ラーシャSide 否定
・・・・・・そうよ、ルキィルの国みたいなの。
あたしにはミィヤがルキィルのように見えるのよ。
「さぁ。僕にはわからないよ。でも、ルキィルの国とは違う・・・・・・だろ?」
同意を求めるようにイリューストは、ルキィルを見た。
ルキィルは、首を傾げて「・・・・・・わからない・・・・・・。」と呟いただけだった。
長くて水色の髪の毛が、微かに揺れた。
「起きたか。小娘。」
ん?この声は・・・・・・ノイね?
あたしが視線を向けた先には、予想どうり、ノイが扉付近で立っていた。
ノイは、そのまま、つかつかと近寄ってくると、あたしの胸ぐらをいきなり掴んだ。
「な、何するのよ!」
あたしは振り払おうと手をあげた瞬間、ノイの罵声が飛んだ。
「お前はミィヤに何を望んだ!?ミィヤから何の力を得た!?答えろ!答えによっては、貴様を殺すっ!」
「・・・・・・し、知らないわ。何も望んでないもの。でも、彼女は・・・・・・。」
あたしは、自分が何故こんなに攻めよられ、怒られているのかが理解できなかった。
錯乱状態の中、ノイの険しい顔つきを眺めていた。
「嘘を吐くな!ミィヤの事を利用しようとしたんじゃないのか!?」
ついにあたしは、怒ってノイを突き飛ばした。
「それは、あんまりよ!彼女は、宮殿を探すことなんて始めから望んでなんていなかったわ!なのにあなたが捜すって言って聞かなかったんじゃないっ!あたし達はあなたに付き合って何ヵ月もこの異世界に留まり続けてるのよ!?なんであたしがミィヤを利用しなければならないの!利用するくらいなら、ミィヤを脅してでも元の世界に戻ってるわよ!」
ノイは、バランスを崩して座り込んだまま、あたしを睨んだ。
まだ何か言いたそうだったが、視線をずらし、床を睨むと、「なら、神が言っていた・・・・・・ミィヤから受け継いだ力はなんなんだ。何のためにミィヤは、渡し、お前は受け取った?」と吐き捨てた。
「何の話よ・・・・・・?」
あたしは意味がわからずにまた錯乱したが、すぐに思い当たる事を思い出した。
「あっ・・・・・・確か、彼女、あたしに必要だろうって言ってたわ。」
「何をだ?」
落ち着きを取り戻したノイは、立ち上がると、腕組みをしてあたしを見下ろした。
「あたしも聞いてないわ・・・・・・聞こうとしたら彼女、あたしに必要になるだろうとしか言わないし、ぐったりして眠りについてしまうし・・・・・・あたしが聞きたいくらいよ。」
「・・・・・・そうか。」
「ええ。」
あたしが頷くと、ノイは、あたし達に背を向けて去ろうとしたその時、ダルキリが突っ掛かった。
「・・・・・・待てよ!仮にも協力してもらってる仲間に誤解で胸ぐら掴んでおいて、“ごめんなさい”の一言もなしか?」
「・・・・・・すまない。だが、ミィヤを利用するなら俺はおまえ達を殺すだろう。」
ノイは、あたし達の方向を一回も振り返らずにそれだけ言い切ると、早足で部屋を出ていった。
「・・・・・・なんなんだ、あの野郎。いけすかねえな。」
ダルキリは、渋いような顔をした。
「そうかしら・・・・・・確かに態度は横暴だけど、それだけミィヤを、彼女を大事に思ってると言うことではないの?あたしは、あまり好きではないけれど、ノイの事、嫌いじゃないわよ。」
「あんな事されて、まだ嫌いじゃないとか言えるラーシャが凄いよ・・・・・・。」
イリューストは、ちょっとだけ苦笑した。
「そうかしら?」
あたしが首をかしげると、ダルキリが、「それよりさぁ、」と呟いた。
「何よ?」
「ムロンってなんだ?」
