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6年経っても村人Aは母に「まだエロ本書いてるの?」と言われます

若気の至り、とでも言いますか、ただの思春期なんですけど。


中学生の頃は乙女のあの子だって、多少性に興味はあったはずです。


男子なら特に河川敷の成人向け雑誌を見つけては大騒ぎしてたじゃないですか。


コンビニの成人向けコーナーで漫画を立ち読みするふりをして、チラ見してたじゃないですか。


私は、同じことをしただけです。


当時から小説を書いていた私が、友人に頼まれてちょっとエッチなお話書いただけなんです。


寧ろ、他人に頼らず、自給自足したんですから褒められるべき事ですよ。


それに、それを授業中に見てたのは友人で、私は何も悪くないじゃないですか!


校則にありました?エロ本は書いちゃいけないって校則が。ないですよね?私何も悪くないです。


え?親を呼ぶ?


どうしてですか!おかしいですよ!納得できません!


こういう傾向があることを親に知ってもらう?


え!?エッチなことに興味持ったらダメなんですか!誰も実践するなんて言ってないじゃないですか!


したくても出来ないから書いてるんでしょう!?


え?や、そうじゃなくて...


もう行きなさい?


親には言わないんですよね?ならノートを返して下さい。


...嘘でしょ先生。


ホント勘弁してください。わかりました謝ります。こんなのを授業中に見るあいつと友達だった私が馬鹿でした。すいませんでした。


せ、先生!まだ話は終わってないです!返してください!先生!先生!





先生!

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