第3話 チュートリアル
今回は少し長い?
お、眩しいのが消えました!
「はじめまして、ラムダさん私はチュートリアル担当のレーミンです」
「よろしくお願いします。レーミンさん」
「はい、よろしくお願いします」
「僕は、何をすればいいですか?」
「アーツを使ってみてください」
「分かりました」
アーツの発動は声に出すか、心で思うかです。
慣れてない人は、声に出した方がやりやすいです。
「『スラッシュ』!」
僕が今使ったのは、剣術Lv.1で使える
初級アーツ『スラッシュ』です。
斜め下から上に叩き斬る感じです。
「ラムダさんはβテスターの方ですか?」
「違いますよ?」
「そうですか…ラムダさんなら、他のアーツも使えると思うので、チュートリアルは終わりです」
「えっ、早くないですか?」
「あなたの技術はチュートリアルで発揮できませんので、お願いします」
「そうですか…では、また会える日まで」
《チュートリアル達成》
報酬:5000ゴールド
初クエスト達成ボーナス:1000ゴールド
全プレイヤー初クエスト達成ボーナス:1000ゴールド
全プレイヤー初チュートリアルクリアボーナス
:1000ゴールド
貰いすぎな気がします…これに初期ボーナスの
5000ゴールドも追加なので、
13000ゴールドです。
いい装備が買えそうですね。
《チュートリアルをクリアしたため、
チュートリアル2が発生します。
クリア条件は、指定された店に行くことです。》
また何か発動しました。チュートリアルは大変ですね…
わっ、また眩しいです!
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眩しいと思ったら、街の中にいました。
でも、他にプレイヤーの名前がありません…
《全プレイヤー初街に到達》
報酬:5000ゴールド
……僕はお金に恵まれてますね。
チュートリアル2をやる前に、パネルの設定をしときましょう。
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作者です。
では、文字で表してみます。
名前
HP────────────────時計(仮想
MP────────────────時計(現実
こんな感じですね、まぁ、ご想像におまかせします。
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設定終わりました。
結構、見やすくなりました。
VRは便利ですね。
とりあえず、愛里に連絡を取りましょう。
(´-`)oO()
プーっプーっ……
あ、これはまだ設定に悩んでますね。
一応メールしときましょう。
[連絡]
チュートリアルが終わったら電話お願いします。絡まれたら、GMコールをすれば平気です。
送信!
言い忘れましたが、こっちの世界は現実より三倍の早さで進んでますが、体感時間は現実と同じなので、生活リズムがおかしくなりそうですね。
ははは…
僕は元々おかしくなってましたね…
《健太さんから電話が来てます。》
電話が来ました。健太は僕の親友です。
リア充に対しての怨みは僕よりすごいです。
「もしもし」
『和也であってるか?』
「あってるよー」
『お前今何してる?』
「OMOだよ」
『お、やっぱりか。今どこにいる?』
「広場」
『分かった。今言って平気か?』
「うん。チュートリアル2が来たからそれを受けようと思っただけだから」
『一緒にやろうぜ?』
「おっけー」
健太と一緒にやることになりました。
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敬語じゃないと思った方のために理由を説明します。
和也は、信用できる人には敬語を使いません。
信用出来ない人は基本的に敬語です。
リア充のせいでこうなったと思ってください。
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では、少し待ちましょう。
待ってる間に、この卵について調べましょう。
お、公式ホームページに書いてありました。
どうやら、この卵はタイプがあるみたいです。武器になるタイプをアタック系
防具や、盾になるとガード系
結界などになると、バリア系
補助系はアシスタント系
レアタイプで、人型の〇〇系になるみたいです。
タイプは主人の性格などで決まるみたいです。
あ、健太が来ました。
「お前は和也か?」
「うん。そうだよ?」
「目と髪の色が変わってるし、髪の長さで誰かわかんなかったよ」
「ごめん、特徴を言うべきだったな」
「いや、聞かなかったこっちが悪いよ」
僕の容姿は、髪の色を赤に少し紫が入った感じで、目の色は青に少し緑が入った感じです。
髪の毛は、背中の真ん中くらいまで伸ばしました。
「んで、どっから行く?」
「防具屋に行こうか」
指定されたお店は、
冒険者ギルド
魔道ギルド
生産ギルド
商業ギルド
道具屋
防具屋
武器屋
魔道具屋
です。
防具は、初期装備だと心配なので先にいきましょう。
「了解。早速行こうか」
「うん」
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