あたしは、質問内容があまり理解できなかった。
「は?」
「だから、ムロンってなんだ?」
「ムロンって、あの無論?」
「それ以外にもムロンってのはあるのか?」
え?と思い、イリューストを見ると、イリューストは、頭を軽く押さえ、「やっぱり知らなかったか・・・・・・」と呟いていた。
どうやら本気で無論の意味を聞いてきているらしい。
「それは、とやかく言う必要も無いくらい事がはっきりとわかりきっている様子の事よ、知らないの?」
「それなら、分かり切ってんだろ、で十分だろ。なんでムロンなんて言う必要がある?」
「あー!もういいわ!で?聞きたいことはそれだけなの?」
「あと、ショウシってなんだ?」
「は?え?しょうしって、何のしょうし?」
あたしが首を傾げていると、今まで黙っていたルキィルが何かつぶやきはじめた。
「・・・・・・笑止・・・・・・笑うべきこと・・・・・・おかしいこと・・・・・・焼死・・・・・・文字どおり焼け死ぬこと・・・・・・死因・・・・・・証紙・・・・・・商品の品質、代金の支払いなどを証明するため、その商品や書類にはる紙・・・・・・賞詞・・・・・・賞を受けた詞・・・・・・小史・・・・・・簡単にまとめた歴史・・・・・・。」
「ルキィル・・・・・・それ、むしろどれがどれだかわからないわ。」
あたしがちんぷんかんぷんだという顔をすると、ルキィルは、「・・・・・・多分、彼が言っているのは、笑止・・・・・・意味は、笑うべきこと、おかしいこと・・・・・・。」と言ってうつむいた。
「だ、そうよ。ダルキリ。」
あたしがダルキリを見ると、ダルキリは、「俺にはダルキリって名前がある。彼、なんて他人みたいに呼ぶな。」と、声を低くして、凄んでいるようにも、また、拗ねているようにも見えた。
「・・・・・・ルキィル、まだダルキリとは話せないの?」
「・・・・・・怖い・・・・・・。」
「もういい。ラーシャ。俺は別に無理矢理好かれようなんざ考えてねえから。」
「・・・・・・怖い・・・・・・いきなり私が、私ではなくなってしまいそうで・・・・・・。」
「はぁ?意味わかんねぇよ、俺が何をしようとお前はお前だろ?」
ダルキリがルキィルを見ると、ルキィルは、小さく頷いた。
「・・・・・・ならなんで俺と話すことをそんなに嫌がるんだよ?」
ダルキリがうつむくルキィルを問い詰める。
あたしは助け船を出した。
「ねぇ?何がそんなに怖いの?ダルキリと話すのが嫌なの?」
ルキィルは、首を横に振ってから、「嫌じゃない・・・・・・でも、怖い・・・・・・私とは全く違う人だから・・・・・・共通点がないから・・・・・・私は、私を見失ってしまいそうになる・・・・・・。」
「ねぇ、話してみたら?二人で。」
「・・・・・・何を話したらいいかわからない・・・・・・。」
「何でもいいのよ。」
あたしが困ったようにあたしを見るルキィルに笑いかけると、ルキィルは、ダルキリを見た。
それから、薄く口を開いて、そのままうつむいて黙ってしまった。
「もういいから。お前も無理する必要ねえよ。」
「・・・・・・っ・・・・・・。」
ルキィルは、何か言おうとして首を横に振った。
「いいよ、別に。俺は俺だし、お前はお前。好こうが嫌おうが勝手だからな。」
「・・・・・・い・・・・・・。」
「は?」
「じゃない・・・・・・。」
「ちゃんと喋れよ。」
ダルキリが眉をしかめると、ルキィルは尹を決したのか、「・・・・・・っ・・・・・・嫌いじゃ・・・・・・ない・・・・・・嫌でも・・・・・・ない・・・・・・無理、してない・・・・・・。」と言い切った。
