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エルフの試練(タクミ)

転送先”始まりの土地エデン”


「……ここはどこなんだ?」


『この地に人がやって来るとは珍しい』


「!」


『そう、身構えることも無い、この地はお主が居た世界とは次元が違う』


「あ、貴方は?」


『私はこの空間の支配者”エヴァ”だ』


「エヴァ……」


『ん? お主は……そういうことか、お主の考えている人物と私は同一人物だ』


「な!」


そういうと彼女は俺の前に出現した


「神から見放されて、寿命をまっとうした後、此処に呼ばれてな、お主が来た世界のエルフに修行を頼まれていたのだよ」


「開いた口がふさがりません……」


「はは、そんな畏まった口は利かなくてもいいぞ、なんせ、私達の罪はお前達が償っているらしい( ・ ・ ・ )からな」


「まあ、一部の人はそうでしょうけど……ところでアダムは?」


「あいつはどっかの空間でのんびりやっているさ、小さくても空間を支配していれば神席の末端を濁せるからな、自由に会ったりもできる」


「え? 神なのか?」


「唯一神は寛大だからな、死んだら罪はそそがれたって」


「それを俺の世界のある宗教信者に伝えたいぜ……」


「それいいとして、此処に来たってことは修行だろ?」


「ああ」


「この部屋に来るものは何かしらの宿命を帯びているものだ、何かは分からないけどな」


「宿命……」


「深く考えるなよ、考えれば考えるほど深みにはまるぞ。さてと、どうやら……4人か、一緒に来ているのは」


「ああ」


「約一名とんでもない所に飛ばされているが……まあ大丈夫か」


「え?」


「まあ、心配するな、死ぬことはないからな」


「それはどういうことだ?」


「世界の次元が違うからな、死という概念がこの次元にはない、心が死ぬことはあっても肉体は死なない」


「心が死ぬ?」


「お主に分かるように言えば廃人にはなるかもしれなが、不死身だということだ、奴も悪い奴ではないが聊か度が過ぎる節があるからな」


「誰か聞いても?」


「ダメだ」


「……そうか」


「すんなり引くんだな」


「神相手にわがまま言うつもりはないさ」


「そういうもんかね」


「そういうものさ」


「お主ならば蛇如きに唆されなかったかもしれぬな」


「それは分からないさ」


「さて、早速本題に入るとしよう」


「ああ、頼む」


「先ず、お主はここの次元で1年間の修行ができる、そしてそれはお主の来た世界換算で1ヶ月に相当する」


「どこぞの神の修行部屋かよ!」


「ぶっちゃけ、そうだ!」


(めっちゃドヤ顔だよ……、しかも神様がぶっちゃけって……あ、リリがいたか)


「修行内容なのだが、とりあえず脱げ」


「え?」


「ほら、さっさとしないか」


「ちょっと意味が……」


「ん? 生まれた姿になれって言っているのだ、わからんのか?」


「だから……」


「とりあえず交わそうではないか」


「どうしてそうなった!」

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