戦客万来Ⅱー3
ふ、と見かけたらブックマーク数500、そしてPVは70000超えてましたね
こんな拙作ではありますが、ブックマークを付けてくれる方が徐々に増えていってくれることには
感謝の念しかありません。
リアルの都合上、更新は不定期ではありますが、エタらないよう頑張っていく所存です!
今後とも拙作を読んで楽しんで頂けたら幸いです
僅かな間。会話の合間に紛れても話が途切れないギリギリの間を経て、フッ、と俺の口角が吊り上がった。
「ハッ、ここには随分と頭のネジが外れた連中がいるとは聞いていたが……なるほど、挨拶からしてこれなら、確かにぶっ飛んでるとしか言えないな」
「ホワット?! 取り乱すまでもなくそんな態度とは……ハッハッハ!! 君はなかなかに大物のようだ」
「そいつはどーも」
何ともインパクトのある登場を果たしたユーリに数瞬面食らったものの、表面上に被っている『マックス』の仮面はすぐさま相手に適応してみせ、余裕のある態度で言葉を交わした。これはもはやオート機能と言える領域だ。
対するユーリも一瞬驚いた素振りを見せたものの、再びその顔に笑みを携えて右手を差し出してきた。俺もそれに倣って、右手を差し出す。
「マックスだ。今回の依頼人はアンタで間違いないな?」
「イエス。その通りだとも。ところで、昨今の流行りに乗った依頼書はお気に召したかな?」
「ここじゃああんなもんは通じねぇだろ。クエストは他所のギルドにでも発注してろ」
「ハハハハ!! それもそうだが、君にはこのジョークが通じてくれるようだ。私にとってはそっちの方が大収穫!! 今日、この日をサンクスギビングデイにしたいところだ!!」
「こんなその手の興味に疎い街に同好の士を期待してんじゃねぇよ……」
互いに握手をしながら初対面とは思えない笑みを交えた気さくな会話のやり取りをする。
服装から判断して、口下手だけどやることがえげつないマッドサイエンティストな人物像を想像していたんだが、思いのほかフランクで冗談も通じる話しやすい人物のようだ。というよりも、そっちの方に造詣が深いのかもしれない。
古今東西、こういった研究職でありながら人柄も優れている人物というのは物語においても主人公側に付いているケースが多々見受けられる。中には中立を謳って主人公にも分け隔てなく接するも、終盤になってその残虐な本性を露わにして敵側に回る人物というケースもあるんだが……
まぁ、この人なら大丈夫だろう。きっと味方側だ。
「んで? 研究所って看板には銘打ってあるんだが、まさか本当にこんなボロ屋で研究なり開発なりをしてるのか?」
「それこそまさかだ。こんな機材を一瞬にしてダメにするような場所で研究ができるわけがないだろう? ここは来客用通路の目印だ。ほれ、入口はこっちだ」
クイクイ、と親指で指した方に付いて行き、建物の角を曲がれば、そこにあったのは当然と言うべきか建物の右側面の壁だった。風貌は木箱の代わりに錆びたドラム缶が俺の身長を優に超えた高さまでいくつも積み上げられて置いてあったり、不規則な形に切られた角材が壁に立てかけられていたりゴロゴロと転がっていたりと正面よりやや雑多な印象を受ける程度の場所だ。そこには何も、入口になりそうな場所はなかった。
「……何もねぇじゃねぇか」
「フッフッフ。まぁ、そう焦るな焦るな」
その顔に影を落とし、意味ありげな怪しい笑みを零したユーリ。容姿が完全にマッドサイエンティストのそれなので、何かロクでもないことを企んでいるようにしか見えない。
そんな俺の心境など知ったことか、とユーリは右ポケットに突っ込んでいた手を出し、徐に何もない壁に押し付けた。錆び付いた鉄の、その中でもかなり錆び付き具合の酷い場所だ。誰も触りたくない場所なんだろうが、目の前にいるユーリはそれを気にした素振りを見せない。