あたしは、イリューストを見た。
イリューストもあたし同様に驚いた顔をしていたが、その顔にははっきりと喜びが浮かんでいた。
「喋れたじゃない!」
すると、ルキィルは、あたしに駆け寄り、抱きついた。
慣れないことをして、本当に怖かったのかもしれない。
ルキィルの体は小刻みに震えていた。
「はいはい、頑張ったわね。」
あたしがルキィルの頭を撫でると、ルキィルは少し落ち着いたらしく、あたしから離れた。
ルキィルは、目蓋を閉じ、自分に言い聞かせるように何かを呟いた。
「・・・・・・変わることは・・・・・・私を失うことじゃない・・・・・・きっと・・・・・・。」
「ええ。そうよ。」
あたしがルキィルにほほえんだ時、嫌な予感がしてあたしは走りだした。
「ラーシャ!?」
誰が呼んだかわからないけれど、誰かが走り去るあたしに驚いていた。
あたしの足は、当たり前のようにミィヤの元へと向かっていた。
何かしら・・・・・・何でこんなに嫌な予感がするのかしら。
「ミィヤッ!」
あたしが彼女の部屋にたどり着いたとき、彼女は、何事もないように笑った。
でも、あたしにはわかる。
「どうかしましたか?」
「とぼけないで!あなた・・・・・・あなた、今、自分で自分を殺そうとしたじゃない!」
あたしが彼女が背中に隠したであろうナイフを創造し、嘆いた。
「・・・・・・ばれてしまいましたか・・・・・・ですが、こうなると、もう・・・・・・傷つけられもしないのです。自分の体を・・・・・・肉体を・・・・・・最初は傷が普通よりも早く治るだけでした、でも今は・・・・・・まるで私は人間ではないと言われているようです。」
ミィヤは、ナイフを前に出し、両手で持つと、自分の胸に矛先をかえ、突き刺そうとした。
「やめてっ!」
カランッ。
あたしの声とその音はほぼ同時だった。
ナイフは、そのままあたしの足元まで転がってきた。
ナイフに血が着いた様子はないし、ミィヤにも傷ついた様子はない。
あたしは見てしまったのだ。
彼女がナイフを自分に突き刺そうとしたとき、ナイフが彼女に突き刺さる前に跳ね返されるのを。
「ね?」
それでも彼女は、優しい笑みを讃えたまま少しだけ顔を傾けた。
「ね?じゃないわ・・・・・・どうしてこんなことするのよ・・・・・・あなたにはノイっていう、あなたを守ってくれて、あなたを必要としてくれる、大切で大事な存在がいるじゃない!それなのにどうしてっ!」
あたしは半分泣きそうになりながらまくし立てた。
「・・・・・・やはり、自分の一部を人に与えると、私の感情が他社に伝わりやすくなってしまうのでしょうかね。」
そう少し考え込んでから、再び口を開いた。
目は、あれ以来一度も開かないまま・・・・・・だ。
「ええ、大切です。私にとってもノイはかけがえのない存在です。私は彼を愛しています。でも、だからこそ、です。私がいなくなれば、ノイはあの姿のままでいなくてよくなります。人の目から逃げるような生活も、私を庇う責も、なくなります。私は・・・・・・彼を縛り付けたくはないのです。」
ミィヤは、少し寂しそうに笑った。
「そんなの一方的な考えだわ。おかしいわよ。ノイは、嫌がってないわ。寧ろ、あなたが消える方が嫌だと思うわ。彼も、あなたの事、愛していると思うから・・・・・・。」
「・・・・・・やめてください。考えたくありません。ノイは、ノイは・・・・・・!」
ミィヤは、そういって蹲った。
鎖がじゃらじゃらと言う音をたてていた。
何故?正しいことを言って何が悪いのよ?
どうして二人は好き合っているのに、それぞれの思いを拒否するの?
