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出会い

カランコロン〜

「いらっしゃいませー!あら?ユリちゃんどーしたの?」



「マセラさんのパン急に食べたくなっちゃって買いに来ちゃいました!」



「あらそうなの?嬉しいわ!もうすぐ新しいのが焼き上がるから待っててね〜」



そう言って私しか客がいなかった為マセラさんは奥へと入っていった



カランコロン〜

「いらっしゃいませー!」

と誰もいなかったので変わりに言ってみた



「今焼き上がったパン持ってきてくれるみたいですよ?ちょっと待ってた方がお得ですよ?」



と今入ってきた軍服を着た黒髪イケメンに話しかけてみた



イケメンは驚いた後思議そうな顔をしていた


「私たまにここでバイトしてるんですよ!」


そう言った後あまり喋りかけられたくないタイプなのかな?と思い私は喋るのをやめた



「ユリちゃーん、パン焼けたわよ〜!あら、いらっしゃいませー!」



「わー!美味しそう!どれにしようか迷うよ〜」




「オススメとかあるのか?」



と急にイケメンが話かけてきた



「甘い物と甘くないのどっちらをお買い求めですか?」



「決めてなかった」



「どれも美味しいんですけど、私は特にカレーパンとエッグタルトが好きなんですよね〜。私の中のオススメです!」




「なら俺もそれにしよう」




そう言ってパンを買っていたら



カランコロン〜



と扉が開いて小さな男の子がお店に入ってきた



「いらっしゃいませー!あら?坊や1人なの?」



「う、、、あ、、ま、、ママ〜!!」



と男の子は入って来ていきなり泣いてしまったのだ



「もしかして僕迷子なの?」



そう私が尋ねると男の子は首を縦に振った



「迷子探しは確か騎士団の管轄だな1番近い所に行ってみるか」



だな?

この人は騎士団の人じゃないのか?

まぁ、そんな事よりも



「そうですね。マセラさんこの子の事は私に任せてください!」



「本当?」



「はい!ボク、お名前言えるかな?」



「マサ・ヨタバ、5歳です」



話始めると男の子はすぐに泣き止んだ



「マサくんか!私はユリっていいます!よろしくねマサくん!」



「うん!」



そう言って男の子のにしゃがんで話しているとあのイケメンもしゃがんで話に入ってきた



「俺はゼノだ。よろしくなマサくん」



「うん!」



「マサくんのお母さんを探す為には騎士団の団所に行かなくちゃならないんだ、俺達と一緒に着いてきてくれるかな?」



「いいよ!」



「よし!じゃ行くか」



「待って!マサくん私とお手て繋いでくれないかな?」



「いいよー!!」



と元気いっぱいに返事してくれたマサくんは私の手とゼノの手を取った



私が面食らっていると

ゼノはマサくんの手を握って「行くぞ」とお店を出た


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