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前科部!  作者: 蛇猫
前科者が集う部活
17/108

あの日から続いていた


帰ってきてしまった......後悔にも罪悪感にも似た混沌とした感情を抱え

自分の部屋の椅子に座る、机の上には開いたままの小説が置いてあった。


徐にそれを手に取って序章の辺りを意味も無く読む......何故か集中することが

出来ない。小説の文章が悪い訳では無い。自分が集中出来ていないだけだ。

よく読んでいる小説なのにも関わらず今は只の文字列にしか見えない。


小説を閉じて、考える特に用事も無いのに、部活動を休んでしまった。

何故かは解らない 解らない、が理由が有るとすれば、一つだろう。

そう考え、自分を乱している原因であろうとある出来事を思い返す。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「あ あの......」


私の席を担任に紹介された彼は何やら、オドオドしながら

自分に話し掛けてきた。


「・・・はい、なんでしょうか?」


挙動不審に話し掛けてくる彼に聞き返す。


「えと、あの、 その」


「・・・?」


彼は言葉が纏まらないのか中々言い出さない。


「あーその、だな。上里祐也(かみさと ゆうや)だ今日から宜しく頼む......」


そして、葛藤していた割には普通の挨拶を彼はした。

挨拶をされるのも久しぶりだ。


「・・・はい 幻中玲奈です。こちらこそ宜しくお願いします」


久しぶりに喋った事で鼓動が早くなる。そして、上里祐也と名乗った彼は

また何かを考えた後此方に目を向けて来た。


「・・・・・・」


私は咄嗟に目を逸らしてしまった特に意味は無い......筈だ。

だが、彼と話していて一つ分かったことがある。まだ会って間もなく

言葉も殆ど交わしていないが彼からは皆が自分に向ける悪意を感じ無かった。

だが、このまま私と話しているとクラスの者達から嫌われるだろう。

幸い、自己紹介で植え付けたイメージもまだ、取り返しのつく段階だ。


もしかしたら、彼も周りに同調して自分を虐めるかも知れない......だが、自分は

もう慣れた、虐げられる事にも、裏切られる事にも。彼が虐められれば

私も罪悪感を背負う事になるだろう。結局は全て、慣れた自分が

やれば良いだけだ、そう思いながら口を開く。


「・・・あまり私と関わらない方が良いですよ」


.....自分の甘さ加減に呆れる。『関わらない方が良い』ではなく

『関わるな』と言ってしまえば無理に関わってこないだろうに。

彼が自分の味方になってくれるかも......という浅はかな考えが言葉に

出てしまったのだ。今更、自分は何を考えているのだろう。

彼を巻き込む事になるかもしれないというのに。


「どういう事だ?」


彼は、疑問符を浮かべる。当然だ、誰だって出会っていきなり

そんなことを言われたら戸惑うだろう。


「・・・・」


しかし、その問に私が返したのは無言だったこれ以上下手に

話すよりも黙っていたほうが良いだろう。彼は此方の返答が無いと理解すると

それ以上は喋り掛けて来なかった。後は彼次第だが、きっと仲の良い

友達を作ることだろう唯一の心配と言えば、席が自分の横ということだが.......。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「おはよーございまーす......」


翌日、本を読んでいると自棄に適当な挨拶をして

自分一人の教室に彼が入ってきた。


「・・・おはようございます」


自分一人しか居ないのに挨拶を返さないのもどうかと思い

静かに挨拶を返す。


「おう......」


彼は、複雑そうな表情でこちらを見て返事をする。やはり、昨日の事が

引っ掛かっているのだろう。彼は荷物を整理すると、リュックから

本を出して読み始めた。特に話す事もないので此方も読んでいた

本を再開する。それから、少し時間が立つと大きな足音を立て、担任が勢いよく

教室に入ってきた。


「おーい 上里部活もう決めたかー?」


担任は職員室から持ってきたのであろう荷物を机に置くと、彼に向かって

そう言った。部活、部活か.......彼はどのような部活に入るのだろうか。

僅かだが気になった。


「お前は確か運動系は嫌なんだろ?」


担任は彼に言う。確かに失礼かもしれないが運動が好きそうにも

得意そうにも見えない。


「ああ、そうですね基本的には」


彼が答えると、担任は含み笑いで


「お前、自己紹介で生物が好きって言ってただろ?

 それなら、自然観察部がお勧めだが、どうだ?」


彼にそう言った。この教師...含み笑いをしたのは

果たして彼に向けてなのだろうか?


