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転生したらダンジョンが倒産寸前だった件  作者: 南蛇井


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9話 始祖のダンジョンとフロンタル再び

なんとなく...なんとなくこのダンジョンが渦中のダンジョンであることはわかった。

しかし疑問は山ほどある...。

「そもそも始祖のダンジョンってなんだなんだ?」

「マスターそんなことはもうどうでも良いじゃないですか?止めちゃいましょう。それで万事解決です」

「してない。始祖のダンジョンについて教えてくれ」

「よくわかってないことは説明できませんマスター」

「そんなに堂々という事じゃない。マリアナは何か知ってるのか?」

「まあ...最低限学校で習うレベルの事なら...」

「ティアナ学校で習ってるらしいぞ?」

「マスター...何を言ってるんですか?ずっとダンジョンに引きこもってたんですよ?学校なんて行ってるわけないじゃないですか」

「そうか...」

まあ父親の遺言もろくに聞かない奴が学校に行ったとてちゃんと聞いていたかは微妙だが...。

「マリアナ知ってることを教えてくれ」

「しょうがないな。そもそもこの世界は...だ。魔素と言われる成分があってだ。これが魔法やらモンスターやらダンジョンを形成する元になってるんだ」

「ほう...」

「っでだ。魔素がそもそもどこから来てるのかって言うと始祖のダンジョンだ。始祖のダンジョンだけが魔素を生み出すことが出来る。つまりだ。始祖のダンジョン以外のダンジョンってのは基本的に始祖のダンジョンのおこぼれで活動している事になる」

「ということは始祖のダンジョンにはものすごい魔素があると...?」

「圧倒的だ。始祖のダンジョンはそれ1つで世界を破滅させることが出来るって教科書には載っていたぞ」


破滅...ワードが怖いな...ちょっとドキドキしてきた...。

こんな重荷を背負って生きていくのか俺は...。


「そもそもなんだが始祖のダンジョンはどうやって出来たんだ?」

「それは...もう神話の世界だな。一応古代の神が戦った時に魔力の雫がこぼれ落ちて出来た穴が始祖のダンジョンになった...とは言われているけど実際のところはよくわかってないのが現状だな」

「ちゃんとしてる...マリアナちゃんとしてる...ちゃんと教育受けてるんだな...」

なんか...こう...尊敬のまなざしで見てしまう...。

「なんだなんだ?急に!敬太郎おまえは私をどう見てたんだ!」

「なんか...学校にも通ったことが無い風来坊的な...」

「失礼だな!ちゃんと大学も出てるんだからな」

「マジか...」


人は見かけによらないというか...まあ俺が失礼だったな。

しかし...ここが始祖のダンジョンとなると...。


ウィーン!ウィーン!ウィーン!

警報...やっぱり来るよなぁ。

「ティアナ!敵は?」

ティアナが敵の情報を空間に映し出す。


クワトロダンジョン


やっぱり来るよな...クワトロダンジョン...フロンタル...が...どういう人かは知らないが...。

ダンジョン統一への最短ルートは始祖のダンジョンを手に入れる事...と言うか始祖のダンジョン無くしてダンジョン統一はあり得ない。


「戦力は?」

「出します」


ハイゴーレム 500

強化型スケルトン 200

サマンダー 200

エンシェントビースト 300



「多いな」

「戦力的にはドラゴンを超えてます」

「ヤバいじゃん」

「マスター落ち着いてください。狭い通路では数で攻める相手は不利です各個撃破していけばなんとかなるはずです」

「...ティアナ」

「何ですかマスター?」

「珍しく頼りになるな...」

「失礼です。これでも元ダンジョンマスターですよ」

その片鱗を1度も見せてもらったことは無いんだが...。


しかし実際にティアナの言う通り狭い通路では多勢で攻めきることが出来ない敵モンスターをドラゴンブレスで殲滅していく。


「狭い通路でのドラゴンブレスは逃げ場無いし圧倒的に有利だな」

確かにマリアナの言う通り圧倒的に有利だ。

若干のダメージを受けつつもこのまま行けば確実に勝てる...。

「おかしいな...本当にこれだけか...?」

「どうしましたマスター?不満ですか?」

「いや安易すぎるし簡単すぎるフロンタル...この程度か?」

「始祖のダンジョン舐めていたんじゃないですか?」

「そうかな...?」

「マスターは心配性を通り越して小心者ですね」

「一般的なおっさんはたいてい小心者なんだよ」


敵の半数程片付いた時...。


「マスター追加戦力来ました」

「やっぱり...戦力は?」

「巨大...」

「はい?」

「きわめて巨大な...巨大です」

「よくわかんないんだけど?」

「敵戦力1匹戦力数値100万!!!アストラルドラゴンです!!」

「100万って急に言われてもそれはすごいのかどうかわかんないんだけど...」

「何を言ってるんですかマスターすごいに決まってます。もう神の領域です!だってドラゴンだって戦力数値10万程度です」

「...やばくない?」

「ええやばいですね...マスタ―確実に死にました。さようなら」

「はやいはやい!諦めるの早すぎる!地下6階以降にもモンスターいるし」

「でも良いところ戦力数値10万から15万程度ですから話になりません。さようならです。諦めてください。骨は拾いません」


おいおい...手の打ちようがない戦力差だぞ。


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