Episode.6 終わりは始まりに過ぎん。
ついに6話です。今回も楽しんでくれよな!感想待ってるわいね。
そんな時、一通のメールが送られてきた。
『史上最強のサイコパス、青山瑞季。自分を女体化させた挙げ句、男達をぶっ殺した。面白い。体育館で待っている。蝉人間、坂宮芽依とその体を治す薬を持っている。この学校に男子生徒は不必要だ。よって殺し合いで残った男子生徒を殺すつもりであったが、女が全ての男を殺したからその必要もなくなった。安心して来なさい。三嶋裕也&猿渡鉄蔵』
「皆、これは罠で、望まない妊娠をさせられるかも知れない。だから皆で今からぶっ倒しに行くよ。その前に、トイレ休憩。」
皆は最初、男子トイレに行こうとしたが、女子であることを思い出し女子トイレに入った。
個室の中で各、自分が女であることを再認識した。
「ふははは。上手くいったようだな。猿渡。そろそろ、最強の装備(Lv.30)で迎え撃とう。」
「ええ。三嶋さんやりますなあ。俺の斧で瀕死状態まで追い詰めますよ。」
コイントスをする前に術を食らわした。
「お前ら二人に狂わされた人生。残りの四人の分まで痛み付けてやる。スーパースターフラッシュ!」Lv.35の青山瑞季を筆頭に。
弓使いの宮代叶音(Lv.20)の「炎の矢!」
剣士の栗山春河(Lv.17)の「闇の月斬!!」
音楽家の神原明日香(Lv.15)の「爆裂音波ー参ー」
スナイパーの岩崎真夜(Lv.15)の「ショータイム!ハバネロショット!!」
を後続から攻撃を食らわせる。
沢山の痛みが一気に二人を貫いた。
「コイントスはまだだろ?おい!青山!……うわあああ。やめろ。痛い。辛いああああああ。」と猿渡。
「くっ、計画が失敗するとは……どこで四人分の技を…んんがあああああ。」と三嶋。
イケボの三嶋もこうなると惨めである。
「薬を出せ。さもないと女性化させるぞ。」
「これだ。だから許してくれ。」
蝉化を解くための治療薬、オーデコロンが手に渡った。
「ありがとな。でもそれとこれは話が別だ。テメエら二人も同じ目に遭え。目には目を歯には歯を。」
女性化させたが、こんな酷いことをしたため、不細工になった。
瑞季は檻の中に入れられた蝉人間、坂宮先生にオーデコロンをかけた。
すると、白い煙が上がり坂宮先生は元に戻った。
「青山君…」そう言って首を振る。
「青山さん。そして、神原さん、宮代さん、岩崎さん、栗山さん。皆有り難う。」
「何言ってるんですか。先生、私達、本当は女子高生になりたかったんです。男であるのが嫌で。女の子の中にいれば女の子になれると思っていたんです。不思議なこともあるモノですね。逆に感謝しますよ。」
「瑞季!そんな水くさい話は良いからよ。坂宮先生、女のイロハを教えて下さいよ。」叶音はやっぱり活発だった。
その後二人は、心理学の実験と称してこのことをした為、心理学会から訴えられ罰金を支払うことになったり、性転換技術規制法違反によって逮捕そして、懲役刑を迎えることになった。瑞季達五人は、特に賠償請求を行うこともなく女子高生ライフを楽しんでいるようである。
しかし、五人の物語は……それでは、終わらなかったのである。