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限界才能  作者: イザナミンノミコト
幼少期
8/13

少し動きます。

夢を見た。

すごいきれいなところだ。

一面真っ白。こんな夢を見るのは珍しい。


「ふふっこんにちは。」

「ん?誰かいるの。」

「あなたには見えないけどね。この世界では神と呼ばれているわ。リネージュ王国だと…カルロス教だったかしら。教会があったはずよ。

あなた疑問に思ったことはないの?なぜ自分がこんな力を持っているのか。」

「うん。僕のお父さんも、母さんも兄さんもみんな普通の農夫なのに、なぜ農夫スキルを持たず、こんなにスキルをもっているの?」

「それは、あなたに別の世界の剣聖と呼ばれていた人物の魂が憑依したからなの。今は眠ってるけどね。もともとあなたは農夫と便利魔法、情報そして限界才能を持って生まれる予定だったの。そこに剣聖が憑依し形ね。それで農夫が追い出されて戦闘系のスキルを得たわけだね。」


「剣聖さんが起きたら僕は消えちゃうの?大丈夫?」

「そこは個人次第ね。それでお願いなの。この世界にはあなたみたいにほかの世界の天才や異能者が何人か移ってるの。その中には善人もいれば悪人もいるわ。あなたにはその人たちを討伐してほしいの。特に体を乗っ取られている人。できるだけ協力はするから。」


「わかったけど・・・ぼくは消えない?大丈夫?ほかのひとに殺されにきたりしない?」

「大丈夫よ。あなたに憑いてるのはすごく穏やかな剣士さんだから。時期に目覚めると思うから仲良くしてね。受けてくれるならちょっとおまけでいろいろ送ってあげるわ。

一つ確定してる未来があるから教えておくね。ここから8年後、魔族たちがうごきだすの。そこに転生人がいる可能性が高いわ。準備しておいてほしいの。」


「ありがとう。おまけって?」

「数日後にわかるよ。じゃあよろしくね!最後にその力を持ったことよかった?」

「うん!ありがとう!ぼくいろんなこと、してみたくなった。まず王都にいって魔法勉強するんだ。」

「そう、がんばってね!あなたのしたいことをなるべくかなえてあげるから。転生人のことはよろしくね。」


神様におねがいされちゃった。それにしても転生人かーー

神様も大変なんだな。ぼくにいたのが悪い人だったら、たいへんだったよ。

よかったなぁ。

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