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黒神は異世界で異種族ハーレムを作る  作者: kaito
序章 プロローグ
3/23

03 黒髪の少年は異界の地へと足を踏み入れる

皆さん、おはこんばんちわ。

今回は説明回なので、結構長めです。

side海斗


 俺は1時間程度神様のところで、異世界のことについて教えてもらった。


 まず俺が行く異世界の名前は”ノルダム”。


 そして魔法がある。

 魔法について説明は省く。

 俺自身が、まず理解できてない。

 あっちに行ってから、適当に魔法使いを捕まえて、また教えてもらおう。


 あとは職業とスキルというものがあるらしい。

 職業はRPGでいうジョブだ。

 異世界の住人は必ず一つは職業をもっているみたいだ。

 その職業ってのは身体能力に補正をつけたりするらしい。

 大変便利なのだが一度職業を決めてしまうと変更するには神殿にお金を収めて神官さんに頼まないといけないらしい。

 ・・・たちの悪いダー○神殿みたいだ。

 フ○ズ大神官がいるのなら別に良いか・・・。


 続いてスキルについてだが習得方法は単純だ。

 ただ特訓すればいい。

 そうすればいつか習得するとのこと。

 大雑把だがそれが良い。

 自分の努力が目に見える形で残るのだからな。

 だが職業によってスキル習得に補正がつくらしい。

 例えば職業が剣士だった場合、剣術や身体能力強化に補正が。

 魔法使いなら魔力回復速度上昇や魔力量増加などに補正がつくらしい。


 ちなみにレベルもあるらしい。

 レベルに関しては、


【Lv,1】 下級、初心者クラス

【Lv,2】 中級、中堅クラス

【Lv,3】 上級、ベテランクラス

【Lv,4】 達人級、世界最強クラス

【Lv,5】 神級、神様クラス


 らしい。

 大体はLv2ぐらいが一番多いらしい。


 別枠なのだが【Lv,EX】というものがあるらしい。

 これはいわばユニークスキルというもので、持っている人は1万人に1人くらいらしい。


 スキルを調べるには鑑定スキルを使うらしい。

 鑑定スキルのレベルによって情報量が違うらしい。


 ちなみに魔法もスキルとして習得するらしいので自分が使える魔法を調べるために鑑定を使ってもらう場合もあるらしい。

 

「大体のことはわかった?」


 ショタ神が笑みを浮かべながら訪ねてきた。


「あぁ、だいたいわかった。それでこれ以外のことは?」


 これでは少し情報が足りないので、ショタ神に聞いてみた。


「そうだね〜。これ以上はあっちに言ってから自分自身で調べた方が面白いと思うけど・・・どうする?」


 ・・・そう尋ねられては聞けるものも聞けないではないか。


「それじゃあ、2,3個質問してもいいか?」


 ショタ神に言われたからではないが、何でもかんでも教えてもらってから異世界にとんでも面白くないと思ったので、必要最低限の事を聞こうと思った。


「いい心がけだね。それでこそ海斗くんだ。」


 ショタ神はそう言っているが・・・。

 それでこそ俺とはどういうことだろうか?


「ん?だって海斗くんは、地球に居た時から、自分で努力することが多かったじゃない?」


 確かに、地球に居た時は才能とかは信じてなかったし、自分がしたいことは努力して体得することが多かったが・・・。


「なぁ、それって地球に居た時から俺のことを知ってたてことか?」


「まぁ、そういうことになるね。ちなみにお風呂の時とか、いやらしい動画を見る時なんかは見てないから安心してね。」


「当然だ!そんなとこまで見てたら今すぐにでも鉄拳制裁してやる!」


 なんやかんやでショタ神にいいように扱われてるような気がするが・・・久しぶりに楽しい時間が送れるから良しとしよう。


「ハハハッ。やっぱ君と話していると面白いや。」


 ショタ神は無邪気に笑ってやがる。

 ・・・その無邪気な笑いがとても輝いて見えたのはどうしてだろう。


「それで?質問っていうのは?」


 話しがそれていたのでショタ神が戻してくれたようだ。

 まずは何を質問しようかな・・・。


「最初はノルダムの通貨について教えてくれないか?」


 最初はこれだ。

 いくらなんでも通貨についてわからなければ生きていける自信がない。


「あぁ、そうだね。じゃあ説明するよ?」


 ノルダムには、鉄貨、銅貨、大銅貨、銀貨、大銀貨、金貨、魔鉱貨があるらしい。

 それぞれ10枚ずつで一つ上の硬貨になり、だいたい1世帯年に大銀貨2枚を稼げるかどうからしい。

 ・・・正直言って価値観がわからん。

 ノルダムにいって、使ってみながら感覚を覚えるしかないな・・・。


「次は・・・。あぁ、俺のステータスについてだな。」


 これで通貨についての知識は覚えたから、次は自分自身についてだな。


「そうだね・・・。君には最低限のスキルをすでに与えているんだけど、試しにステータスと念じてみて?」


 ん?念じるだけでいいのか?

