかと考えている最中です。
ただ、なんにせよ私自身の負担軽減は目下、大きな課題です。
無理をするのは簡単ですが、それで体を壊し、逆に安定した作品の発表ができなくなったりすれば、それこそ読者の方に対する最大の裏切りとなるでしょうから、そのあたりの自己管理はしっかりしたいと思っておりますので、ここについてはどうかご承知おきを願いたいと存じます。
で、ひとまずは今年の第一回目の掲載予定作品については、明日にでもアップする予定としておりますので、皆様には今しばらくの猶予をいただきたいと思います。
それでは、ひどく後回しとなってしまいましたが、どうぞ皆様、本年もよろしくお願い申し上げます