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第6話 風の魔法少女と強き聖剣

久々に投稿します!

<うづき視点>


私は片手にカードを持ちながら空を見ていた。


「今まで頑張って来たんだ」


私はそう言ってリリィレイさんとの戦って来た日々を考えていた。


今までが運が良かっただけだった。


「主人?大丈夫ですか?」


リリィレイさんはそう松葉杖を付きながら聞いた。


「はい、大丈夫ですよ」


私はそうリリィレイさんに言った。


「それにしても黒鉄の騎士フェニックスって何者なんですかね」


私はそうリリィレイさんと話していた。


「わかりません、ただ彼からは悪意は感じられませんでした」


そうリリィレイさんは言った。


「今はリリィレイさんが早く治るの待つだけですね」


私はそう言ってリリィレイさんの右手を掴んだ。


「はい、この傷が治ったら貴女を守ってみせます」


リリィレイさんは真っ直ぐな目でそう言った。



ーーー???ーーー




1人の魔法少女が片手に手裏剣を持ちグリーゾを倒していた。


「やれやれ、もう少し手応えないのかな?」


そう言って魔法少女は辺りを見ながら変身を解除した。


「よう、やっと来たね!」


そう緑色の髪の魔法少女はフードを被った人物に聞いた。


「次の依頼だ!」


そう言って1枚の写真を少女に見せた。


そこに写し出されていたのはクアンだった。


「へぇ~、面白そうだね」


少女は笑みを浮かべながら言った。


「引き受けてくれるか?」


そうフードの人物は少女に聞いた。


「いいよ!面白そうだし!」


少女は片手を回しながら言った。




ーーー環家ーーー



私は家に帰宅してリリィレイさんの腕を見た。


傷は完全に完治していてたった2日で治るほどの回復力に私は驚いていた。


「主人大丈夫ですか?」


そうリリィレイさんは私に聞いた。


「いえ、大丈夫ですよ」


私はそうリリィレイさんに言った。


「なら、いいのですが」


リリィレイさんはそう言って笑顔でいた。



ーーーリビングーーー



クアンくんは居眠りをしていた。


「クアンくん、風邪引くよ」


そう私はクアンくんに言った。


「ああ、わかったから寝かせろ!」


クアンくんはソファーで寝転がりながら言った。


「もう!」


私は毛布をクアンくんに被せた。


「あんまり無理しないでね」


私はそうクアンくんに言った。


「ああ!」


クアンくんは片手を上げて言った。



ーーー裏路地ーーー



1人の若者が禍々しいカードを体内に宿しゆっくりと体を変化した。


その姿はどす黒い魔人の様だった。


魔人はゆっくりと歩きながら姿を消した。




<うづき視点>



私は片手にイラストを書いていた。


それは聖なる剣のイラストだった。


「リリィレイさんの剣が想像できない」


そう言って私は小さな頃に何度も夢に見た聖剣を描いた。


「明日エルメスに持っていってみよう」


私は片手にスケッチブックを持ちながら言った。



ーーー次の日ーーー



私とリリィレイさんとクアンくんはエルメスに向かっていた。


「あれ?」


私は後ろから何かを感じた。


振り向くと緑色の髪の少女が私達に付いてきていた。


私達はエルメスに入るとその人も入って来た。


「あの、何ですか?」


私はそう緑色の髪の少女に聞いた。


「ああ、貴女に用はないんだ!私が用があるのはあんただよ!」


そうクアンくんを見て言った。


「何だ?てめえ?」


クアンくんはそう言って少女を睨んだ。


「お前を殺らせてもらうよ!」


少女はそう言って1枚のアサルトウィッチのカードを持ちながら言った。


「疾風変化!」


凄まじい風が巻き起こり少女は全身黒タイツに赤いマフラーをして背中に巨大な手裏剣を装備していた。


「さぁ、始めるよ!」


そう言ってクアンくんに攻撃を仕掛けた。


クアンくんは片手で攻撃を防ぎ右手から蒼色の炎を放った。


少女は手裏剣を投げた。


少女の投げた手裏剣は蒼色の炎を切り払った。


「やるな!だったら。こいつで!爆炎・集束砲弾!」


赤い火炎の塊が魔法少女に向かった。


「その程度!疾風の風切り!」


忍びの魔法少女は手裏剣を投げた。


「そこまでにしたまえ!」


上から徳田さんの声が聞こえた。


「っち!」


クアンくんは片手をポケットに入れながら舌打ちをした。


「ヤッホー、徳田さん!」


魔法少女は変身を解除して徳田さんに手を振った。


「久し振りだな、風野楓花(かぜやふうか)くん」



徳田さんはそう言って片手を差し出した。


「へへっ、それよりそこに居るのが伝説のカードを持つ魔法少女?」


そう楓花さんは私を見て聞いた。


「ああ、彼女は魔法少女・うづきくんだ」


徳田さんはそう楓花さんに紹介した。


「そうだったのか、それにしてもいい体してるね」


楓花さんは私を見て言った。


「いえ、そんな事は!」


私は胸を隠しながら言った。


「それよりうづきくん私に何か用でもあるのかい?」


そう徳田さんは私に聞いた。


「あっ、えっと新しい武器を考えてきました!」


そう言って私は聖剣の絵を見せた。


「ほほぅ、素晴らしいデザインだ」


そう徳田さんは私に言った。


「なら、これを製作してみるとしよう」


そう徳田さんはスケッチブックを取りある部屋に向かった。


そこには1枚の金属の柱があった。


「1つの魂よ!この聖剣の形になれ!」


そう徳田さんが言った瞬間金属の柱が剣の形になった。


「完成したな!聖剣・ギラファカリバー」


そう徳田さんは片手にギラファカリバーを持ちながら私に渡した。


「これなら何とか戦える。」


私はそう言って上を見た。




つづく

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