 言われたとおり念じてみると、目の前に透明感がある宙に浮いている小さなスクリーンが現れた。


「そこに、色々自分自身についての説明が乗っているから見てみるといいよ。」


 そうショタ神が言うので、ステータスを調べてみることにした。


――――――――――――――――――――――――――――


名前:カイト・クロバ


Lv,1


職業:異世界人


HP:500/500


MP:∞


STR:30


DEF:30


SPD:30


INT:60


スキル:言語理解【Lv,EX】 魔法の真理【Lv,EX】 ステータス操作【Lv,EX】 鑑定【Lv,5】


称号;異世界人 ショタ神の加護


―――――――――――――――――――――――――――――


 ・・・色々俺のステータス画面は終わっているようだ。

 とりあえずは一番気になるところから。


「・・・なぁ、MP∞ってなんだ?」


 やっぱこればっかしは見逃せない。


「それは僕達神様に匹敵する魔力量だからね、ステータスで測りきれるわけないさ〜。よっ人外!」


 全くもって嬉しくない。

 

「ちなみにノルダムの成人男性のステータスは君より低いよ。INTに至っては10あればいいところだしね。MPは多くて30くらいかな。宮廷魔導師でも200あるかないかだしね。」


 どうやら俺はかなりのハイスペックらしい。


「らしい、じゃなくてそうなんだけどね。それじゃあ僕からのささやかなプレゼントをあげようかな。」


 そう言いながら、ショタ神は俺に向かって手をかざした。

 すると体が光に包まれ、それが収収まると今まで着ていたTシャツと短パンが、少し目の荒い布で出来た黒いロングTシャツとズボン、それに冬物のコートに変わった。


「これはノルダムで一般市民が着ている普段着だよ。どう?気に入った?」


 黒の上下とはなかなか俺の趣味をわかっていらっしゃる。

 ちょっと前まで厨ニをこじらせていた俺なので、このプレゼントには大満足である。

 ・・・まぁ自分がやる分には良いのだが、他人に指摘されたりすると悶てしまうのはご愛嬌。

 

「あぁ、大満足だ。でもなんでコートなんかつけてくれたんだ?」


 そうである、なぜ真夏の日にコートなのだろうか?


「それは、あっちに言ってからのお・た・の・し・み。ウフフフッ。」


 どうやらこのショタ神はまだ俺を驚かしたいらしい。


「それじゃあ質問タイムは終わりだね。」


 神様は質問タイムを終わらせたいらしい。


「おいおい、まだ聞きたいことがあるのだが。」


 これじゃあ必要最低限の知識もない。


「そんなのし〜らない。ウフフ、頑張って自分で調べてね。」


 ・・・絶対、四苦八苦してる俺を見て楽しみたい、って思ってるな・・・。


「はぁ〜、まぁいいや。そんじゃあ、もうそろそろ行かせてもらおうかな。」


「おぉ、行くのかい?それじゃあ、君が楽しい日々を送ることを、ここで祈ってるよ。」


 この神様が言う楽しい日々というのは何なのだろう?

 とりあえず、波乱万丈な日々でないといいな・・・。


「それじゃあ、転移させるよ。」


 お、そろそろらしいな。

 俺の足元に魔法陣が浮かび上がる。

 徐々に俺の足元から光に包まれていく。


「色々ありがとうなショタ神。そんじゃ、いっちょ派手に人生送って来るよ!」


「アハハッ。楽しみにしてるよ。それじゃあ、いってらっしゃい。」


 ショタ神の声を聞きながら、俺は異世界”ノルダム”に足を踏み入れた。




sideショタ神


「行っちゃたね・・・。まぁ転移させてたのは僕なんだけどね~。」


 そう言うとノルダム神は笑った。


「僕を、心の底から楽しませてね・・・。半神クン。」


 ノルダム神の体は光の粒になり、辺りは静寂に包まれた。

 まるで嵐の前の静けさのように・・・。

ステータス考えるのがしんどい・・・・ww

頑張って考えます。


通貨について変更しました。8/26

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