そんなことして大丈夫なのか、その声をかけようとして、ん? とユーリの手元に違和感を覚えた。
トタン錆び付き具合は確かに酷い。元の金属光沢の銀色など見る影もなく、建物のほとんどは茶褐色に染まってしまっている。だが、それにしても、その部分だけどこか色合いが不自然な気がして───
『指紋認証を開始──登録者名、ユーリティファス・ワールドナー。虹彩認証を確認──該当者との一致を確認。セキュリティロックを解除。ゲートを開放します』
唐突にどこからともなく機械的な女性の声が耳に届く。機械特有の、抑揚も感情も込められていない無機質な音声。しかしよく耳に届く澄んだ音で発せられた言葉は、それこそSF映画ではお馴染みと言えるような台詞だった。
そして音声に連動してか、目の前にあった壁の一部がまるごと浮き上がるようにして5cmほど奥へズレると、空気圧式と思われるシュンッ、と空気の抜けるような音とともにドアがスライドしていく。
その扉の向こう側に広がるのは、とてもトタン家の中にあるとは思えない先進的な造りをした空間だった。
三方を覆うのは白い壁。使われている塗料には反射防止機能が付いているのだろうか、頭上のライトに照らされてツヤツヤとテカっているものの、目をあまり刺激しない優しい色合いをしている。かと言って内部が全て白一色で塗りたくられているわけではなく、四隅にだけは金属の柱が顔を覗かせており、それがまた白単色の中にあるからその金属特有の銀色がよく映える。
そこにあったのは、少なくとも数十年は未来の世界に登場するエレベータと称して差し支えない代物だった。
開いた口が塞がらない。
───いやいやいや、これはいくらなんでも……
時代を先取りし過ぎではなかろうか
そう思うのも宜なるかな。決して間違ったことは言っていないと思う。
だが驚くのはそれだけでなはない。今俺は壁をずっと見ていたが、このドアがスライドした部分はトタンの継ぎ目などではなかった。
つまり、継ぎ目があるはずなのに切れ目があると思わせないほどの隠蔽技術を以てこのドアを隠していたのだ。
映画やドラマの収録の関係上、そういったメイク担当やスタジオのデザイン担当のスタッフとも交流する機会はあるのでその時に雑談混じりに話を聞いた話なのだが、CGを使うならばともかく、実際に何もない無地の壁に気付かれることなく扉を隠すことは現時点では不可能と言われていたはずなのだ。実際にそのセットを作るなら、やはり継ぎ目や切れ目に沿って扉を作らなければ違和感が出てしまう、とスタッフたちは言っていた。
だがそれでも、今、俺の目の前ではそれが実現している。
デザインもさることながら、それを実現してしまうだけの技術力。一歩どころか数歩先を進んだその技術力には舌を巻く他なかった。
「さぁ、我々の本当の研究所へとご案内しようではないか」
意気揚々と、エレベータに乗り込むユーリの足取りは軽い。俺もそれに続いて乗り込み、入口側に反転して、ん? とあることに気が付いた
───ああ、だからこの場所は……
シュンッ、という音がしたと思えば、視界は金属質の扉に阻まれる。一瞬の浮遊感とともに、俺はエレベータで下に降下していった。
二人が去り無人地帯となった研究所入り口前。赤褐色のトタンの壁に、影が降りる。
「クソッ、見失った……!」
苛立ちを隠さない声が、誰もいない空間に虚しく響く。
お目当ての探し物はすでに見当たらなかったのか、舌打ちを一つすると険しい顔のまま懐から取り出したトランシーバーで何処かに連絡をいれる。
「───わかったぜ、ボス。それじゃ、これで」
