表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/29

第十肆話 事案

「トガシ様、全部隊の配置が終了しました。」


エリザが落ち着いた声で言った。


「ようやく終わったか〜。」


今から一ヶ月に軍務省が大規模な軍事改革を行なった。

様々な基地や部隊が新設され、サリエール帝国陸海空軍は世界に類を見ない急成長を遂げた。


「これでオウェリナ帝国の主戦派との開戦に近づけましたね!」


エリザはサラッと怖いこと言うな〜。

僕自身は戦争したくないんだけれど…

あともう一つ進展があった。

なんとジープとライフル銃の開発に成功したのだ。

弓と剣しかないファンタジー世界だからこれはノーベル賞ものだな。

さらに産業指導省と研究発展省に依頼して地質調査を行なったところ大量の油田や鉱山資源が発見された。

この国はまさしくチートだな。

俺が異世界人でいろいろな知識を知っているということもあるのだろうが…。

まあそんなことはどうでもいい。

今はとにかく実戦の時に死傷者を少なくするかだな。


「最近、武装技術本部が開発したライフル銃? ですかねあれを見て見たいです!」


エリゼが目をキラキラさせて言った。


「皇級警備兵にも持たせてあるか見せてもらうか…」

「本当ですか⁉︎」

「ほんじゃ、行くか。」


サリエール宮殿 正門


「すみませーん! 銃の実演をしてもらってもいいですか?」

「はっはい⁉︎」


無茶苦茶驚いた顔をしているところを申し訳ないが、エリゼの為だ。頼む






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