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Episode.2 そして事件は起きる。

大人げない教諭と狂った科学者が動きを始める。

悪魔の祭典が始まろうとしていた。

聖鳳高校は、二年前まで女子高であったが、共学化された。そして5人の男子が入学してきた。そして、その5人が坂宮先生救出のミッションに挑む。全てはとある教師の陰謀だった。


「何で、この学校は共学化されたんだ。俺は再び女子高に戻してやる。」女子高という聖地に通っていた性欲にまみれた男性教諭、猿渡鉄蔵は、知り合いのマッドサイエンティスト、三嶋裕也と協力してとあるゲームを作った。

「完成だ。この費用は、いらない。まずはこのHPウォッチと競技用スマートフォンを5人に渡せ。」

「三嶋、恩に着るぜ。後でラーメン一杯でも奢ってやるよ。」

「いや良いんだ。俺も好きでやってるんだ。この国に革命をもたらすためにな。」

「それは良いな。ぞくぞくするよ。」


何てことも知らない瑞季は普通に行った。系列校の聖鳳大学ではよく心理学実験が行われており、今回もその類いではないかと思ったのである。何も疑いを抱かなかった。

「おはようございます!」と元気に体育館に入ったのは良いが、誰も居ない体育館……辺りは静まりかえっている。「あれ?此所じゃなかったのかな。」瑞季は体育館を出ようとした。その時だった。ピンポンパンポンと校内放送が入った。心臓が止まるかと思うくらいに驚いてしまったよ。


「聖鳳高校の男子の皆さん。本日は、お集まり頂き有り難うございます。これからそこの教室にあるシークレットボックスの中身を見てもらいたい。安心してくれ。中にはマムシやサソリなんてモノは入っていない。」

体育館のステージには大きめのクエスチョンが書かれた箱が置いてあった。

「これは時計か?あとはスマートフォン?」

「見つかったか?そしたら、それを身に付けるんだ。まずは時計。スマートフォンも持っていろ。」

普通に時計を身に付けた。針が刺さるとかそんな仕掛けもなかった。

「何故スマートフォンが必要?」と今までのスマートフォンを見てみるとついさっきまで使えたはずなのに圏外になっていた。

「これより、君たちにはRPGに挑戦して貰う。宜しく頼んだ。その時計にあるHPがゼロになると死んでしまう。分かったな。まずは、レベルアップだ。そこに敵が来る。片付けろ!」

命令口調だが、悪い気はしなかった。アナウンスがイケボの三嶋によるものだったからである。瑞季は、敵襲に備えて身構えていた。


キャラクター紹介。


宮代叶音みやしろかなと

当初は、他の高校に進学しようと思ったが、第一回目の男子生徒という所に心を惹かれたというのが表向きの理由であるが、本当は、男に飢えている元女子高でモテモテになりたいと考えていた。しかし、一部の女子には好かれているが、本人の思うようには進まなかった。逆にイケメンであることで、チヤホヤされているのがムカつく。と言う人も居たくらいである。

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