通信を終えたところで、その険しい表情が薄れることはない。
親の仇でも見るような、静かに内なる業火を滾らせる瞳で壁を睨みつけると、男はその場から立ち去った。
凶兆を齎す風が、一際強く平野を駆け抜ける。
一人と組織。互いに交わるべき時点は、第三者の所為で大きく捻じ曲げられ、予想よりも早くに、線と線は交錯する。
◆◇◆◇
数秒間に渡って感じていた浮遊感も次第に収まりを見せる。徐々に強まるブレーキによってかかるGが内臓を上から押し付けるも、ガコン、という音と共にそのGからも解放される。電子音が搭乗者に到着知らせると、乗り込んだ時と同様にシュンッ、と空気の抜ける音と共に目の前ドアが開放された。
「おぉ、これはまた……」
そして目の前に広がる光景に、感嘆の息が漏れる。竜頭蛇尾、見掛け倒しなどという言葉を正面から玉砕するような、徹頭徹尾手を抜くことはあり得ない、という製作者の信念がひしひしと伝わってくるような出来栄えだった。
現在NASAが打ち上げている国際宇宙ステーションを遥かに凌駕する機能性と充実性を兼ね備えた、数十年どころか一世紀か二世紀ほど先に進んだ時代にある宇宙船の内部のような様相。出口から一直線に奥まで伸びている道は所々で左右にも道が分岐しており、天井にある白い照明は、照度を必要最低限に抑えられ、それによって通路の頭上二隅に走るシアンブルーのラインが床に反射し、計4本のラインが通路に走っているように見える。暗い雰囲気ではあるが、木材を一切使わずに全て金属を使っていることで、近未来的な科学文明を表していた。これはこれで、いいデザインだと思う。
実用性だけを重視して質素で角ばった構造ばかりにすることなく、通路の壁を楕円状の型でくり抜いたように曲線を描かせ、その側面には精密機械の内部構造のような複雑なデザインが施されている。ここにガラス窓があり、外に宇宙空間が見えたら本当に宇宙船っぽく見えるだろう。
……ただ、そうだなぁ……うん。コレだけはどうもなぁ
ドン、ドン、ドンドンドンドンッ!!
イ、イヒヒヒヒヒヒヒヒヒィィ!!
バァン、バァン、バァン、バァン!
ゥゥゥゥキイイィィィィィィィィィンンンンッ!!!!
欠点どころじゃねぇよ。この騒音の所為で雰囲気ぶち壊しじゃねぇかッ……!
「……この騒音はどーにかならなかったのか?」
「ノンノンノン。わかってないなぁ、ここは技術研だぞ? モノを作っていれば、音が出るのは当たり前のことだろう?」
「……せめて防音壁に加工しておこうぜ」
「作りたいもんに金使ってると、予算がすぐなくなるんだよなぁ」
「どう見ても防音壁の方が最優先事項だろうが……!」
出来栄えが良すぎるだけに、この欠点はどうにかならないものか、と思わず頭を抱えたくなる。
たぶん当人たちにしてみればさしたる問題でもないのだろうが、これは第三者からしてみれば勿体ないと言う外あるまい。視覚から伝わる建物の完成度が至高の域に達しているはずなのに、聴覚から延々と流れてくる特大の不協和音が天上に延び上がる評価バーをハンマーで打ち続けて評価を見る見るうちに下げていく。
これはアレだろうか。ものづくりが好きな人間にありがちな”何かを作ること”が楽しいのであって、”作り終えたモノ”はしばらくすれば興味を失って粗大ゴミと化す、というアレだろうか。
……おかしいな、この通路の薄暗がりの雰囲気が、途端に価値を半減させられる末路を辿った作品たちの哀愁の念が漂っているように感じられるのは気のせいなのだろうか……
「ほれ、ハリーハリー! これから仲間に紹介するから、ちゃんと付いてきてくれよ?」
