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第3話 二人目の魔法少女

投稿します

【うづき視点】



私は時風学院初等科で授業を真面目に受けていました。


「来週は運動会か」


そう言って私は外をじっと見た。


すると外に誰かが立っていた。


「誰だろう?」


そう言って私はじっと見た。


外には黒い服を着た若い男性が立っていた。


「あれ?体育の土田先生だ!」


そうクラスの男子が土田先生が出てきたのを見て言った。




ーーーグランドーーー



「こら!君!ここに勝手に入ったらダメじゃないか!」


そう土田は黒髪で金髪のチャラそうな青年に言った。


「はははっ。ねぇ、あんたの欲望僕に買わせてよ」


そう言って黒いカードを土田の額に当ててカードが人の形になった。


豹の様な模様に片手にはナイフを持ち機動性に優れた体はスピードに特化していた。


「君の欲望は僕の物だよ!」


そう言って青年は姿を消した。


「私はパンサーアサルト!さぁ、破壊の限り全てを破壊してやる。」


そう言ってパンサーは走り出しグランドで体育をしている生徒達に牙を向けて走り出した。


子供達はパニックになり逃げるものや腰を抜かす者がいた。


1人の子供を見つけたパンサーアサルトはナイフを舌で舐めながら子供に近づいていた。


その時青い光が子供を守った。


それはリリィレイだった。


「マスターの命により貴女を倒します!」


リリィレイは回し蹴りでパンサーアサルトのボディに打ち込んだ。


「なかなかやるじゃない!」


そう言ってパンサーアサルトは戦闘体勢に入りながら言った。


「でも、やるべき事は今じゃなくてもよさそうね!」


パンサーアサルトは姿を消した。




ーーーうづきの家ーーー



うづきはリリィレイと食事をしていた。


「リリィレイさん。」


うづきはリリィレイに話し掛けた。


「どうかしましたか?主?」


リリィレイさんは箸を止めて聞いた。


「あの怪物前見た時のと違うみたいだった」


そう私はリリィレイさんに言った。


「ええ、グリーゾには6種類居るんです!1つは初めて戦った昆虫属。二つ目は先ほど戦った獣属。3つ目は水中戦を得意とする魚属。四つ目はパワーと重量が桁外れのギガント属。五つ目は爬虫類の力を持つリザード属。そして最後に鳥の力を持つ鳥属です。」


