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春のマリア編 登場人物紹介  作者: 松島 雄二郎
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ダージェイル大陸 地図

挿絵(By みてみん)


ダージェイル大陸

 北部を砂漠地帯、南部を密林地帯に囲まれる。ダージェイルの覇者ジベールは虎視眈々と領土拡大を狙っているが、ダージェイルの他の土地には目もくれぬ様子。


①アルステルム

 ダージェイルの角と呼ばれるサン・イルスローゼの飛び地国土。対外戦争における兵站拠点としても属国保護の観点からも重要視されている。太陽の国でも最大練度の魔導官中隊が置かれ、その戦力は単独でジベール軍に当たれるほどである。


②フェニキア王国

 二十八氏族をまとめあげ王権政治を行っていたが先年のクーデターにより神権政治へと移行。しかし女神アシェラは不在、神を名乗るクロノスもまた最上階のハーレムでお菓子貰って堕落した猫みたいな生活を送っている現状、神権政治の名を借りた独裁である。

 アシェラ神殿長にして新女王アシェル・アル・シェラドが辣腕を振るい、神殿再建のためにせっせと小銭稼ぎをしている。


③アシェラ黄金神殿

 アシェラ神殿跡地。すっかり廃墟と成り果てたが湖に沈んだ地下書庫には貴重な財宝や魔法具が山のように沈んでいる。時折冒険者が盗掘に現れるが帰ってきた者はいない。アシェラ神殿という財政基盤を失った新女王が手を出さない理由は危険度の高さゆえなのだろう。


④砂のジベール

 神代の魔獣『砂の王ザナルガンド』を発祥とする砂の絶対君主。軍事力においてはサン・イルスローゼに次ぐと言われているが彼我の戦力差はあまりにも大きい。だがそれは侵略戦争に限った話だ。一代に限り一人だけ降臨する砂の王の権能スキル持ちがいる限り、打倒ジベールは絵に描いた餅と言わざるを得ない。


⑤イス・ファルカ

 ジベールの政治中枢である王宮街を内包する首都。その賑やかさは西方五大国一の大都市として知られる。


⑥ケラノウスウッドの大森林

 魔酔いの森とまで呼ばれる魔素の濃い土地柄から出現する魔物の強度も余所とは比較にならない。魔境ダージェイルの入り口とも呼ばれる。


⑦凍てつきの大山脈

 かつて無数の竜が飛び回っていた壮大な山脈は主を失った。死せる屍が発する怒りは冷気となって永遠にこの地を封じ込めた。クリスタルヘイズを流れる流氷は竜の涙とも呪いともいわれている。


⑧未開文明地帯

 大小二百ほどの部族が暮らす密林に覆われた土地。ロマンと財宝を求める冒険者が幾度となく挑み敗れてきた。封じられた悪神の遺跡があるともいわれている。


⑨フェスタ帝国

 ここより東はイージス大陸である。彼の地で強大な権勢を振るうフェスタは古より蔓延る呪術の聖地。一説によれば神狩りと呼ばれる集団が建国したともされる。


???

 ダージェイルのどこかにアサシンギルドの本拠地があるという噂だ。大砂流域の谷底にあるとも、蜃気楼の中にあるともいわれている。おぞましき殺害する刃の本拠地を突き止めたのなら冒険者ギルドは巨万の富を約束するだろう。

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