第14話 魔法少女の剣士
久々に書いてみた。
〈うづき視点〉
私はヴィシャスウルフのカードを持って徳田さんの元へと向かっていた。
「主体は大丈夫ですか?」
リリィレイさんはそう私に聞いた。
「はい、大丈夫ですよ」
私はそうリリィレイさんに言った。
「あの!」
後ろから声が聞こえて振り向くとそこには黒髪の女の子が立っていた。
「えっと、どちら様ですか?」
私はそう女の子に聞いた。
「私は朝宮静苗、魔法少女やってます」
そう言って静苗さんは頭を下げた。
「あっ、えっと私は環うづきと言います!この人はリリィレイさんです」
私はそう静苗さんに自己紹介をした。
「お二人が…噂は父から聞いてますよ」
そう静苗さんは私とリリィレイさんを見て言った。
「お父さん?」
私はそう頭を傾げた。
「おや、環くんとリリィレイくんよく来たね」
そう言ったのは徳田さんだった。
「あっ、お父さん!」
静苗さんはそう言ってパタパタと徳田さんに駆け寄った。
「あの、お二人は親子ですか?」
私はそうふたりに聞いた。
「いや、彼女は私が引き取って養子にした娘だよ」
そう徳田さんは笑顔で言った。
「徳田社長それで私達は貴方に聞きたいことがあるんですが」
リリィレイさんはそう言って徳田さんを見た。
「ヴィシャスウルフのカードのことだね」
そう徳田さんはカードのデータを私とリリィレイさんに見せた。
そこには危険度SSと書かれているカードが映し出されていた。
それは間違いなくヴィシャスウルフのカードだった。
「このカードはかつてある魔法少女の為に作られたカードなんだ」
そう徳田さんは話し始めた。
「このカードの持ち主・・・月鞘虚はこのカードの試験のために使用して死んでしまったんだ。それだけ危険なカードなんだ」
徳田さんはそう私に話した。
「そんなカードが何で私の手の中に?」
そう言って私はじっとヴィシャスウルフのカードを見た。
「それをわたしに預けてくれないかい?環くん」
徳田さんは私に言った。
「えっ?」
私はじっと徳田さんを見た。
「君の考え次第でそのカードの運命が決まる」
そう徳田さんは私に話した。
「カードの運命が」
私はじっとヴィシャスウルフのカードを見た。
このカードには誰かを守るために多くの困難を受けてきた。
でも、だから私がこの子を受け入れてあげないと。
私はじっとヴィシャスウルフのカードを片手に持ち願った。
この子の力を受け入れる人になれますようにと。
「私にできることは君が強くなることだよ」
徳田さんはそう言って私の肩を優しく叩いた。
ーーー環家ーーー
私は家に帰ってリリィレイさんとクアンくんと堀江さんとアナンさんのご飯を作っていた。
「あの、環さん」
後ろから声がして振り向くとそこには静苗さんが立っていた。
「あれ?静苗さんどうしたんですか?」
私はそう静苗さんに聞いた。
「大変です!エルメスが襲撃されました!」
そう静苗さんは涙目になりながら言った。
「嘘!嘘ですよ!あそこにはかなりの強さの魔法少女が居るって!」
私はそう静苗さんに言った。
「それが魔法少女の大半が敗北したんです!」
静苗さんはそう言って片手を拳にした。
「そんな」
私は料理を中断してギラファカリバーを片手に持ち走り出した。
ーーーエルメスーーー
私はエルメスに到着すると多くの魔法少女達が血まみれで倒れていた。
「大丈夫ですか?」
私はそう一人の魔法少女に歩み寄った。
「は、は、早く・・・逃げて・・・」
そう青髪の魔法少女は私に言った。
その時それは現れた。
ドォオオオン。
そこに立っていたのは黒い刀を持つ狸の様な仮面を被った武者だった。
「貴様か?魔法少女の環うづきとは」
そう言って狸の様なアサルトウィッチは攻撃を仕掛けてきた。
ガキィイイン。
金属音がして前を見るとそこには蒼色の刀を持つ静苗さんが立っていた。
「貴方は1人で戦ってるつもりですか?」
そう静苗さんは片手に刀を持ちながら私に聞いた。
「いえ、私には!」
後ろからリリィレイさんとクアンくんが立っていた。
「おい、うづき!これ使え!」
クアンくんはそう言って身体からコアカードを私に渡した。
「お前はその力なら使いこなせるだろ」
そうクアンくんは私にカードを託した。
「使わせてもらうよ!クアンくん」
そう言って私はカードを体内に宿した。
「蒼炎に巻き起こる炎よ!全てを灰に変えて救える命を守りたまえ!」
巻き起こる蒼炎の炎が私の体を包み込み魔法少女アサルトウィッチうづきブルーフェニックスが誕生した。
「行くよ!」
そう言って私は片手にカードを装填するクロスボウガンを装備して背中に蒼色の翼を生やして空を飛んだ。
「スキル発動!オールレンジフェザーアロー!」
背中の羽をクロスボウガンに集めてそれを撃ち込んだ。
狸の様なアサルトウィッチはそれを刀で斬り伏せた。
「貴様はどの程度か大体わかった」
そう言って狸の様なアサルトウィッチは刀を地面に刺して刀を巨大な剣へと変えた。
「まさか、そんな」
その大剣は凄まじい魔力量を秘めていた。
アサルトウィッチは大剣を一振りした瞬間凄まじい風圧が私達を襲った。
「どうした?その程度か?」
そうアサルトウィッチは片手に大剣を持ちながら言った。
私は負けじと立ち上がろうとした。
「負けるわけにはいかない!あなたを倒おせないといけませんから!」
そう言って私は片手を強く握った。
その時カードケースから1枚のカードが私の目の前に出てきた。
「ヴィシャスウルフ?」
私はヴィシャスウルフのカードを片手に持ち目を閉じた。
ヴィシャスウルフのアバターが目の前に出てきた。
そして身体から灰色の鎖をまた私に巻き付けた。
私はヴィシャスウルフの呪縛を受けても私は願った。
彼女が笑ってくれることを。
そして意識を失った。
〈クアン視点〉
俺は見たうづきがヴィシャスウルフのカードと俺のコアカードを二つ同時に使用した。
そして灰色の魔法少女へと姿を変えた。
片手から灰色の剣を作り出した。
アサルトウィッチは大剣でうづきに斬り掛かった。
だがうづきは灰色の剣で大剣を破壊した。
「何だと!」
アサルトウィッチはそれを見て驚いていた。
「消え失せろ!デザスタルネバーストライク!」
灰色の聖剣から放たれた灰色の炎はアサルトウィッチの体を破壊した。
そして焼け焦げたアサルトウィッチの残骸から1枚のカードが出てきた。
それをうづきは拾いそしてじっと俺を見た。
そしてうづきは意識を失いそのまま倒れた。
「やっぱり環さんは」
静苗はそう言って何かを察していた。
「まだ言うんじゃねえぞ」
そう言って俺はうづきを抱き抱えて歩き始めた。
つづく
次回は未定です




