15km先
作者の性格を主人公に押し付けて、作者の理想を詰めた作品です。
初めての作品なので、あまり期待しないでください。
文字の間違いなどがあれば、教えてくださるとありがたいです。
「死にたあああああああああああああああああああああああいい!!!」
私は森の中で叫んだ。なぜかこの森はお気に入りで、なぜか私はここに住んでいる。
まあ、本当は家出してきたんだけど。
なぜ家出したかって?
死にたかったからだ。というか家族が嫌いだからだ。
あんな家族大嫌いだ。死ねばいいのに。
あいつら私のこと無視するんだぜ?蹴るんだぜ?殴るんだぜ?閉じ込めるんだぜ?
私の気持ちがわからない奴は、愛されてるんだろう?いいな。憧れだよ。愛されるてるって。すごいよ。
私なんて育児放棄だぞ?
虐待だぞ?
どう思う?
実は今泣いてるんだぜ?
本当ははてなマークじゃなくてびっくりマークつけたいよ。
?
すまんすまん。私は 葉野田 瀬木 だ。十二歳だ。女だ。
ちなみに家出したのは2週間くらい前だ。
親は私のこと探してるらしいけど、なぜあいつらが私を探す?
あいつらは私がいない方が幸せだと思うが、、、?
なぜ? なぜだ? わからない。 あいつらは何がしたいんだ?
謎だ。 謎は謎のままがいいって本当かもな。
持って来たのは
懐中電灯 、 腕時計 、 二冊の日記 、 二冊の小説 、 イヤホン繋げて音楽聴くやつ 、 イヤホン 、 三本のペットボトル 、 タオル 、 ラジオ聴くやつ 、 ゲーム機 、 三日分の服 、 十三万円 、 スマホ 、 その他
食料とかは近くのコンビニで買えるし、そのコンビニでアルバイトしてるからお金貯まるし。
十二歳だけど身長高いから、十五歳って言ったら採用してくれたし。
家出して二日目に髪の毛バッサリと切ったから気づかれにくい。
ハ!ハ!ハ!さすがだ!葉野田瀬木(小学六年生)は天才だ!
だけど、一回ピンチになったことがあった。
ラジオ放送を聞いたかぎりの考察だけど、おそらく親が警察に私のことを言ったのは、家出して四日目だ。
そしてこの森に来たのは家出して三日目だ。
最近わかったことだけど、ここは家から十五km 離れている(多分)。意外と近いでしょ。
でも三日で十五km 進んだのは結構いいと思いたい。
で、ピンチになったっていうのは、家出して六日目。
そのころはこの森が気に入っていた。
なのに警察のやつら、この森を調査しに来たんだよ。見つかったんだよ。
だが警察もまだまだ未熟だな!ハ!ハ!ハ!
その時の会話を再現してやる。
警察A「この森、子供が好きそうな場所だな。」
警察B「?そうですか?」
警察C「確かにそうですね。」
警察D「Bさん、知らないんですか?AさんとCさんは今までたくさんの子供を見つけてきたんですよ。」
警察C「まあこの森にいるとしたら、結構探しやすいですね。」
警察A「木は多いが、どの木も細いしな。」
この時私は、どの木よりも太い木に登ってたんだよ。運動神経あるし。
そしたら普通に見つかったんだよ。
警察D「おい!お前!降りてこい!」
めっちゃでかい声で言われたから、思わず逃げちゃったわけだ。
そのあと五分くらい警察と鬼ごっこしてた。
で、私の体力がないときに捕まった。私って運動神経あるけど体力ないんだよね。
まあ捕まったといっても、逮捕された方の捕まったじゃないよ。
でも四対一はひどいよね。
警察A「お前、どうして逃げた?」
私 「本能ですよ、本能。警察から呼ばれたら、40%の人が逃げますよ。」
警察C「気持ちは分からなくもないが、、、。」
警察D「、、お前、名前は?」
私 「葉野田瀬木です。」
警察B「、、、似てません?」
警察A「似てるが、服も違うし、髪の長さも違うぞ。」
警察D「お前、何歳だ?」
私 「失礼極まりないですね!15ですよ!15!」
警察D「これは失礼。では最後に一つ。この子を知らないか?」
警察Dは私が写っている写真を見せた。
私 「んー。知らないな。」
警察A「そうか、協力感謝する。」
私 「いえいえ、こちらもすいませんね。」
終わり。
すごいでしょ!警察騙したんだよ!すごいでしょ!
言いたいことはわかる。すっごいわかる。
そうだよ。
葉野田瀬木は偽名だよ!
仕方ないな。本名を教えてやる。
桜 月 だ。
めっちゃいい名前だろ!偽名なんてもったいないくらいの名前だろ!
でも葉野田瀬木もけっこういい名前だと思う。
はぁ、今日はバイトもしたし、考えすぎた。
寝る。おやすみ。
家出って一度は考えたことありません?