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13話 樲城編9 デイモン戦2


焔一閃(ほむらいっせん)


剣を横に振って攻撃する。広範囲、高出力の攻撃! これにより本丸は真っ二つになりレオナとハールは先ほどの攻撃なんとか中和できていた。

本丸が真っ二つになることで、温かい空気が城内に流れこむ。



(今思うがこれらは、デイモンの能力とフーガの攻撃の合わせ技!)


「手強い相手だ」


「手強いで済むの?っ笑」


デイモンは思い切り足に力を入れハールに距離を詰めて剣を振る。


「いいぜ、正々堂々、技術で勝負しましょかー」


炎と閃光が辺りを支配する、激しいぶつかり合いである。レオナは自身の能力でハールの支援をするが...


(ホーミングで援護!!!!できる隙がない)


デイモンが言う。


「能力解放......」


ハールの頭上に石の塊が降り注ぐ。ハールは一見見分けがつかなかった。レオナの方を見て確信した。


「お前まさか」


ハールが言った。


デイモンは笑いながら言う。


「なんだっけ?」


「なっ!?」


レオナは違和感はあった。しかし、それは食べた者の能力を奪うものだと思っていた。


「土邪凝固?だっけ」



デイモンの能力。


能力は、【模写再現零沱(ガレージ)

魔法の一時的に引き出しと、自身が吸収した能力の使用と再現。性能は劣ることを知らず使用者の能力に応じて更なる進化が可能となる。だが、フェーイヒカイトは獲得できない。

【フェーイヒカイト】

ハージさんが使用していた神脚(しんきゃく)はフェーイヒカイトである。フェーイヒカイトについてさらに詳しく説明すると、フェーイヒカイトは能力進化と同時に得た技又はスキルという意味もある。そのフェーイヒカイトをさらに研磨することで更なる高みへと行くことができる。


「ホーミングだ〜ん、ほい」


多数のホーミングがレオナとハールに襲いかかる。


「くそっ俺は大丈夫だ」


「それにしても土邪凝固ってダサッ」


「気にすんな、あいつのほうがだせえから」


「は?」


「あ一聞こえてた?」


「聞こえてるけどッ」


デイモンがハールに蹴りを入れる。が、刀で止められたいしてダメージを入れれてない。


「あんたたち、2対1でこれってもうちょっと頑張れよガキが」


両者共に距離を詰める。城内に強い風が入り、城の旗が大きく靡く。


「合技 炎上貴(ほむらがみたっと)+土邪凝固  炎上凝固(ほむらがみぎょうこ)


炎上貴で広範囲の炎を生成し、レオナの能力。土邪凝固で岩の生成、前からくる炎と上から迫る岩に挟まれ逃げ道はない。



「潔く死にな」


「受けてみるしかねぇな、ふ~……….」


「ああ」

ハールとレオナがいった。

先にハールの技が繰り出される。

「聖刀朧流 月朧(つきおぼろ)


月のように弧を描く。月の満ち欠けを再現できるほどの速度とそれを成し遂げられるコントロール力が最高水準じゃないとできない聖刀朧流の頂点の技。



「からのー上級朧流 竜道刀(りゅうじんとう)


竜が通ったかのような刀の捌き。



次にレオナ。


「朧流 上級 未断刀(すえだんとう)!!!」


圧倒的な切断性能を誇る。



土鍋を分厚い鉄の板に思いっ切り投げ当てたような音が本丸に響く。デイモンはその音に不快感を覚え、苛立ちが隠せていなかった。岩を切るのはあまりなかったが、意外と切れるものであるほぼ斬ったが、高温による火傷がすごいものであった。


「やんじゃねぇーか、ペえーもん」


「まだ、生きてんの?ジゴキブリかよ」


「はっ笑魔人の方がよっぽどジゴキブリなんじゃねえの?w」


「フフフッ炎撃波動(えんげきはどう)


炎撃波動。フーガの咆哮と似たようなものであり手から放射できる。

ハールが覚悟を決め避けながら走る。デイモンの攻撃が当たりながらも尚、まるで当たっていないかのように我慢し歩みを止めない。ハールがもう片方の鞘に刀を納める。


「能力解放!」


(なんだ威圧感が上がった)


「お前のやる気を変えてやるよデイモン!!!」


刀之才王。


「能力解放か...」


「二刀流十六連撃!!!7回当たったな?その程度か、お前の速度は」


「チッウザイ技。究極技 炎王家神(えんははおう)


炎王家神を出した瞬間暴発させる。炎王家神は巨大な炎の塊を作り出す。煙が城内に立ち込める。レオナは、土邪凝固で自身とハールの目の前に壁を生成、しかし、圧倒的な温度により壁は溶ける。


「究極技だぞ?そんな岩溶けるに決まってる」


究極技の暴威が襲う。辺りは、燃え尽くし本丸の壁はなく、外から中が丸見えだった。城内は王と共に全員が逃げているせいか、とても静かだった。

死体がある門の前。血まみれの上道丸。燃え尽くす本丸。


防御は成功しなかった。物量による攻撃。熱。

あまりの攻撃に2人は膝をついた。


「終わりかな?粘った方なんじゃない?ストレス発散にはなったわ」


「まだや、俺がたってるやろ」


「まだ、やるの?」

 

ハール「あたりめえだ」


避けに専念するハール。レオナは未だ動けずただハールだけが攻撃耐え動くことができた。


(多分、レオナが庇ってくれていたのだろう。この相手は俺だけで倒すことは困難だ。レオナをどうにか起こすしかない。)


「炎避球」


壁に当たると跳ね返る炎の玉を飛ばす。速度はそこそこであの斬撃よりかは速くはないが威力、質量が大きく当たるとダメージがでかい。



「逃げてばっかじゃ私は死なないよー?」


「いーやこれでいい」


「どんどん増えるよー」


「時間を、稼ぐ!起きろ!レオナ!!!」


「無理無理wあのイキリくん弱いもん、そんなにアイツが好きならあいつの技で殺してあげる!ホーミング弾」


岩のホーミング弾を放つ。デイモンは先端を尖らせ鋭利にしてハールに攻撃を仕掛けた。


「やばっ....」


「私の勝ち」


鈍い音が本丸から響いていた。

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