表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/6

入学のために 2

お久しぶりですね

「見えたか?」

「正直に言うと消えたように見えました」

「まだこの速さに目がなれていないからだろうな。心配するな」


もし俺が天才ならすぐに習得できるのだろうが、俺は少し剣が得意でちょっとチート能力を持っているだけで習得は早くない。


でも前世の記憶がある。


努力は必ず報われるということを俺は知っている。


「父さん、俺に稽古をつけてくれませんか?」


俺はこの技術を手に入れたいと思った。


(それにめっちゃ異世界っぽいのとかやってみたいし)

……少しの邪な考えは許してほしい。

でもやっぱ根は日本男児、こういうことには目がないのだ。

そんなことを知らない父は、

「厳しいがついてこいよ」

と言ってくれた。






それから約一ヶ月、筆記もしつつ俺は距離を詰める練習をした。


付け焼き刃ではあるが一月でかなり早く踏み込めるようになった自信はある。


まだ父が見せてくれたような消えて見えるほどではないが魔法の使い手にも太刀打ちできるくらいには早く相手の懐へと入ることができる。


今日も今日とで打ち込み台に対して練習していると、

「サロス、今から模擬戦をしてみよう」

「……マジですか」

「まじというのがなにかわからないが10分後に模擬戦場に来てくれ」

終わったー\(^o^)/

(怪我しないように頑張ろう……)


俺はあと少しだけ練習してすぐに向かった。





俺は果てしなく重い足を動かして模擬戦場に行った。


その道中はほぼ死んでいるような顔で歩いていた(と思う)。

自分でもまだ納得行けていない速さと剣技でどこまで太刀打ちできるのか……


最悪全身に青あざができるのはいいとして、骨を折ったら流石に試験に間に合わないかな……


俺はこの程度で父に勝てるとは微塵も思っていない。


きっと目的はどこまで成長できたかを見るためだろうが、俺の目的は速さの確認、剣技のキレ、そして受け身をしっかり取れるかを確認することだ。


怪我をしては入学してもやっていけないだろうしな。


「さて……痛くありませんように」

このセリフから誰が元勇者候補だと思うのだろうか。

下の☆を押してくださると、嬉しいです!

誤字脱字が多いかもしれませんが、報告してくださると訂正、改善しますので、お願いします!

VTuberの方でも行ったのですが、ぼちぼち再開していきます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