第12話 黒騎士の正体とうづきの迷い
今月2話目です
新しい力が次の話で登場します!
〈うづき視点〉
私は新しい武器のデザインを考えていた。
両手剣のギラファカリバーを超える剣。
そのデザインはあまり頭に浮かばない。
ふとリリィレイさんの方を見た。
リリィレイさんは本を読んでいた。
その本はこの間図書館で借りたアーサー神話の本だった。
「アーサー・・・・・・」
そして一振りの聖剣が頭に浮かんだ。
その剣を頭の中で描き始めてスケッチブックで描き始めた。
その剣は蒼色の刀身に花の絵が描かれていて更に小さな英語が書かれている。
その文字は[覚悟と絆の花は世界を救い皆が笑える世界]と書かれている。
私はそれを描き終えて名前を考えた。
エクスセイバーその聖剣は世界の人々を守るための約束と願いの救世主。
私はその剣を使うのはリリィレイさんと私だと考えている。
だからリリィレイさんの為にこの聖剣はリリィレイさんの力を極限にまで引き出す。
だから使える者は限られるけど私とリリィレイさんの力で世界を平和にしたいと。
私はベッドで眠りに入った。
するとリリィレイさんは本に栞を挟んで私のベッドに入ってきた。
「リリィレイさんも一緒に寝ますか?」
そう私はリリィレイさんに聞いた。
「はい、そろそろ眠くなりましたから」
リリィレイさんはそう言ってベッドに入り眠りに入った。
「おやすみなさい」
そう言って私は眠りに入った。
ーーー夢の中ーーー
私は夢を見ていた。
そこは前に見た花畑だった。
「あれ?これって前に見た?」
そう言って辺りを見るとそこには蒼色の聖剣が刺さっていた。
「あの時の聖剣?」
私はそう言ってじっと聖剣を見ていた。
「やあ、久しぶりだね」
声を掛けたのはフルナさんだった。
その姿はリリィレイさんと同じ姿だけど中身は全然違う気がした。
「お久しぶりです。フルナさん」
私はそう言ってフルナさんに歩み寄った。
「きみは少し強くなったみたいだね」
フルナさんはそう言って片手に持つ杖を私に向けたすると1枚のカードが出てきた。
それは銀色の毛に赤い瞳の少女で背中には狼の影が描かれていた。
「それは凶暴な狼の少女のアバターカードだ、それを使うのはよく考えて使うんだよ」
そう言ってフルナさんは姿を消した。
私はそれをじっと見た。
カードを片手に持ち私は目を閉じた。
ーーー現実ーーー
私は目を開けると片手にはカードが握られていた。
私はカードを見るとそこには狼の骨を被った少女が女の子座りをしていた。
私はそのカードの女の子が何だか寂しそうに見えた。
カードをケースに入れて私はじっとそのカードを見ていた。
「主どうしたんですか?」
リリィレイさんはそう言って私に聞いた。
「いえ、何でもありません」
そう言って私は狼の少女のカードを隠した。
ーーー次の日ーーー
私とリリィレイさんと奏多さんとアナンさんとクアンくんはゲーム会社エルメスで奏多さんが描いたデバイスを取りに向かった。
「やぁ、いらっしゃい」
そう徳田さんは片手にチーズケーキを持ちながら言った。
「いらっしゃいませ、環様」
光島さんはそう言ってミルクティーを私達に出した。
「あの、デバイスは完成しましたか?」
奏多さんはそう徳田さんに聞いた。
「ああ、完成してるよ!」
そう言って徳田さんはアタッシュケースを持ってきた。
中を開けるとそこには腕に嵌めるタイプのローダーの様な緑色のデバイスが入っていた。
「名前はメテオサーペント!その力はあらゆる物を破壊するそれがキミの力だ」
そう徳田さんは奏多さんに1枚のカードを渡した。
それは八つの首が生えた大蛇のカードだった。
「そのカードとアナンくんが一つになるとリリィレイくんと同じステータスを手に入れられるだが過ちを犯すとその力は暴走し全て破壊するだからあまり無茶をしないようにするんだよ」
徳田さんはそう言って奏多さんに説明した。
「わかりました、無茶しないように頑張ります」
そう奏多さんは徳田さんに言った。
〈徳田視点〉
私はうづきくん達が去ったのを見てもう一人の客人を見ていた。
「やぁ、士くん」
私はそう言って黒い剣を持っている環うづきくんのお兄さんの環士くんを見た。
「社長さん悪いがこれ以上戦うのは難しいかもしれない」
そう言って士くんは漆黒の剣型デバイスフェニックスラウザーを机の上に置いた。
「そうか、今まですまなかったね。無茶な依頼を頼んでだがまだこれは持っていたほうがいいよ」
そう私は士くんに言った。
士くんは仕方なくフェニックスラウザーを持ち頭を下げて部屋を後にした。
〈うづき視点〉
私はリリィレイさんとクアンくんと一緒に買い物をしていた。
私は何かが目に入った。
それは突然地面から現れた。
それは西洋の鎧を着たゾンビの様な兵隊だった。
ゾンビ兵は近くの人間に剣を持ち斬り掛かった。
人々は恐怖で逃げ出した。
リリィレイさんは近く落ちていた旗でゾンビ兵をなぎ倒していた。
子供が隅でおびえていた。
私はそこへと走り出して子供達を避難させた。
「皆さん早く避難してください!」
そう私は言った。
「うづき離れてろ!」
クアンくんは片手から炎でゾンビ兵を一掃した。
「見つけましたよ、クアン!」
後ろには金髪の騎士の鎧を着た女性が立っていた。
「誰だ?てめえ?」
クアンくんはそう言って女性に聞いた。
「私はジャンヌ・ダルク!あなたを倒すものです!」
そう言って槍と剣を両手に持ちクアンくんに攻撃を仕掛けた。
その時。
ガキィイイン。
目の前には黒騎士が立っていた。
「そこのお前等離れてろ!」
黒騎士は黒い剣を片手に持ちながらジャンヌ・ダルクと戦い始めた。
黒騎士の戦い型を見るとまるで誰かと同じ戦い方をしていた。
片手に剣を持ち少し距離を縮めたら蹴り技を入れる。
その戦い方はまるでどこかで見たことがあった。
「使わせてもらうぜ!」
そう言って黒騎士はカードを剣に近づけた。
「喰らいやがれ!クラーケンウィップ!」
黒騎士の背中から10本の触手が生えてジャンヌ・ダルクに向かった。
ジャンヌ・ダルクはそれを全て剣と槍で防いだ。
「ならば!グランドローズ!」
ジャンヌ・ダルクは地面に槍を突き刺した瞬間バラの蔦が黒騎士の仮面に直撃した。
黒騎士の仮面にヒビが入った。
「っく!」
黒騎士の仮面が割れて素顔が見えた。
その正体が見えた。
正体は。
「兄さん?」
そう私は言った。
「うづき、すまない」
兄さんはそう言って剣を片手に持ちながら私を見た。
つづく
次回の新たな力は暴走系にするか残忍な感じにするか悩む。
特撮を見て主役がそんな感じになるから悩んでます。
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