「自然観察......ですか。面白そうですね。じゃあ、特にこだわりも

 無いのでそれにします」


彼は少し考えると、決断した......本当にこの教師は何を考えているのだろう。

私には理解が出来ない。


「おう、これ入部届けな。書いたら職員室に持ってこい」


教師は彼に入部届けと思われる紙を一枚渡すと、そそくさと出ていった。

その時、彼にウインクをした気がするが気のせいだろう......恐らく。

それから、時間が立ち教室が生徒で溢れて来た頃彼が教室に戻って来た。

彼は椅子に座ると此方に目をやってくる。


「・・・どうかしましたか?」


「いや、何でも無い」


私が聞くと、彼はそう言った。


「・・・そうですか」


彼は、私の噂を聞いた頃だろうか? 私への態度を変えない所を見ると

聞いていないのかもしれないが......気になる。別に知ってどうになる事でも

無いのに、ただ無性に気になった。


「...........か?」


「ん?」


「・・・その、他の生徒が言っている私の話、聞きましたか?」


聞いてしまった......『関わるな』と言ったのは自分なのに。意味も無い会話を

自分からしてしまった。


「生憎、こっちに来てからの知り合いはお前以外だと先生と生徒会長だけだからな」


彼は別に私を責める訳でもなく質問への答えを返してきた。

恐らく聞いていないという事なのだろう。ただ生徒会長、その名前が出たのには

驚いた。彼は、芦原白嶺(あしはら しらね)この学校の生徒会長と何故知り合いになったのだろう


「全く、転校生なのにこの扱いは無いだろ......」


愚痴のように呟く彼に


「・・・と言うことは私の話は聞いていないと?」


確かめるように私は聞いた。


「悪い子じゃないって生徒会長が言ってた」


「・・・」


生徒会長......私が思っていた方の話は聞いていなかった様だが

別の話を聞かされていたようだ。


「・・・何故生徒会長と知り合いに?」


この学校に来て二日の彼が生徒会長に何故会ったのか

疑問に思い、聞いてみる。


「近藤とか言う不良に絡まれた時助けてもらって、それでだ」


近藤......近藤正人(こんどう まさと)同じ2年3組で、学年でも幅を聞かせている有名な不良だ。

成る程、あの会長なら彼を助けたというなら納得が行く。


「・・・そうですか」


思えば1日でこんなに喋ったのは高校生になって初めてかもしれない。

今までの高校生生活を振り返りながら考えていると、彼が思い出したように


「それと俺、知ってると思うが自然観察行くから」


そう言ってきた。あの部活は彼が思っているような楽しい部活では無い。

出来れば潔く科学部か文芸部にでもいってほしい物だが。


「・・・貴方はあの部がどんな部活か知っているのですか?」


そう聞いてみると返ってきたのは


「宗里先生にたっぷり素晴らしい所を説明された」


という、本当にそう思っているのかはぐらかしたいのか、解りづらい回答だった。


「・・・恐らく貴方が想像している部活とは大きく違います、悪いことは

 言いませんから別の部活に......って説明? いつですか?」


宗里先生、もとい宗里花凛(むねさと かりん)先生が彼に自然観察部の存在を教えたのは

ついさっきだ。そこまで詳しい説明などされていなかったが......。


「いや、ほ ほら朝! あの後宗里先生に部活届け出すときに聞いたんだよ」


『何故...そんなに焦って居るんですか?』と聞こうかと思ったが、止めた。

此方から関わるなと言いながらどうでも良いことで干渉したら世話も無いだろう。

只、それを無しとしても、もう一つ疑問が残る。


「私が自然観察部員だと知ったのは?」


そう、自分は彼に一度も自分の所属する部活を教えては居ない。それなのに

彼はあたかも自分が自然観察部の部員だと知っているように話し掛けてきた。


「生徒会長に俺と幻中は一応知り合いだって言ったら、幻中も自然観察の

 部員だって教えてくれたんだよ」


また、生徒会長か。彼は生徒会長と短い期間で打ち解けたらしい。

そして、やはり生徒会長が自然観察部員だと言うことも。

知っているのだろう。


「・・・そうですか」


私が短く応えるとその後はお互い口を開く事はなく授業をそのまま受けた。

何故だろう......彼に関わるなと言っておきながら彼が自分に近づくと周りから

嫌われると分かっていながら早く彼が自分の噂を聞いて周りに合わせた方が

彼のためになると思っていながら......。


彼が、私の噂をまだ知らないことに安堵を覚える自分が居た。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