ガシガシ、と頭を掻いてどうしたものかと考えていると、視界の淵でユーリが催促をかけてくる。ずんずんと、その歩みを進めていく。このまま考えていても、無駄なような気がしてきた。
小さく、溜息が零れる。
「まぁ、考えてても仕方ない。外野が文句ぶー垂れるのも筋違いか」
首を小さく左右に振り、深く考えるのはやめだ、と自分に言い聞かせる。
結局のところ、どこまでいっても俺は部外者でしかないのだ。ぽっと出の野郎に、長年培ってきた常識やら暗黙の了解をとやかく言われるのもいい気分ではないだろう。
カツ、カツ、と至近距離でなければ聞き漏らしてしまうような小さな靴音を鳴らしながら、奥へと続く一本道を進んでいく。
一様に同じデザインの空間が続いているため余り変わり映えのない景色が続くのだが、分岐した通路の先には分野別の研究室なりラボなりがあるのか、聞こえてくる音はそれぞれ変化があるのでそこまで飽きることはない。
相変わらずその音の所為で雰囲気ぶち壊しだが
そして何か所かの分岐路を過ぎようとした際に、たまたまその奥に空いているドアがあった。視界の淵、横目で捉えられるギリギリの所だ。スルーすればそのまま記憶から忘れ去られるものを、好奇心が勝ってソレを注視して見た。サングラス越しに、瞳が、正確にソレを捉える。
「────」
捉えて、しまった
空いていた扉から覗く、簡素な造りの部屋の中に、機材から伸びる配線コードが、床を我が物顔で這いずり回り、大人一人を優に収められる特大の試験管には、薄緑色の液体が並々と注がれており、開閉式の蓋には別のコードが何本も繋がっている。
その周囲を、白衣を纏ったいくつかの人影、作業中らしくしきりに動いている。
その奥に、布を被ったナニかが見えた。
とても、とても見覚えのある懐かしい光景だ
気付かなければよかったと、好奇心を押さえつけていればよかったと恨み言と後悔を言い続ければこの結果は覆ったのだろうか?
だがそんな淡い希望は、良すぎた視力と、皮肉にも環境に応じて手に入れた広い視野が粉々に打ち砕いた。
吹き出る汗。途端に大きく聞こえ出す心臓の鼓動。正常だった視界は鼓動と連動して明滅し、現実の景色に奥底の記憶がチラつく。ぐにゃりと、視界が曖昧に歪み始める。
指先が、異様に冷たい。まるで生気が抜けたように、血のめぐりが遠のいたように、熱がサァ、と引いていく。
サングラスのその奥にある目は、限界まで見開かれていることだろう。
焦点も、徐々にズレていく。
デジャヴをトリガーとして、封じ込めておきたかった記憶が根底からかき乱され、強引に引き摺り出されていく。
『──さん。──して、た────』
『ね──。ここ──して、よ』
暗闇に青のラインが映える通路は、一瞬にして無機質な白い部屋へと反転した
◆◇◆◇
視界に浮かぶのは幾人もの人影。しかしそれらは揺れる水面を通してみた水底のように、グニャグニャと歪んで見える
頭がボーっとして、思考が定まらず、自分が水中にいるのか、それとも向こうが水中にいるのか判別できない。ただ妙に、身体が軽かった。
湾曲し、屈折し、本当にそこに立っているのか疑いたくなるその光景は、まだ幼かった俺はただ不思議な感覚だ、くらいにしか捉えていなかった。
だがそれでも、子供ながらに、言葉にできないが感じられるナニかがあった。
一人の男が、進み出る。相変わらず輪郭もひどくぼやけて顔など分かりはしないが、それでもそれは、俺にとって大切な人だと本能で感じ取れた
『──さん……?』
何かを言おうとするも、上手く呂律が回らず、言葉を発せない
そのまま屈んだ男と、目線が水平になり、交錯する。
『────。────────。』
何を言っているのか、声が届かない。唇の動きも、水面の揺らめきに掻き消されて読み取れない。
