表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
利用規約を見ないでゲームを始めたらTSしたんだが  作者: 秋雨そのは
3章 みんなで楽しむという事
30/43

30話 不安は共有しないと後悔が増える

更新遅い(ごめんなさい)

30話にて、前の前書きを見直します。

 先にゲームの中に入ると、俺は1人首を捻っていた。


 入り口って他にもあるんだけど……あの森の中は違うだろうし、とりあえず街の中に行くか。

 なんというか前回あんな事があった手前、また今回もあるのかと警戒してしまう。


「まぁ何も無いよね」


 周りの静寂の中1人で乾いた笑いをしていると、セナからメールが飛んでくる。


『件名:忘れてた

 多分、北側の出口の筈だ

 こっちは少しかかるかもしれないから着いたら送るわ


 あ、その街に居ると思うから御梅拾っといてくれ』


 了解、とメールで送っておく。

 御梅は物か何かなのか? 迷いはしないと思うが、どこへでも行きそうだしな。

 北ってどっちだっけ? と思いつつも街の中心辺りまで歩き出すことにした。

 面倒事というか、大勢クエストだっけ? あれが無ければ基本問題ないだろう。


 1人で歩いていると、周りにプレイヤーの姿がちらほらと見かける。

 今思えば、あの事は何も問題になっていないのか? 何かしらログアウトの方法あるかもしれないが……プレイヤー数百人も気絶の様に眠ってたら危ないだろう。



 午後であるためかプレイヤーの人数が多く御梅を探すのに一苦労する。

 若干面倒に感じつつも中心地点に行くと、大樹の下でキョロキョロしている人を見つける。

 あの姿は御梅か……? 遠くてよく見えないし、行くか。


「あ、ハル~」


「うぉ……危ないよ」


 一瞬素に戻ってしまったが、こっちを見つけた時に全力ダッシュで飛び込まれたらビックリするだろう。

 何故か前と比べると凄く懐かれた感じがするな……馬鹿やってた時と比べると、なんというか小動物的な?

 それとも同性になったから話やすくなったのか? う~ん、わからん。


「さ、行こう行こう」


「そうですね」


 とりあえず街は問題無いようだ。

 こうも問題が連続が起きることなんて基本は無い。

 まぁ俺が疫病神にでもなったなら別だがな。

 そんな事無いよな、と内心笑いつつ御梅に手を引かれながら小走りに付いていく。


 何故か楽しそうな御梅は道を知っているようで迷わず出口の方に俺を連れて行く。


「そういえば、セナが迷子みたいに拾ってって言われたよ」


「メガネへし折っていいかな?」


 目的地と思われる場所についた時、先程のメールの事を伝えると、案の定そんな返答が返ってきた。

 いいんじゃないか? 何故かあいつメガネをかける時と、かけない時があるからメガネのイメージ無いんだよな。

 最近ずっとつけてないし……そういえば俺が女になった初日はつけてたか。


 あいつはまだ来ないから、お知らせでも確認しておくか。

 メニューを開いて運営からのおしらせを開いてみる。

 うげっ……長文かよ、もう適当な解釈を入れながら見るか。


『不自然なプレイヤーの気絶を確認しています。

 日本サーバーの……昨日くらいか

 加えてログアウトがされていない方が見られます

 現在原因を探っている状態ですが、情報がありましたら連絡お願いします』


 そんな所か。

 不自然な気絶ね……なんかキナ臭いというか、内のサーバーだけ起きるっていうのはどうも嫌な予感する。

 後で分かった事だが、4時間ゲームを続けると休憩する様警告が出て、8時間すると特殊な状況でない限り落とされるらしい。


「どうしたの?」


「ん? なんでもない」


 大丈夫だろう、そう信じたい。

 これ以上面倒事はごめんだ。

 そう俺は、御梅にも自分にも言い聞かせた。


 御梅に悟られないよう「外で待ってよう?」と言って歩いていくと、御梅もそれに付いてきた。

 誰かがなんとかしてくれるだろう、俺はただゲームを楽しみたいだけ、問題に付き合ってられるか。


 草原、林と来たら今度は――


「湖? 随分広いね」


 俺が言う前に一緒に入ってきた御梅がそう呟いた。

 日本サーバーだからなのか……いや、大樹の街近くにある所だからなのかもしれないな。


 周りにはプレイヤーが走り回ったりしていて楽しそうだ。

 そんな中、迷わずこっちに歩いてくる人がいた。

 その2人はこっちに気づくと手を振り始めた、どうやらセナとニナの様だ。


「お~い」


 セナの叫ぶ声が聞こえると同時に、御梅は走り出して殴りかかっていた。

 その様子にニナは困った顔をしつつも、こっちに微笑んできた。

 あの時の引きずってしまうかと不安に感じたけど、そんな様子はなくてよかった。


「あの2人は何かあったの?」


「ただのセナの自業自得」


 そう答えると、ニナは「うわぁ、本当に違和感無い」と言い始めた。

 あれか、喋り方変えてるのを直接見るのは初めてだったか。

 違和感無いとか言われると、逆に凹みそうになるのはなんでだろうか。


「どう? ゲームの中は」


「綺麗、思ったよりも……現実にあったら、こんなに綺麗なのかな」


「どうだろうね」


 さぁな、としか答えられないな。

 琵琶湖とか実際に見たわけじゃないし、興味も無いからな。

 脇の2人いつまで争ってるんだろう? ただのジャレあいとでも考えておくか。


 さて、今日は何をしようか。

 たまには全員で気兼ねなしに遊んでみたいと思っていたしな。

次は6月12日まで書きます。


おまけ(エリアについて)

ユグドラシルエリア

日本サーバーのエリア中心にある生命の大樹から豊かな大地が作り出されている。

中心地点に近づく程豊かな大地が続き、逆に離れると荒地などがある。

運営は、地球温暖化や森林伐採とかを防止したいとか(実際は分からない)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