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詩集

死生の道標と見えざるものの命

作者: ぷらうまん


高徳の空、廃園の地から悠遠の道へ 一里塚の意志とともに歩き続けた夢

足取りは重く歩幅は短く、先は長い 一歩ごとに果たされる約束の名は死


生者への最善の贈り物は死者の道程 自由を見つけ、権利を生み出した旅

選択肢と、選択の機会を作り託した 死を果たして受け継いだ燈火への恩


燃え尽きた後の遺灰に燈火を隠して 行く手を阻む者たちは死を忘れた人

夢も旅も幻と、忙しく己だけを看る 過去よりも遠く、未来よりも遠い今


慈愛の風、清廉の雨から智慧の光へ 夢を思い出し、慰め安らぐ一時の祭

彼方よりの道の上で一歩の先を歩む 死者と生者を巡り来る約束の今の命


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― 新着の感想 ―
[良い点] 死者は過去を彩るだけでなく、未来も示してくれる。こういった解釈は結構好きです。新たな生を作り出すために古い細胞が死んでいくように、その『死』にも、すぐには分からなくても何か意味があるのかも…
[良い点] 自分には書くことが出来ない代物。 [一言] 死生の道標 今のコロナ化で垣間見えるのかもしれません。
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