表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/13

プロローグ




 私には少し厄介な力がある。

 自分ではコントロールなど出来ない本当に厄介な力。

 そしてその力には波があり、嫌と言う程に強くなる時、弱まって殆ど役に立たない時。

 

 それは俗に言う第六感、シックスセンスと呼ばれるモノ。

 

 幼い頃にその力が出ていた時は、本当に怖かった。

 周囲には見えていないモノが自分にだけ見える。

 友達に言っても信じてもらえず、嘘吐き呼ばわりされる事もあった。

 

 そしてそれは多感な時期に最盛期を迎えたのかもしれない。

 

 その力のせいで、賃貸の物件探しや、中古車を買う友人などは私によく「付いて来てくれ」と言っていた。

 

 大人になるにつれてその力は不安定さを増し、弱まって行った。

 

 しかし、またこのところ、その力が少しずつだが強くなってきている。

 

 コントロール出来ない、本当に厄介な力だ。

 しかし、それを完璧なまでに使いこなす友人がいた。


 F…。

 

 彼は恐ろしい程にその力を使いこなしていた。

 

 この物語は、私とその友人Fの物語である。








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