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呪術集

あれ、この呪術って何だっけ?と思った時に是非使って下さい。

随時更新します。




★下級呪術



『毒霧』

範囲:広 威力:極低 属性:弱


気体の毒液を広範囲に渡って散布する低級呪術。霧である事から威力は無に等しく、毒素も低い。

それ故に体躯の大きい生物や毒の耐性を持っている生物への効果は期待出来ない。



『苛み』

範囲:中 威力:無 属性:無


特定の人物に身体中から蛆虫などが湧き出る幻覚を見させる低級呪術。

これこそが正真正銘の『呪い』。原点にして頂点と呼べる物である。



『孤蟲』

範囲:極広 威力:無 属性:操る蟲の種類次第


特殊な技法で厳選した蟲を使徒する呪術。

一挙一動制御する事が可能で、自爆させる事も出来る。

壺という閉鎖的な空間の中でたった一匹生き残った蟲、それこそがその小規模な食物連鎖の頂点に立つ絶対強者なのだ。



『淀み』

範囲:中 威力:中 属性:弱


手の上で毒素が混ざったヘドロを錬成し、それを投げつけるという至ってシンプルな呪術。

駆け出しの呪術師はこの呪術を学ぶとそれに併用して、肩を強くする為の訓練を行うケースが多い。



『酸の吐瀉物』

範囲:狭 威力:低 属性:中


人喰い華の消化腺を媒体として発動させる、鉄をも溶かす強酸を吐き出す呪術。

唾液と反応して酸の効果が発生するので、口から酸を直接出さなければならない。

故に術を使うと口腔が溶け、激痛に晒される事となる。

武器を手放そうと、四肢を失おうと命を賭して一矢報いる意思、それこそが弱者にとっての最強の武器と成り得る。



『結晶の恥骨』

範囲:武器次第 威力:武器次第 属性:無


石化した人間の骨の結晶を振り撒く事で、その部分に鋭利な結晶を発生させる呪術。

これを使えば只の木の棒でもメイスとなり、鉄球は殴打と刺突が可能なモーニングスターとなる。

恥骨とは人体で最も奥深くに眠る骨。

そこに石化した者の怨嗟と怒りが溜まるのだろうか。



『黒鉛の羽根』

範囲:中 威力:無 属性:無


名前の通り黒鉛の羽根を持つ蟲、ゴキブリが自らの身体に這い寄る様な幻覚を見せる呪術。

その皮膚を伝うゴキブリの質量と足の動きまでも感じるので、大抵の人間は恐怖心と嫌悪感で精神を壊す。



『平穏からの使者』

範囲:中 威力:極高 属性:無


発動中のあらゆる呪術の効果を打ち消すという呪術。

この呪術は自らが出した呪術しか効力を発揮しない為、相手の術を打ち破るという事は出来ない。



★中級呪術



『蟲王の御手』

範囲:極狭 威力:低 属性:高


掌から毒素を放出し、直接生物の肉体に即効性が高く致死率の高い猛毒を流し込む呪術。

また、濃度が高い故か放出される毒の量自体が少ない為、直接手で触れて毒を放つしかない。



『滾る極炎』

範囲:極狭 威力:無 属性:中


身体が燃え滾る炎に包まれ、燃える様な痛みと熱の幻覚を植え付ける幻覚系の呪術。

それはあくまで幻覚に過ぎないのだが、その苦痛は現実。対象者は自分に迫り来る死を実感するという。



『鋼茸の大傘』

範囲:狭 威力:無 属性:無


鋼鉄の如き堅牢な体を持つ特殊なキノコ、鋼茸を一時的に生やすという呪術。

殆どの呪術師はこれを盾として用いる。

因みに余談だが、反射炉から発生する程の高熱に曝すと表面が軟化して食べれるようになる。

味は若干鉄臭いが、出汁として使うと絶品らしい。



『静かなる毒霧』

範囲:広 威力:無 属性:中


下級呪術『毒霧』の改良版。

毒素を更に凝縮させた事により、その霧は黒く変色した。

己の持つ毒を誇示するかの様に。



『毒の大剣』

範囲:中 威力:高 属性:無


エルミータ・ブラッシュの開発した毒素の凝固技術を応用した呪術。

腐食系の毒素を大剣の形に凝固させる事により、鋼鉄並みの硬度を帯びた毒の剣の生成に成功した。

だが毒素同士の結合の持続力は弱く、数秒経てばたちまち霧散する。



★上級呪術



『蠍星の祝福』

範囲:狭 威力:極高 属性:極高


全身から高濃度の毒煙を放ち、術者の周囲に劇毒のドームを形成する。並大抵の生物であればまず即死は免れない必殺の呪術。





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