第5話 チュートリアル2(中編)
冒険者ギルドに付きました。
「早く受付に行こうぜ」
「うん」
ひと狩りいこうぜ!のゲームに似てます。
「こんにちは。登録ですか?」
「はい」
「では、こちらに手を乗せてください」
「分かりました」
水晶に手を乗せてみたら、文字が浮かびました。
「ありがとうございます。こちらがカードになります」
「ありがとうございます」
「ギルドの説明は必要ですか?」
「お願いします」
「冒険者ギルドは、貢献度、信用度により冒険者ランクが上がります。最低でE最高で、Aになります。Eランクは、依頼を五回受けるとDランクになります。冒険者ギルドが協定している店はカードを見せれば少し安くなります。
気おつけてほしいのが、冒険者達のいざこざには一切関与しません。」
「分かりました」
「では、死なないように頑張ってください」
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「なんか、無愛想だったな」
「そうだね」
「次はどっち行くか?」
「道具屋の方がいいのかな?」
「なにか奢ってくれー」
「ポーション位ならいいよ」
「うっしゃ!」
「早速行こうか」
「おう!」
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「いらっしゃい」
店長さん結構若いですね
HPポーションは、結構種類ありますね。
ん?店長さん、ドードンさんに似てます…
「すいません。ドードンさんって知ってますか?」
「ん?ドードンなら、私の息子だよ」
「あ、そうなんですか?」
「なんで、息子の名前を知ってるんだ?」
「さっき防具屋に行ったからです。ラードンさんにも会いましたよ」
「でも、武器も防具も装備してないよ?」
「二刀流を見せたら、最高級品のものをオーダーメイドしてくれました」
「そ、そうなのか。私にも見せてくれない?この店のもの全品タダにするから!」
「わ、わかりました」
「では、こっちに来て」
「ケンも連れてっていいですか?」
「ああ、もちろん」
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さっき出したのと同じ技を出しました。
「ありがとう、とても素晴らしかったよ」
「ありがとうございます」
「何を買っても全品無料だよ」
「では、HP回復ポーションとMPポーションを200個ずつお願いします。あと、解体ナイフと、ランタンをお願いします」
「あ、ああ……」(暫くはもやし生活……)
「や、やっぱりお金払いますよ」
「いや、大丈夫。これは私が言ったことなんだから……」(息子達はお金があっていいなぁ……)
「そ、そうですか」
「ラムダ、これはやばい。店長はしばらくもやし生活になるぞ」
「だ、大問題じゃないですか!」
「な、何で心を読まれたの?」
「読心スキルだよ」
「そ、そんな高いスキル私に使わないでくださいー!」
「え、高かったの?(・ω<)★」
「う、うう」
「店長さん。僕達が食材を取ってくるので、待っててください」
「い、いいの?」
「ええ、ではさっきの注文品お願いします」
(和也、それじゃ店長の収益ないぞ)
「ん?なんか言った?」
「いや、何も」
「魔物の肉って食べれるんですか?」
「ちゃんと、血抜きをすれば平気だよ」
「分かりました。では、行ってきます」
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「初期装備なのに、全然手応えないね」
今は、始まりの街周辺のマッドラビッドや
マッドウルフを倒してます。
「そうか?俺は結構苦労してるぞ?
痛覚設定初期から変えてないし」
「まぁ、ステ値全部100越えだからね」
「課金かよクソっ」
「金持ちでごめんなm9(^Д^)」
「う、うぜぇ」
「それより、痛覚設定は変えろよ」
「痛みもあった方が、リアリティが増すだろ?」
「まぁ、そうだけどそこまではしたくないな」
「これだから、おぼっちゃまは」
「おぼっ!?僕は断じてそんなことは無い!」
「冗談だよ。話変わるけど、プレイヤー全然いないな」
「容姿設定とかステ値振り分けとか普通は大変だからね」
「まぁな」
……流れ流れ流星が広い空埋め尽くす
「きゅ、急にどうした?」
「ん?あぁ、着信音だね」
「誰からだ?」
「妹」
「愛里ちゃんか」
「もしもし?」
『お兄ちゃん、チュートリアル終わったよ?
チュートリアル2が出てきたけどやった方がいい?』
「チュートリアル2は受けなくても、僕がいるから平気だよ」
『分かったーじゃあ、広場で待ってるね』
「うん」
……パーパー
「何だって?」
「広場で待ってるって」
「んじゃ、行こうか」
「うん。ついでに魔道具屋も行こう」
「りょー」
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現在ステータス(ラムダ)
ステータス
ラムダ:Lv.5
職業 無職
HP 150/150
MP 150/150
STR 105
DEX 105
VIT 105
INT 105
MND 105
ポイント 5
【スキル】
剣術Lv.10 短剣術Lv.10 二刀流Lv.10 鑑定Lv.5 身体強化Lv.8 夜目Lv.8錬金術Lv.10 隠密Lv.10
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