翌日、昨日と同じく自分が本を読んでいるとやはり昨日と同じ自分一人の

教室に彼が入ってきて挨拶をした。


「おす、幻中」


今回は教室に自分一人どころか自分に向けられた挨拶だったので

挨拶を返す。


「・・・おはようございます」


何故だか嬉しそうに彼は荷物を置いて、本を取り出した。


「・・・私とあまり関わらないでと言った筈ですが」


私がそう言うと、彼は此方を向いて


「いや、挨拶ぐらいはさせてくれよ」


と苦笑した。


「・・・このクラスで私に挨拶をするのは貴方だけですよ」


事実だ。その証拠に昨日も彼以外に挨拶はされなかった。


「なんだそれ。挨拶は元気よくみんなにしましょうって小学校で

 習わなかったのか? まあ、俺もあんましねえけど」


私の言葉に彼はそう言った。


「・・・貴方がそれで良いなら私は何も言いませんけど......この学校で

 友達を作るなら周りに倣っておいた方がいいと思いますよ」


自分で言っていて気分が悪くなるがそれも事実であり

それがこの学校社会の裏側だ。


「面倒臭いんでパス。つくづく学校の人付き合いって面倒だよな

 別に楽しくないことして、一種の強迫観念の様に周りと合わせて空気を読む。

 考えるだけで、口からサワガニでるわ」


最後の喩えは意味不明だが彼はとっくに自分の置かれている状況を

理解しているようだ。それが分かるだけ、彼の言った事は的を射ている。

だが、それを理解して尚、彼は友人を作ろうとしないのだ自然観察部......

いや前科部に入り、私に初対面の時から態度を変えずに接するのだ。

しかし、彼はこの学校の恐ろしさを知らない彼はこのままでは自分と

同じような目に合うかもしれない。


「・・・サワガニ?」


一番疑問に残った事を聞くサワガニが口から出るなんて言う

言葉は聞いた事がない。


「上里さん的ジョークだスーパーの割り箸と一緒に入っている

 爪楊枝くらいの感覚でスルーしてくれて良いぞ」


「・・・そう、ですか?」


彼の話に着いていけない私は曖昧な返答をする。。


「んじゃ、ま。今日俺部活行くからその時は宜しくな」


彼は軽い口調で言う


「・・・・」


彼は恐らく、自然観察部の正体にも気付いているだろう。

何しろあの生徒会長と部活の事を話した訳だし、会長が教えない筈が無い。


「お、おい幻中?」


「・・・・」


なのに何故彼は、部活を変えずに自然観察部へと入部しようとするのだろう。

そもそも、あの部活は活動も殆どやっていないその事は会長から、担任から

知らされて居ないのだろうか?


