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詩集「人生」

儚きものの幸せ

作者: 坂町 小竹

君への、感謝の気持ちを込めて。

(はかな)きものの幸せを

君は何と呼ぶのだろう


数億存在するうちの一匹。

たっ た、 一匹が幸せになれないで何が起こるだろう

たっ たの一匹を不幸にして、 他のものが幸せになるのなら

君はその一匹を不幸にするだろうか


たっ たの一匹が幸せになるのなら、 他のものは不幸でもいいのなら

君はどれを幸せにするだろう

僕はどれを幸せにするだろう


一匹の幸せが他の幸せを呼ぶのなら、

僕は君を選ぶだろう

たとえ僕が不幸でも、 君が幸せを呼んでくれるのなら、

君を選ぶだろう


君は君を選ぶだろう

たとえ僕が不幸でも、 君が幸せになるのなら、

君を選ぶだろう


僕という儚きものの幸せを

君は知らずに生きるだろう

僕を不幸にして、 それを知らずに生きるだろう


それでも君に感謝する

僕に幸せを呼んでくれたから

ほんの少しだけれども

幸せを呼んでくれてありがとう

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