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たった一つの願い

こんにちは! クロです


最近はどうも忙しく、深夜投稿が多くなってしまい申し訳ありません


ですが、前回も書かせていただいた様に頑張って行きたいので応援お願いします!


それではどうぞ

第21話 たった一つの願い

「うぅ……ハッ!」


目を覚まし、ベットに寝そべっているとこんな事を呟いていた


『僕は今まで夢を見ていたんだな……』


どうしてそんな事を呟いてしまったのかというと、部屋の時計を見れば一目瞭然だろう


何故なら気を失っている間に時間は刻一刻と進んで行って、ゆうに二時間は過ぎている……


だが、気絶している間に見た夢は覚えていなかった


いや自分は、記憶力だけは良いと思っていたんだがこれは考え方を変えないと、絶対に後悔すると思うので直ぐ改める事にした


そして……暫く時計を眺めてながら呆然としていると、ベットの近くから心配する声が掛けられる


「お兄ちゃん!? 起きたんだぁ〜良かった……本当に良かったよ」


僕の近くに居る人は直ぐに分かった


いつも僕の事を心配してくれる人はそう多く無いだろう……逆に少ない方だと思う。

更に、いつも側に居てくれる人と言ってしまえばそれは一人しか居ない……


ありがとう……ほむら


だけどあの平手打ちは痛かったと心で訴えたところでこれ以上は止めよう


何故ならほむらは今、目に涙を浮かべているからだ……だからその涙を落とさない為にも感謝の意を表す


「はは! ありがとう。ずっと見ててくれたんだね……心配かけちゃったかな」


妹に感謝をして、心配をかけた事を詫びる


詫びは、回りくどいが伝わっていれば良いなと思うのだが……いや、伝わったな


それは、ほむらの顔を見れば分かる


妹とは一番長く一緒に居るからお互いに理解し合えるのだ。


そして、さっきの問には多分『そんなこと無いよ! 』と言ってくれるのだろうが到底そんな事は望んで無い……


それより望んでいるものは、平手打ちの件を謝って欲しいのでは無くて……

何を言いたいのかというと、いつもの笑顔で何気無い事でも笑え合える関係に戻りたい


そう願うのは間違っているのか?


間違っている事は、自分で平手打ちの話を止めようと言っているのに、それを話題に持ち出した事だけで良い


そんなこんなで自虐を持ち出してしまったのは良いとして……。

いや駄目だよなと心で否定してから妹の顔を見ると何か言いたそうなので即した


「どうしたの? さっきから黙ってるけど」


これを口から発した後に間違いだと気づく

好きで黙っているんじゃない……言葉が見つからないだけだなと思い付くが、そんな事では決してなかったのだ。


そして、妹も同じ事を考えているのに驚く


「違うよ! 心配を掛け合うのが家族で、兄妹だと思ってるから……だからもうこんな気まずい空気は止めよ? 」


そしてもう一言を恥ずかしがって俯きながら言葉を紡いでいる


「それに叩いちゃったのは私なんだし……私以外に誰が気絶したお兄ちゃんのお世話をするの?」


そう言ってくれただけでも、僕の今の願いは妹によって叶えられることになったのだった……

ここまで読んでくださりありがとうございます!

そしてお疲れ様です


今回は、凪が目覚めた時のお話ですが心で思ってる事をメインに書いていましたが、分かりづらいところなどあれば教えて貰えれば幸いです!


それでは、また次回でお会いしましょう

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