そうリリィレイさんは解りやすく説明してくれた。


「それを倒すしか手は無いんだよね?」


私はそうリリィレイさんに聞いた。


「はい。グリーゾは今から何千年も昔に人間の願いと憎しみの力が生んだ悲劇の生物なんですか」


リリィレイさんはそう私に言った。



ーーーうづきの部屋ーーー



私はリリィレイさんと同じベッドで眠りに入った。



ーーー夢の中ーーー



私は夢の中で広い花畑の夢を見た。


そこには1つの剣が刺さっていた。


その剣は水色の鞘に鞘から青いオーラを出していた。


「その剣に触れてはいけないよ」


そう後ろから誰かが私に言った。


「リリィレイさん?」


私はその人物を見て言った。


「私はフルナ。その剣を抜く者を見守るためにここに居るんだ」


そうフルナさんは私に言った。


「君はどうしてここに来たんだい?」


フルナさんはそう私に聞いた。


「えっと、寝てたらここに」


そう私はフルナさんに言った。


「そうか、君は選ばれたのかもしれないね」


フルナさんはそう言って片手を前に出した。


すると花畑から光の粒が何万と出てきた。


「これは?」


私はそれを見て聞いた。


「あれは全て戦いや理由もなしに死んでいった子供達の願いの光だ。1つ1つの光は儚く弱い光だけど君はその光が生んだ最後の奇跡だ!それを忘れてはいけないよ」


そう言ってフルナさんは光になり姿を消した。



ーーー現実ーーー



目を開けるとリリィレイさんが隣に静かな寝息を立てながら眠っていた。


「私が、奇跡?」


そう言って私は服を着替えて朝食の準備を始めた。




ーーー14時29分ーーー



私とリリィレイさんは二人で買い物に出掛けていた。


「とりあえず、リリィレイさんの服を買わないとね」


そう私はリリィレイさんに抱き付いて言った。


「あまり高くなくて大丈夫ですからね」


リリィレイさんは少し赤くなりながら言った。


後ろから何か視線を私は感じた。


後ろを振り向くと金髪に赤い髪が左右に生えた男の子が立っていた。


「誰だろう?」


私はそう言ってじっと男の子を見ていた。


「よう、見つけたぜ!」


前から声が聞こえて前を見ると赤い髪の同い年くらいの少女が立っていた。


「貴女は誰ですか?」


私はそう女の子に聞いた。


「あたしか?あたしは夕島アミあんたの敵だよ!」


そう言って片手に女の子は長い棒系の武器を私に向けて攻撃を仕掛けた。


するとリリィレイさんは片手でそれを掴み少女を睨んだ。


「主に手を出すなら貴様を倒す!」


リリィレイさんは体に着ていた服を鎧に変えて戦う体勢に入った。


「面白い事を言うじゃん!」


そう言って少女は片手に赤いカードを持ってリリィレイさんを見た。


「荒ぶる炎!我が姿を炎王の姿に変えよ!暴炎の魔法少女アミ!」


地面から赤い炎の陣が描かれてアミさんは魔法少女に姿を変えた。


「さぁ、遊ぼうぜ!」


そう言ってアミさんはリリィレイさんに炎の魔法で攻撃を仕掛けた。


リリィレイさんは私を抱き抱えて電柱にジャンプした。


「戦わないのか?」


そう女の子はリリィレイさんに聞いた。


「主すみませんが。戦わせてください!」


リリィレイさんはそう言って片手を強く握っていた。


「わかりました。でも殺したりしたらダメですよ!」


私はそうリリィレイさんに言った。


「はい!」


リリィレイさんはそう言って私と1つになった。


「アサルトウィッチ!リライズフュージョン!!」


私は水色のジャケットに両手にグローブを装備し背中にブースターそしてデュアルウエポンナックルを片手に装備して構えた。


「その姿であたしに勝てると思ってんのか?」


そう言ってアミさんは薙刀で攻撃を仕掛けてきた。


私はデュアルウエポンナックルで薙刀の攻撃を防ぎ左手に魔法力を注ぎ込みスキルを発動した。


「ネイキッド・シューター!」


追尾式の誘導弾はアミさんのボディに直撃した。


「なめたマネするじゃねーかよ!」


そう言ってアミさんは薙刀を片手に持ち長刀に魔力を注ぎ込み薙刀の形をハルバートへと形を変えた。


「ヴォルカニックエッジ!」


炎の突きが私の頬を掠めた。


「どうだ?あんたみたいな二流じゃあたしには勝てないのが?」


そうアミさんはハルバートを片手に持ちながら言った。


「そうとは限りませんよ!」


私はデュアルウエポンナックルのボタンを押した。


「拳の力から全てを斬り伏せる剣へと変われ!デュアルゼロソード!!」


ナックルの形から剣へと形が変わった。


「おもしれー!」


アミさんはハルバートで攻撃を仕掛けた。


私はデュアルゼロソードで攻撃を防ぎ剣先に力を注ぎ込んだ。


「ハァアアアアアア!!!セッリャ!」


私は体を左に回転してアミさんのハルバートを弾いて回し蹴りでアミさんのボディを蹴り飛ばした。


「まだだ、これで終わらせてやる!爆熱・フレイムシュトローム!」


炎のエネルギー波が私に向けて放たれた。


「オーバーゼロカリバー!!」


私はデュアルゼロソードに力を注ぎ込み巨大なエネルギー系の斬撃破でアミさんの攻撃を打ち消した。


「これで終わりです!シャイニングブレイザー!」


私は片手にデュアルウエポンナックルでアミさんのボディに強力な一撃を撃ち込んだ。


「ふぅ」


私はデュアルウエポンナックルを外してアミさんに近づいた。


「確かに強かった。でも戦うだけなら誰でもできます。世界をいや1人の人物を守る勇気がない人には負けたりしません」


リリィレイさんは私の体を使ってそうアミさんに言った。




ーーー夕方ーーー



私は買い物を済ませて家に帰る途中誰かが付いてきていた。


「誰ですか!そこに居るのは解ってるんですよ!」


そう私は言った。


「勘が鋭いらしいな!」


そう言って出てきたのは金髪に赤い髪が少しあった目付きの悪い男の子だった。


「貴方は誰ですか?」


私はそう男の子に聞いた。


「俺か?俺はクアン。グリーゾだ!」



続く

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