ねぇ、わからないわ。
「・・・・・・これから私が話すことは、絶対にノイに話さないでください・・・・・・。」
あたしが考え込んでいるとミィヤが口を割った。
「できる限り、約束するわ。」
「・・・・・・私は、ノイが好きでした・・・・・・昔から。私は彼の心が欲しかった。けれど、彼の心はいつも私では無いところに向けられていました。時には秘宝であったり、時には魔法、時には宮殿であったりと、ノイは、とにかく好奇心旺盛で、研究熱心な少年でした。ある時、私は、1人で宮殿を見つけました。その時神は、淡々とした口調で私に問いました。“まだ時は巡ってはいない。おまえは何を望む?その選択によりけり、おまえの未来は、全く異なるものになる”と。私はその時はただ、お花を集めていただけでした。いつのまにか私は宮殿に入り込んでしまっていたのです。」
ならば、どういうことだろうか、彼女は、宮殿を二回もその目に移したことになる。
「・・・・・・私は望みました。“ノイの心がほしい”と。一生引き付けて離さないようにしたかったのです。神は、やはり私に問いました。ひどい仕打ちを受け、すべてを失い、すべての責をその背に背負うことになってもか?と。私はその時、その問いに答えられませんでした・・・・・・ですから神は“猶予をやろう、もう一度宮殿が現われたとき、答えを言え”と。私は、ノイと宮殿を見つけたときが、二度目に宮殿を見た時でした。ですから答えたのです。“どんな仕打ちを受けても構わない、ノイと、平安な暮らしができるなら、それ以上何も求めない”と。本当に私は地位も権力も富も望んではいなかったのです。その時でした・・・・・・“承諾した。おまえの願いは、おまえの体と、相手の体が滅びるまでとけることなく続く。さらに、おまえはこれから神となる。これは、とく事は、できない”と。私は・・・・・・ノイを縛り付けてしまったのです・・・・・・。さらに、私は自分が神の器に選ばれた事も知っていました・・・・・・たびたび訪れる神に何故私だったのか、聞いても帰ってくる答えはいつも同じでした。私は、“人間にしては欲が少なく、平和主義者”であったらしいのです・・・・・・わかりましたか?ノイがあんなに私を心配してくれているのも、必死になってくれているのも、すべては、私が望んでしまったからです・・・・・・“ノイの心が欲しい”と・・・・・・私は、愚か者です。罪を犯した愚か者なのです・・・・・・。」
あたしは視線を感じ、俯いてしまったミィヤから扉の方へと視線を向けた。
そこには黙って腕組みをしながら壁に寄りかかってこちらを見ているノイを見つけた。
何とタイミングが良いのか悪いのか・・・・・・あたしには判断できなかったが、ノイは、大分前から話を聞いていたらしい。
普段なら誰かが入ってきた事に対して気付かないわけがないミィヤでも、今回ばかりは、自分のことに全神経を集中させていたので、気付かない。
あたしが二人を交互に眺めていると、ノイが先に口を開いた。
「ミィヤは、バカだな。」
ミィヤは、驚いて顔をあげ、口をほんの少し驚いたように開けてから寂しそうに笑った。
「ええ。私は愚か者です。」
「・・・・・・本当だよ。ミィヤは、バカだ・・・・・・ミィヤ、俺はミィヤの事、好きだぞ。」
「・・・・・・知っているわ。だって私が望んだんだもの・・・・・・神に、望んでしまったのだもの・・・・・・。」
ミィヤの体を縛っていた鎖が外れ、ミィヤに近づいていくノイとは反対に、ミィヤは、ノイを避けるように扉の方向へと逃げていた。
「もういいでしょう?これ以上あなたを苦しめたくないの・・・・・・縛り付けたくないの・・・・・・私を死なせて・・・・・・。」
ミィヤが、部屋から外へ出ようとしたとき、ピシッ!という音がして、ミィヤが小さく「やっ!」と言って尻餅をついた。
