間話 魔王
これはリリがこの世界の神となる前の話
この世界には魔王と呼ばれる存在が居た
その名前はシルル・カナーベ
彼女はこの世界が生まれて間もない時から魔王だった
彼女は実に自由奔放な性格をしていた
あるときは魔族以外の種族に攻め入り
あるときは魔族以外の種族を支援したりしていた
そのため他の他の種族だけでなく魔族からも彼女の統治に疑問を感じるものが出てきた
そこで彼らは神を頼ることにした
人間族は毎日祈りを捧げ
魔族やその他の種族は供物を捧げた
そして今から1000年前
神界から大天使が使わされ魔王は魔王の座を追われた
その後の魔王の行方は分かっていないのだった
そのあと、魔族とその他の種族は自らの王を魔王として立てた
この新しい魔王は有力種族が交代で就任することになりここにおいて魔王の暴政は幕を閉じた
しかし、人間族はその後増長し自分たち以外の種族を迫害するようになる
そこで起こったのが600年前から500年前に跨って起こった大戦だった
この者の名は現在伝わっていない
この魔王は人間族との戦いを終わらせるために人間族の領域への侵攻を提言し実行した
それに危機感を募らせた人間族は勇者を召喚する魔法陣を完成させ、使用した
勇者召喚は成功し一人の少年が勇者となった
勇者は仲間とともに魔王城へ攻め込み
その時の魔王、フェンリ・カナンと死闘を繰り広げた
戦いは10日間続き、最後はお互いの件でお互いの心の臓を貫くという結果に終わった
自分たちの王を斃された魔族側はそこで侵攻を停止し
悲惨な戦いとなったことを恐れた人間族もこの戦いを最後に他種族の迫害を禁止することとなった
その後500年をかけて種族間の対立は無くなっていった
その後も魔王は各種族が交代でだしている
寿命が長いため大戦が終わってからまだ2代目であるが