疑問は尽きないが、一つ彼に言うことが決まった。


「・・・貴方が何を思って私達の部活に入るのかは解り兼ねますが

 その、宜しくお願いします」


何時も堅い顔を僅かに崩し私がそう言うと、彼は


「まもまもー!! じゃなくて おう、分かった」


何やら叫びながら応えた一体『まもまも』とは何だろう


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


今日の授業が終わり放課後彼が部活に来ることになっている。

ただ、気が重い......。


何故か彼と会いたくないのだ。別に彼が嫌いな訳ではない。ただ無性に怖いのだ。

彼が私をいつか、皆と同じように虐げて来るのでは無いかと。

とっくに慣れた筈なのに怖い。彼と出会って3日しか経たないがそれでも

期待してしまったのだ私に挨拶をして普通に接してくれた彼なら、私の事を

虐げ無いのではとだからこそ、裏切られるのが酷く怖い......。


自分の心が不安と恐怖で彩られていき、鼓動が高まり、呼吸が荒くなる。

トラウマ、そう呼べるであろう代物が脳裏にチラチラ映る。

そう、あの時もこんな思い上がった考えをしていた。期待など無意味だと

あの時知った。浅ましい手が僅かに震えだし、戸を叩くような頭痛がする。


ああ......自分は記憶一つでこんなにもなる、弱い人間だったのか。

脳裏に映る記憶は消えるどころかより鮮明になっていき、その度に心の中の

どす黒いものが脈動した。


「・・・うっ」


体がふらつき廊下の壁にもたれ掛かる。勿論私の心配などする者は居ない。

そう自己嫌悪に陥れば、陥るほど心のどす黒いものが肥大化する。

目眩は酷くなり、次第に思考力が落ちてくる。自分が先程まで何をしていたかも

解らない。そしてついに私は激しい動悸と息切れの中、意識を手放した。



......何やら苦しんでいた気がするが。頭の中が空白になり体も思うように

動かない自分には思い出すことも思い出そうとすることも出来ない。

鈍い音がして、頭に痛みが走る恐らく廊下の壁にぶつけたのだろう。

そのまま私は壁に凭れる思考力は戻らず、以前手は痙攣したままだ。


それからどれくらい時間が経っただろう。1時間、2時間くらい寝ていたような

たった数秒立ち眩んだような、不思議な感覚の中私は気が付くと、誰かに

体を揺らされていた。


「......ぱい!」


煩い......。


「幻中先輩!?」


目を開けると、黒髪の少女が自分の体を揺らしていた事が分かった。

徐々に目のピントが合い、思考力が戻ってくる。


「うう......しんどい」


「幻中先輩大丈夫ですか!?」


思考力が更に戻り少女が呼んでいるのは

自分の名前だと気付く。


「小戸森......さん?」


まだ、思考が覚束ないがなんとか相手の名前を言えた同じ部活の後輩だ。

殆ど話したことは無いが。


「あ、気付きましたか!? はい、小戸森です」


「私は......どうなって?」


未だに状況が掴めない確か、彼の事を考えていた気がするが。


「幻中先輩、廊下に倒れてたんですよ!? しかも、人通りの少ない」


私は両肩に乗せられていた彼女の手を退かして、頑張って立った。


「・・・少し目眩がして......小戸森さんありがとうございます。

 もう大丈夫です」


「えと、本当に大丈夫ですか?」


彼女は心配そうに言う。


「・・・はい、あの...用事があって今日は部活を休むので

 部長に言って置いて貰えますか?」


「いや、それは大丈夫ですけど......本当に保健室とか、行かなくて

 大丈夫ですか?」


「・・・はい、大丈夫です。ただ、その......」


私が少し言いづらそうにすると


「はい?」


彼女は相槌を打った。


「・・・心配もかけれないので私が倒れた事は部活では

 言わないでくれませんか?」


「......それは、その」


「・・・お願いします」


悩む彼女に私は再度頼む。


「分かりました。でも本当に無理はしないで下さい」


「・・・ありがとうございます」


私は自分の無理な願いを了承して心配までしてくれた彼女に

再度礼を言い家に帰った。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


そうやって、家に帰って来た訳だ。何故目眩で倒れたかは解らないし

別に体の事を考慮した為に休んだのでは無い。あの目眩。何か原因が

合った気がするが本当に解らない......いや、思い出せないという方が的確

かもしれない。倒れて視界が歪み思考力が落ちたとき一緒に記憶も

無くした気がする。


と言っても今日合った出来事は覚えている目眩の起こる前の少しの記憶が

飛んでいるのだ。ただ、無くさずに残った物がある。彼への恐怖だ。

何故かは解らない。ただ、目を覚ましたときに漠然とした彼への

恐怖感が残っていたのだ。彼は何も悪く無い筈なのに。


さあ、この感情は何だろう。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「おす、幻中」


土曜日と日曜日を終えて月曜日、彼は今日も私に挨拶をした。

結局あの目眩の解も、あの感情の解も出なかった......。

というか、2日もするとあの感情も消えていた。


「・・・おはようございます」


まだ、解は出ていないが無理に出す必要も無いだろう。


「あぁ、さむっ」


別段今は、そんな解が無くても困らないのだ。


「・・・今日は32度ですが」


必要な解ならその内出るだろうし出ないのなら、無駄な

考えだったと言うことだ。


「家の近くのコンビニのアイスで旨い奴が合ってな、朝も食べてきたら

 寒くなった」


「・・・・」


「おい、無言やめろ。今の無言何時ものと違って、軽蔑の無言だろ」


「・・・あの......」


「お、なんだ?」


「・・・今日は部活、行きますね」


「おう、了解」


私がそう言うと、彼は軽く頷いた。


幻中の回でした。いえ~い。


はい、眠いですw 体に気を付けろと言われたばかりなのに

睡眠を削る馬鹿が此処に居ますw

そう言えば今日は七夕ですね...って書こうとしたら日付が変わってましたw


ガンガン明日からも予定あるのになあ! ハハハッ

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