どうやら彼女は、この部屋から外には出られなかったらしい。
彼女は、扉を叩きながらまるで落胆するように、静かに泣きはじめた。
「どうして・・・・・・どうして、この部屋から私が出られないような魔法を張るの・・・・・・?」
「ミィヤなら、人を疑うことはしないから、部屋から本人が出られなくするような魔法や結界なんて張らないだろうな。だけど、俺は違う。俺は、ミィヤを疑って、自ら死なないように、外に出さないように結界を張っていたんだ。」
ミィヤは、近づいてきたノイを見上げ、「じゃあ・・・・・・今ならノイが、殺してくれるの?」と呟いた。
「・・・・・・できない。俺は・・・・・・ミィヤが・・・・・・」
ミィヤは、ノイがすべてを良い終わる前に口をその小さな両手でふさいだ。
「・・・・・・やめて・・・・・・それは・・・・・・あなたの本心ではないのだから・・・・・・。」
閉じたままの瞳からポロポロと止まらない涙を流し、ミィヤはまた逃げようとした。
でも、ノイは、口を押さえられた手を掴み、口からずらすと、「俺はずっとミィヤが好きだった。ミィヤが神に願いを捧げる前からだ。」と告げた。
「嘘よ・・・・・・。」
「嘘じゃない。魔法を詳しく調べたのも、ミィヤを守るためだ。俺は・・・・・・宮殿を見つける前から、ミィヤが好きだった。神になるのは交換条件でもなんでもない。元々、俺はミィヤが好きだったんだからな。ミィヤは・・・・・・神と言う地位を押しつけられたんだ!神に。」
「・・・・・・嘘よ・・・・・・だってノイは、私なんかより秘宝や宮殿のほうがよっぽど好きそうだったもの!」
ミィヤは、ただ、泣きじゃくっていた。
二人の間で何かが捻れ、そこに他者が介入したことでさらに事がややこしくなったらしい。
あたしはただひたすらに押し黙っていた。
「嘘じゃない。誓っても良い。俺はミィヤを殺しなくない・・・・・・ミィヤに死んでほしくないんだよ・・・・・・だから、な?解決方法を探そうぜ・・・・・・。」
ノイは、ミィヤを抱き締めていた。
ミィヤがうなずいたのを見てからあたしはミィヤの部屋を後にした。
もう、二人きりでも大丈夫でしょう。
思いっきりミィヤはノイに触れているからミィヤが倒れるかもしれないけど、それでも、彼女には、嬉しいでしょうから。
「ラーシャー!?」
あたしを呼ぶ声があちこちからした。
どうやらイリュースト達があたしを捜し回っていたらしい。
そういえばあたし、いきなり走りだして来ちゃったんだわ!
「あたしはここにいるわよー!」と叫ぶと、あたしは歩きだした。
作「ここではダルキリについて久々に話そうかと思う。ダルキリの会話はいつも一ひねりいれるところなんだ!」
ラ「……いきなりどうでもいい話から始まったわね。」
ダ「よんだか?」
作「おう!呼んだ呼んだ!」
ダ「めずらしいな。なんだ?」
作「お前は頭が悪いって話さ。」
ダ「んだと!?おいこら、表に出ろや。」
作「まぁまぁ、でもそうだろ。今回の会話に関しても「・・・・・・待てよ!仮にも協力してもらってる仲間に誤解で胸ぐら掴んでおいて、“ごめんなさい”の一言もなしか?」って台詞、そこは“ごめんなさい”じゃなくて、謝罪って言うだろう。いつもそういう風に書いては変えてって繰り返してるんだけどな。あまりにも自然すぎてきっと誰にも気づいてもらえないっぽからな。」
ラ「無駄な努力ね……。」
ダ「あん?シャザイ?」
作「謝ることだよ。」
ラ「ダルキリ、あなた、悪い意味ですごいと思うわ。それでよくその年まで生きてきたわね。」
ダ「いやぁ、それほどでも。」
ラ「……けなしてるのよ?わかってる?」
ダ「なんだよ、そんな目で見んなよ。」
作「はいはい、お疲れさん!じゃ、またね。」
ダ「次回もよろしくな!!」
作「(目立ちたがりめ……今回はのっとられたがまぁいいか。)」