表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/69

それは満面の笑顔にある……

こんばんわ! クロです


今回は、いよいよ妹の苦手な場所に入ります!

そこで描かれる兄と妹の感情とは!

「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


「うお!?」


ほむらが絶叫を上げながら、僕の元へ勢いよく倒れて来たので空かさず支えようとしたのだが、体制が崩れてしまってそのまま一緒に地面へ倒れてしまう……


何故いきなりほむらは悲鳴を上げながら倒れ込んできたのか

そう思い、辺りを見渡してみる……


なるほどな、あのビデオか……

ビデオには、赤黒く文字が書いてあるのだ

〔助けて……助けテェェ〕


確かにこれは苦手な人が見ると絶叫するよなと自分で納得する


そして、ほむらが心配になって見てみると……


「いたた……ん? あ、大丈夫? お兄ちゃん」


大丈夫なんだけど、なんだろう……


この柔らかい感触は……


「大丈夫だよ。それよりそっちは?」


「うん。大丈夫! 平気……」


どうしたのだろうか


多分……


いや、僕は何も見てないし何も聞いてない、ましてや何も触ってない!


そう言い聞かせ、平然を保とうとするのだが


「い、嫌……嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁお兄ちゃんのバカァーー!!」


バチーン!


薄暗い密室の中、凄く爽やかで良い音がする


「痛てぇー!! ごめん……本当にごめんなさい」


誠意を込めながら全力で土下座するのだが、小さな部屋の中で妹に土下座している光景は酷いものであった……


「うぅ〜もう良いよ……でも、私こそごめんなさい……強すぎたよね」


確かに頬がヒリヒリとする……

だが、明らかに自分が悪いので何も言い返せないし、言い返すつもりも無い


「大丈夫だよ、今回は明らかに僕が悪いんだから」


「でも、でも!」


困った事にほむらは、今にも零れそうなぐらい目に雫を貯めている


仕方ない事なんだろうな……


ほむらは凄く苦手なお化け屋敷……いや、僕について来てくれたのだ


だからほむらを安心させてあげたいと思いながら口に出す


「だから大丈夫だよ! ほむらが無事なら僕は安心だし、確かに、触れてしまった事については本当に謝る。だけどね、そんな顔をされてはお兄ちゃんとして悲しいな……だからいつも笑顔でいてくれるほむらが好きだよ!」


だから早くこのお化け屋敷を出よう! と言った後に気付く


ほむらの表情が、林檎の様に赤らめながらも満面の笑みを零した後に恥ずかしくなったのか、顔を俯かせる


「えーと……ほむら? 本当に大丈夫?」


「うん……大丈夫だから! もう平気、早く出口に行こ」


「分かった! 行こう」


何故だろう……


ここは今にも出そうな薄暗いお化け屋敷の筈だよな? なら何故、ほむらが赤みを含めた満面の笑みをした瞬間に、部屋一面が明るくなって良い香りで一杯になるんだろうか


例えるならば、辺り一面に咲く満面の花の中で遊んでいる子供達の無邪気さを表した様な雰囲気が頭に浮かび上がる


そう思いながらも二人は出口に向かって歩き出していて、今にも着きそうな感じがする


「お兄ちゃん〜? どうしたの? もう出口だよ」


「いや何でもない! さぁ出ようか!」


僕達は、光り輝いている外の世界に向かって一歩を踏み出したのだった……

ここまで読んで下さりお疲れ様です!

そして、ありがとうございます!


さて今回の回では、お兄ちゃんが大胆発言をしてしまいましたが当の本人は気付いて居らず、いつも通り妹に接する所には書いていて笑えました!


読者の皆様にも同じに笑えて貰えたら、こちらとしても嬉しいです!


そして、ここあは春休みの宿題が酷い量が出ているんですが、通常通りの日程で書いて行きます!


長くなりましたが、皆様にも楽しんで読んで頂けるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!


それでは、次回の回で会いましょう!



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