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プロローグ

いろいろ考えた結果この作品に行き着きました。よろしくお願いします。

コメント募集してまーす。

…なぜこんなことになったのか。


鏡に映る白い髪をした身長135センチの12歳程度の少女…だか、普通の少女とは違いその頭には黒いウサ耳が生えている。


見た目は可愛く抱きしめたくなるような可愛さである…が、。その表情は頬をピクつかせ疑問や、疑いや、呆れといったなんともいえない顔である。



「…(うさぎ)大丈夫?」



身長はゆうに180センチを超えているであろう白と黒の髪のイケメンが話しかけてくる…この男も普通と違い、ネコ科の耳が頭から生えている。



「…いや、大丈夫じゃないから。」


そう、大丈夫じゃない。本当どうしてこうなった…。



___5時間ほど前____




「おーい、兎!!今日の飼育当番変わるって約束だからなー‼︎ちゃんと行っとけよー。」



俺の通っている高校ではウサギなどの小動物を飼っていた。うちは進学校なのになぜ飼っているのかは知らないが…。

二年生の帰宅部が昼休みに餌やりや運動をさせなければならないのは迷惑である。



「何回行ったらわかるんだよお前は、下の名前で呼ぶなって!」


奴はおちょくったような表情で

「やーだよー兎ちゃーん」と言って走っていった…。



俺の名前は、闇月(やみづき) (うさき)。高校二年生だ。


なんで男なのにこんな名前なのかは、親がウサギが好きだからという理由なのだが…。俺が他になかったのかと聞いても、不思議な感性を持つ親なので「かわいいじゃない」とひと蹴りされてしまった。



「だるいけど、約束だしなぁ、」


少し前に約束してしまったことなので仕方がない。飼育小屋に向かうことにした。



「ユッキー、なんでここにいる…。そしてなんだそのよ生物は。」


俺の前に立つのは、トラかライオンか分かららない生物を連れた身長150センチほどの童顔の少年、ユッキーこと、結愛(ゆうあい)凶真(きょうま)だ。ちなみに小1からずっと一緒の学校だったりする。



「今日は、兎と昼ごはんを食べる約束のはず。」



あ、そういえば…


「すまん忘れてた…。」

怒るかと思ったが

「いいよ別に」と、許してくれた。



「で、その巨大生物は?2メートルぐらいあるように見えるが…。」


「ホワイトタイガーとライオンの配合種のホワイトライガー。名前はモフ助…。」


…こいつのうちは、こんな生物を買えるような常識はずれの金持ちだったが、


「何故いま校内にいる!」


おそらく躾はちゃんとされているのだろうがもしもの時があるかもしれない。



「今日は家の飼育係が急用でいないから、俺しか世話できるのがいない。…大丈夫学校の許可は取った。」


「いや…はぁ、まあいい。ちゃっちゃと済ませて昼食にしよう。」


腹が減っては、何もできん!!

…俺の主義の一つだ。



「ウサギどもせいぜい遊んでくるがいい!!」


「なんで偉そうなの?」


気分だ、ほっといてくれ。



ウサギどもが遊んでるうちに飯で食べよう。



「ユッキー、なんか頂d「拒否」…まだいいおわってねぇよ…。」


ユッキーの弁当は少数精鋭派なのであんまり量がない。俺の弁当はなんか肉が多い。

俺は晩飯食べない派なので昼に肉類を食べさせてくる、親が。俺は野菜の方が好きである。ハンバーグとかも好きだけどな。



「兎、前方にリア充が接近。」


ふむ、男一人女四人か…。マンガみたいな構成だな。

リア充は基本潰しにかかる俺達だが…。



「ユッキー、ああいうのは潰すとか潰さないとかじゃなくて関わりたくない。」



「…アイアイサー。」


若干不服そうだ。でも関わりたくないからヤダ。



「それにしても、お前のその…「モフ助」そうモフ助。餌やらんでいいのか?」



「それはあのリア充をモフ助に食わせろという指示ですか?」


「いや、犯罪者になっちゃうからね!?」


ユッキーは時々怖いことを言う。見た目とのギャップがすごい。



「そろそろ、ウサギどもに餌でもやるか。」


餌は職員室でもらったニンジンだ。スティック状になっている。


「集まれー、ウサギどもー。」


気の抜けた感じの言葉をいった瞬間リア充の方から光が来たような気がして、俺の意識は途絶えた…。


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