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美しい人

作者: 園田修治

上昇志向を持っている人は美しい。高みに向かって自分を磨き上げている人は尚の事美しい。

そんな人は大抵目標を口にする。

目標―か。

人生の目標・・・

それは、生きていく上で必要なのだろうか?

そもそも、人生の目標とは何なのだろう。

いい大学に行くことか?いい会社に就職することか?

お金をたくさん稼ぐことか?友人がたくさんいることか?歴史に名を残すことか?

・・・どうも違う気がする。

自分のやりたいことをすることか?

それが人生の目標というのだろうか。もしそうだとして、

そんなことでもいちいちレベルを求められている気がする。

人は私に高いレベルでの目標を掲げろと言っているようだ。

しかし私にはレベルの高い低いにかかわらず、目標というものが無い。いや、低いレベルのものはあるかもしれない。

私は、要は日々の生活を暮らしていければさえいいのだ。生活の質などは問題ない。ただ帰る家があって、ご飯を食べて、ぐっすり寝ることができる、そんな生活を求めているのだ。

しかし、そういったこと誰かに話すと、大抵呆れたような顔をされる。

そしてこう言うのだ。「何かやりたいことはないの?」と。

私なりの目標を言ったはずなのだが、どうも上手く伝わった試しがない。

私の語学力が足りなかったからであろうか。どうも違う。

私の考えている目標は目標と言ってはいけないのだと暗に示しているのだ。

どうしてそんなことを言われなければいけないのだろう。まともに生活が出来ない人だっているじゃないか。

それとも、そんな程度のことは出来ていて当然だと思っているのだろう。

個人の自由を認める社会的風潮ではなかったのか。

私は、私の目標をさえ掲げてはいけないというのだろうか。

いいや、違う。きっと何かが間違っている。悪いのは―あなただ。

美しい人は、愚鈍な人間がいるからこそ輝くのだ。だったら私は何百といる愚鈍な人間のままでいい。

こうして私は、きっとこれからも変わらず同じように毎日を過ごしていくのだろう。

―おやすみなさい。


読み返してみてもよくわかんない出来になっちゃいましたwww


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