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Episode.8 子宮造影検査(エロくない)

子宮造影検査の場面ですが、性描写全くないので、規則に抵触しません。どうぞお楽しみ下さい。

「痛い!ヤバい女の子ってこんなこと経験すんの?」 と瑞季。


「初体験が医療器具なんて何たる侮辱!」と叶音。


「あぁ。何なんだこれ。何の罰よ?」と明日香。


「皆、耐えるんだ!あっ……」と真夜。


「医療機器に犯されるなんて。」と春河。


「大丈夫だ。君たちは強いよ。これより、子宮造影検査第二段階に突入する。」

造影剤と呼ばれる液体を注入していった。刹那、断末魔が聞こえた。経験した事のないような痛みである。


「それにしても、坂宮さんも酷いお方ですな。こんな痛い経験させるなんて。」レントゲン技師にレントゲン撮影を行ってもらっているうちに橘は小話をした。

「酷いですって?これには理由があるんですよ。」

「ほう。その理由とは一体何ですか?坂宮さん。」

「実は、あの五人元々は男だったんですよ?」

「まだ言ってるんですか?血液検査ではもう女性だと判明したのに。」

「子宮がなければ、女の子としては認めません。元男と女では違うのよ。」

「坂宮先生。その言い方はないでしょう。性別は脳が決めるんです。確かにSexは変えられないでしょう。しかしGenderは変えられる。女の子らしい生き方をすれば、女になりますよ。」

「兎に角、私は子宮がないと女の子って認めないから。」坂宮は、医者に論破されてしまい、拗ねてしまった。

「面白い先生ですねぇ。これだから生徒に愛されてるんでしょうが。」


暫くして、結果が出た。

「皆さん、くっきりと子宮が映ってますよ。どうですか?坂宮先生。これで納得して頂けましたか?」

「橘先生にこれを見せられたら納得するしかありませんよ。」内心、坂宮はこの美女5人に嫉妬していた。せめて、一時の魔法であったならと思っていたが、現実であったのだ。


「橘先生。有難うございました。女の子ってこんな辛いのかと思いましたけど、自分に確証が持てました。有難うございます。」叶音がそう言って頭を下げる。4人も同じく「有難うございました」とお辞儀をする。

受付で、5人分25000円を払った。



「坂宮先生。もう私達、女の子だと認めてくれましたよね?」


「勿論よ。でも本当の女の子ではない。女の子らしさを身に付けるのよ。君たちもよくわからないと思うけど、勿論私も分かんないけど。女の子になる訓練をするから、覚悟しといてね。」


5人はこれから学校で女らしさを磨き上げる特訓を受けなければならなかった。

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