ただ、その口元はどこか────
怪しげに、歪んでいたような気がした
◆◇◆◇
『──ス。────い』
白に染まっていた視界が、次第に色を失っていく。
本気で役に入りきった時と同じように、現実から乖離し、水中に揺蕩っている俺の背に、誰かの声が届く。
真っ白な俺の頭も、次第に機能を取り戻していく。
何をしていたのか、何を見たのか、そして今、どういう状態なのか。
ぼやけて霞んでいた思考は、野に覆う朝霧が晴れていくかのように、サァッ、とクリアになっていく。
そして丁度、現実世界に意識を戻そうとした瞬間に、襟をガシッと掴まれ、強引に背中から上へと引っ張り上げられ、現実へと意識が帰還した。
「──おい、マックス! 聞いているのか?!」
「──ッ、ああ、悪い。聞いてなかった」
浮上した意識。元通りの視界。
記憶という名の泥沼に意識を引き摺り込まれ、そしてもう一度意識が日の目を見た時、目の前にいたのはユーリだった。
心配そうに……じゃないな、いきなり反応しなくなった俺を見て怪訝そうな顔をしている
失礼だな、俺だっていつもこんな感じじゃあねぇっての
「……今回は私の自信作の試験運用なんだ。まともなデータが取れないのなら、依頼は破棄させてもらうよ?」
訝し気に見つめる視線が俺に突き刺さる。
何となく思ったことだが、ユーリはテンションによって声量と口調の砕け具合が変化するタイプなのだろうか。最初に聞いた時よりも、大分声量が抑えられているし、口調も真面目っぽくなっている。あからさまな失望の色が、顔には出てないが目にはしっかり映し出されているのがその証拠だろう。
反論しようにも、向こうは俺に期待してこの依頼を出したわけだから俺がこんな調子なら落胆するのも仕方がない。俺がユーリの立場なら、同じように相手の信用を下げる。
成功するビジョンよりも失敗するビジョンが先に思い浮かぶのだからそれも当然だ。そしてその不安材料を与えてしまった俺にこそ、落ち度があるのだろう。
───ここは一つ、ハッタリも使って落ちた信用を元通りくらいまでには戻しておいた方が得策か……
「いやなに、昨日の今日だからな。昨夜のイタ公共との追いかけっこの所為で、これでも結構気が立ってるんだ。そんな時に悪寒がしたら、全力で周囲に意識を向けちまうもんだろ?」
言い訳染みた台詞な気がするが、事実も混じってるから判別も付きにくいはず。その事実については周知の事実だし、虚実織り交ぜた台詞というのは、片方のみの時と比べて案外バレにくい。真実の部分が虚の部分を覆い隠す、もしくは真の印象が強い所為で虚の印象が薄くなり、深く考えないようになる、とも言える。
ピクッ、とユーリの眉が動いた。
……おっ、これはいけたかな?
「……悪寒? 風邪でも引いたのかな? ウチのメンバーが開発した風邪の特効薬があるが、使うかい?」
「もう一晩寝れば治るだろ。気持ちだけありがたく貰っておく」
そうかそうか、と呟きながら振り返るユーリの背中に、不安や懸念の色は感じられない。一先ず、最初の頃までの信頼は取り戻せたようだ。
なら、後は結果を出すだけ。それさえこなせば信頼は勝ち取れたも同然だ。難易度はそれなりに高いんだろうが、頭と身体を張って乗り越えるとしよう。
───さぁて、お仕事しますかぁ
言葉尻は軽く、されど覚悟は重く。
表に変化を出さずに、内だけで気持ちを切り替える。
ただ、その僅かな変化に意識を持って行き過ぎたことで、俺はユーリの呟いた言葉を耳で拾えなかった。
「はて、どこで気付かれたのかねぇ……」
んん? と思ってくれた方、たぶん間違ってません
意図して違和感覚える感じに書いてますので。
その違和感を解消するのはこの一連の話が終わった頃ですかねぇ