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74 ルーク視点

 ルーク視点


 控え室に入り人払いをし、アリスをソファーに下ろすと俺はアリスにキスをした。

 アリスの隣に座り、腰を引き寄せもう一度キスをする。


「アリス、さっきあったことを話してくれますか?」


「はい。女神様の像が光だしてから声が聞こえてきて、女神様ですか?って聞いたらそうだと答えてくれました」


「うん。それで?」


「そしたら、私の娘であるあなたに加護を与えます。これであなたも生きやすくなるでしょう。ルークといつまでも幸せにね。いつもあなたを見守っていますよ。って聞こえたと同じくらいに私がひかりだしたという感じで……」


「アリスは女神様に直接加護をいただいたということですね」


「そうです」


「異例中の異例。この国ではじめてのことかもしれませんね」


 アリスは驚いているが、俺も驚いている。

 アリスに了承を得てのアリスの鑑定をした。これは……。


「アリス、ステータスをみてごらん」


 首をかしげながらも、言うとおりにするアリス


「ステータス!」


 _________________________

 ステータス


 アリス・ローズ レベル45

 ルーク・ローズの妻

 加護あり

 アルト国民




 HP 10000/10000

 MP 10000/10000


 属性:全

 スキル:チート能力 レベル∞


 _________________________



「なんだかいろいろ増えてますね」


 アリスがなんでもないことのようにいっているが、俺はアルト国民になって加護をいただいたということに大きな意味があることを知っているからか感動していた。

 召喚者ではなく、アルト国民として女神様から受け入れられ普通に生きていくことができるようになったのだ。


「アリス、自分にヒールを掛けてみてください」


「ヒール!」


 首をかしげつつもヒールを発動させると、アリスはにんまりと笑い「これは毎日掛かりたい」と自画自賛していた。


「ではそろそろ外がやきもきしているでしょうからみんなに説明しましょうかね」


「はい」


 にんまりと笑ってたのが恥ずかしかったのか、ハッとした顔をして顔を赤くするアリス。

 あぁ、かわいい。思わずキスをするが、これは仕方がない。アリスが可愛すぎていつだってしたくなるのだから。


「あ、忘れてました」


 俺は手鏡を持ってくると、アリスに向けた。


「えっ?えーーー!!!か、髪!目、目がーーー!

 ルークと同じ……ルークと同じ色してる!」


「ふふっ、お揃いですね」


 驚いているアリスを見て、もう一度長めにキスをする。アリスは目をパチパチしてたが、俺は廊下で待ち構えてるみんなを呼びに扉に向かった。



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