第十三話 異世界-ここ-と地球-いせかい- Part3
拓斗はすごい奴だ。自分の信念、それを貫いているのだから。
異世界でどうするか。
拓斗はそれに、毅然たる態度で答えた。自分のために成し遂げると。
そして、返された質問に、俺は答えられなかった。
嫌だ嫌だと思いつつ、無くなった途端にこれか。
「駄目だな、俺は」
一人では、何も決められないのだから。
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「ほんとにこれ、大丈夫だよな…?」
俺は腕輪を眺めた。
腕ごと振ってみるが、特に異常は無し。
「でも、何のために?」
考えられる例をあげてみる。
一つ目、相手は魔王関係で、俺たちの動向を知るために付けた。よってこれは発信器。
「却下」
そんなことだったら、わざわざ俺を連れてくる必要がない。敵が増えるだけだしな。
二つ目、実はあれは巫女の演技で、これは巫女がわざと付けた、服従の腕輪とか。
「ありえん」
それだったら、勇者である拓斗につけた方が何倍も得である。一つ目同様、わざわざ俺を連れてくる理由もないし。
「というか、そもそも、なんで俺なんだ?」
これがさっぱり分からない。
「あー!もう、全然わからねえ!」
とりあえず何もないなら、問題はない!
俺はそういうことにして諦めた。
少し皆のコンプレックスを出してみました。(かなり少しですが…)
これでこの回は終わり(のはず)です。




